日本国内は当然のことですが車は左側通行です。
高速道路もその通りです。
左側が走行車線で右側はあくまで追い越しをするための車線、追い越し車線です。
車のライトや各ランプの点灯は自分の存在を周りに知らせるための大切なメッセージになります。
高速道路を安全に走るためのポイントを抑えて、快適な車中泊の旅を楽しみましょう。
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目次
追い越し車線はあけておくのが鉄則
高速道路を含め、2車線以上の道路は基本的に左側が走行車線で右側は追い越し車線です。
3車線以上ある場合は、一番右側が追い越し車線になります。
左側の車線が空いているのに追い越し車線を走り続けると、それが例え制限速度内であっても、完全な交通違反となり検挙されることがあります。
3車線のときは、ゆっくりのんびりと走りたいのであれば一番左側の車線を走りましょう。
普通に流れにのって走りたいのであれば真ん中の車線を走ります。
一番右側の車線は、あくまで追い越すときだけ、走るようにしましょう。
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車間距離の目安は約2秒
車間距離の目安は約2秒。
いったいどういうことなんでしょうか?
時速100㎞で1秒間に進む距離は約28mです。
車間距離のとり方は、悪天候のときなどを別として、時速100㎞なら100m、時速80㎞なら80mとると安全とされています。
と言っても、あまり車間距離が空きすぎていると間に車が入ってきますから、実際には速度に関係なく2秒くらいの車間距離をとることが良いとされています。
計り方ですが、前の車が目印となる地点を通過してから自分の車が通過するまで「1」「2」と数えて2秒間計るようにします。
また、高速道路上には車間距離が測れる距離表示も途中途中に設置されていますから、それで計るのも良いでしょう。
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追い越しにもコツがある
追い越し方にもコツがあります。
と言っても、そんな難しいことではありません。
前の車を追い越すときは、加速が十分にできるように少し車間距離をあけます。
さらに後ろから車が近づいてきていないかを確認してからウインカーを出して追い越し車線に車線変更します。
後から来る車を確認するときは、距離とその車のスピードもチェックしましょう。
追い越したらすぐに車線を戻すのではなく、追い越した車がルームミラーに見えるくらい離れたのを確認してから車線を左側に戻します。
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ライトの点灯は早めにする
まず、朝方や夕方のうす暗い時間帯やトンネル内は必ずライトを点灯しましょう。
自分が見えるかどうかもそうですが、それよりも周りに自分の存在をアピールすることが事故を未然に防ぐことにつながる大切なポイントです。
トンネルに入るときや出るときのように明るいところから暗いところ、暗いところから明るいところに出入りするとは、一瞬見えにくくなることがあります。
それを防ぐためにも、ライトはトンネル内で点灯するのではなく、入る前に点灯、出る前に消灯するようにしましょう。
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ハザードランプを使いこなす
高速道路での渋滞。
その最後尾になったときは追突事故にあいやすいので気をつけましょう。
前方が渋滞していて速度を落とすとき、そして停止するときはハザードランプを点滅させて後の車に知らせましょう。
ハザードランプは早めに点滅させることが後の車のスピードを落とさせることにつながります。
この行動が、万が一追突されたときのダメージを少なくすることにつながります。
ポイントとして、後ろから車が来ていないときは、最後尾から少し離れて停止することです。
最近のマナー?として、ハザードランプは「ありがとう」や「ごめんなさい」の意思表示として使われることも多いです。
確かにハザードを2~3回点滅させることで相手に気持ちは伝わります。
でも、基本的にハザードは非常停止灯です。
お礼は、手を挙げたり、お辞儀でできれば、それに越したことはありません。
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走行中の横風や突風に注意する
トンネルの出口や橋の上。
急に強い横風が吹くことがありますから気をつけましょう。
高速道路での走行ということは、スピードも出ているわけですから、車が流されたときの恐怖はすごいです。
そんなときに急ブレーキをかけたり、急ハンドルを切るのは絶対にやめましょう。
よほどの突風でもない限り、びっくりした後の対処の際に危険が潜んでいるものです。
強風注意報が出ているときは、横風、突風がきそうな場所に入る前に前もってスピードを落としておきましょう。
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高速道路から下りる
高速道路の出口。
インターチェンジが近づいてくると出口の表示板が出てきます。
出口車線に入ったら、カーブ前にスピードを落としましょう。
もし、万が一出口を通り過ぎてしまいそうになったら、急な減速や車線変更などしないで、次のインターチェンジで下りて戻ってくるようにしましょう。
気をつけないといけないのは、出口は普通左側ですが、首都高速道路などの都市高速道路は、右側に出口があることもあります。
そして、右側からの本線合流もあります。
直前になって慌てないように、しっかりと標識をチェックして予め右側に車線変更しておきましょう。
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