本ページはプロモーションが含まれています

Twitterまとめ 生活の知恵

あさイチで毒親を題材に親子関係を特集していました

あさイチで、毒親を題材に親子関係を特集していました。

10年前に出版され話題となったマンガ、母がしんどいを知っていますか。

主人公の女性が、母親の過干渉に苦しんだ実体験を描いたコミックエッセイです。

娘をコントロールしようとする親から逃れ、自分を取り戻そうとするまでが描かれています。

このマンガをキッカケに、毒親という言葉が知られるようになりました。

その後、著書の田房永子さんは、年老いていく親を放っておいていいのか、罪悪感がうまれたそうです。

あさイチでは、毒親を離れた当事者たちのその後を追いました。

毒親という言葉が広まって10年 新たな展開

10年ほど前、毒親という言葉が登場したことで、親との関係に苦しんだ子どもにとって

「生きづらいのは親のせい」

と思えるようになり、楽になったという声が広がりました。

公認心理師の信田さんによると、親がどんどん年を取り、本人も年を重ねることで状況が変わりつつあるそうです。

関係性としては、母と娘で問題が起きることが多く、父親の育児不在も問題となります。

毒親と離れたわかったこと。

それは、あさイチとしての結論は

「親子ならわかりあえる」

は幻想と言うことです。

漫画家の田房永子さんは、一時親と断裂しました。

しかし、出産したことで、親との関係を問い直すことになったそうです。

毒親から逃れたマンガ家にその後何があった?

マンガ家の田房永子さんは子どもの頃から、母親の過干渉に苦しめられてきました。

成人してからも、彼氏と3人の旅行を計画はされるし、逃げると職場にまで電話をかけてくる始末で、一時は十二指腸潰瘍に悩まされたそうです。

田房さんは、29歳で親と断絶しました。

しかし、安心感と同時に罪悪感が浮上してきたそうです。

親と離れたあとに出産しましたが、それを親に伝えていなかったそうです。

6年ぶりに実家に帰ると、母は勝手に実家に友人を招いていました。

再び断絶しますが、第二子出産のため、条件付きで会うことを提案すると、母も受け入れてくれたそうです。

断絶から10年が経ち、適度な距離感ができているそうです。

自分の精神を守る親との距離の取り方

公認心理師の信田さんによると、家族間では、人格否定の言葉が飛び交いがちなので、

「その行動はやめてほしい」

など具体的に指摘すると、わりあいに家族が保つそうです。

母親と距離をとっていた青木さやか

ゲストの青木さやかさんも、一時母親と距離をとっていましたが、4年前に母親がホスピスに入ることになり、ルールを決めて会うことにしました。

青木さんは、会う前に芝居の稽古をして、努めて明るく接するようにしたそうです。

公認心理師の信田さんは

「地のままだと崩壊する家族はある。言葉は難しい。パフォーマンスでやっていくしかない」

とコメントしました。

青木さんは、行動を変えることで、心も楽になったそうです。

ある母親の後悔

5月下旬、練馬で行われたひきこもり親子クロストーク。

登壇したのは、かつて娘との関係に悩んだ母親でした。

自分の子育てについて

「立派に育てなきゃいけないという思い込みがった」

とコメントしました。

会場には、その娘の姿もありました。

林恭子さんは、母親との関係に悩み、長年引きこもり生活を送ったそうです。

今では、お互い冷静に語れるようになりましたが、かつて2人には壮絶な衝突があったそうです。

母親は当初、子どもを持つことに自信を持てなませんでした。

しかし、恭子さんはかけがえのない存在となりました。

小学1年から音大を目指し、習い事や進学先も母親の意向で決まりました。

恭子さんは、16歳で体調を崩し、学校にいけなくなりました。

高校は中退し、30近くまで引きこもり生活を送ったそうです。

恭子さんは

「原因の一部が母親にあるのでは」

と気づくようになります。

恭子さんは、自分の思いを母に伝えるが

「この人にはわからないんだ」

「自分のことを考えないといけない」

と思うようになり、36歳で家を出たそうです。

離れたことで、母も自身の子育てについて考えるようになったそうです。

恭子さんが家を出て18年、父親が亡くなったことで、恭子さん夫婦は、母に同居を申し入れました。

恭子さんには

「心が支配されることはない」

という自信があったそうです。

2人は、お互いの心を守るルールを作ったそうです。

林さんの親との距離の取り方

公認心理師の信田さんは

「どの親も善意でやっている。毒親という言葉ができ、子どもから言えるようになった。譲らないお母さんの方が多い。林さんのお母様は偉い」

とコメントしました。

距離を取るためには、自分の母親と離れてみて、歴史など母親研究をやると距離が取れることもあるそうです。

視聴者の悩み

視聴者からの悩みを紹介しました。

「幼少期から父親は常に機嫌が悪く、休まることはなかった。いまも昔と変わらない。実の親でも無視していいですか?」

という悩みに、公認心理師の信田さんは

「父親は分かりやすい支配が多い。無視してもいいけど、ただどうして無視するのか、説明したほうがご自分が得すると思う」

と答えましたた。

毒親から逃れたマンガ家が親になって気づいたこと

田房永子さんは、子どもが産まれた時に、母親にならないようにと決意したそうです。

しかし、この世の中には、社会通念や常識などのA面と自分の感情や欲求のB面の2つの面があると気づいたそうです。

田房さんは、不安や緊張で親としての自分のB面が爆発しそうな時に、子どもを支配しがちになると気づいました。

そして母親も、B面に蓋をしていたのではないか?

A面に押しつぶされそうになっていたのでは?

と考えるようになったそうです。

親はどんなときに子どもを支配しようとするのか

公認心理師の信田さんは

「衝突したり叱ってしまってもフォローするのが大事。だから怖がらないで」

とコメントしました。

「小学生をもつ父です。妻が過干渉気味で気になっている。自分はどう折り合えば?」

という質問に、公認心理師の信田さんは

「子どものフォローばかりだと夫婦関係は崩れる。原則は夫婦はいつも仲良し。夫の役割は母親のケア」

と答えました。

「親が年をとり、月イチで実家に行くが、感謝の言葉もない」

「母の介護中。下僕かと思う時がある」

という視聴者のメッセージを紹介しました。

あえて距離を取った親に介護が必要になったとき

50代の女性は、幼い頃から母親の暴言や暴力を受けてきました。

23歳で結婚して家を出て、30年以上親と離れて暮らしてきました。

7年前、母親に認知症の症状が出ました。

介護ができるのは自分だけの状況になってしまいましたが、

「家族である以上、自分が介護すべきか?」

とカウンセラーに相談すると

「介護しないほうがいい」

とアドバイスされたそうです。

悩んだ末、女性は、介護を始めましたが、他人として接することに決めたそうです。

女性も母親自身も、リラックスしている状態なので、昔とは違う関係が得られる気がするそうです。

青木さやかも母親と距離をとっていた

ゲストの青木さやかさんも母と距離をとっていたそうです。

しかし、母がホスピスに入院したことで会うようになったそうです。

毎回行くたびに、手を握るなど、自身にミッションを課したことで、

「この人、私のこと好きなんだ」

と感じるようになり、やってよかったと感じたそうです。

公認心理師の信田さんは

「介護は拒否する理由もあるということを多くの人に知ってほしい」

「介護は母と娘の終幕なので、濃いドラマがおきる可能性はある」

と語りました。

Twitterでのあさイチでの毒親への反応

-Twitterまとめ, 生活の知恵
-, ,

© 2024 アラ還おやじのコーヒータイム!これっていいんじゃない?