最近、友だち夫婦と会うと決まって話題になるのが「車中泊」なんです。
友だち夫婦が、去年から「車中泊」にハマっているみたいで、しきりに自分たちの体験談を聞かせながら、勧めてきます。
最初は、「車中泊」と聞いて、何となく「ケチっての旅行のどこがおもしろいの?」とか「結局は、キャンプの手抜き版でしょ?」なんて思っていたんですが、友だち夫婦の話を聞いているうちに、私もカミさんも、「おもしろそうだ」と思いはじめ、興味が湧いてきて、今年は、「車中泊」に挑戦してみようということになりました。
いくら暖冬とは言え、今は冬ということもあるので、春になって暖かくなってきてから挑戦してみようとカミさんと話しています。
友だち夫婦は、既に今年に入ってからちょっと遠くの神社に初もうでということで、「車中泊」してきたようですが、寒いのが苦手な私とカミさんは、暖かくなる春からと話しています。
それでも、楽しそうな話を聞いていると、勝手に妄想の世界で「車中泊」しているという始末。
そこで、「車中泊」にもマナーや注意する点はあるはずと色々調べてみたアラ還おやじです。
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車中泊とは?
そもそも車中泊は、あくまで「車内で泊まる」ということ。
以上!
で終わってしまっては、寂しい限りです(笑)
長距離ドライブに出かけたときの手軽な寝泊まり。
それが車中泊です。
自分の車に泊まるわけですから、基本的に宿泊代無料!
もちろん予約も必要無し!
ということです。
と言っても、最低限の注意点やマナーは知っておくべきですよね。
車中泊の定義としては、基本的に仮眠の延長であって、車内で過ごしたり寝るだけ。
車外にテントを張ったり、イスやテーブルなどを出すことは車中泊と言わないそうです。
確かに、広義では車中泊もオートキャンプやパーキングキャンプの一つと言えるけど、あくまで車外での飲食などは伴わないということなんですね。
正直、アラ還おやじのイメージとしては、キャンプ的なイメージでしたので、オッと思いました。
考えてみれば、高速道路のサービスエリアやパーキングエリア、一般道の道の駅の駐車場って、キャンプする場所じゃないですもんね。
それを忘れて、キャンプ場で過ごすような使い方はしてはいけないということです。
当然、キャンプ場などではありませんから、長時間駐車もマナーから外れますから、気をつけましょう。
短期間のドライブ旅行向きなのが車中泊
自由で経済的なドライブ旅行を楽しむのに適しているのが車中泊です。
ても、オートキャンプ場を利用してのオートキャンプみたいに、泊まること自体が目的ではありません。
と言うことは、バーベキューなんかのアウトドアでの食事はダメ。
ホテルや旅館みたいな、ふかふかのベッドや布団もあるわけではありません。
食事は、外で済ませたり、スーパーやコンビニから買ってきた食事で簡単に済ませてしまう形になることが多くなります。
確かに、最近では工夫をして車内でコンロなんかを使って料理をする人も多いようですが、基本は、テイクアウトの弁当などで簡単に済ませるパターンが多いみたいです。
このように、自由で経済的で、少し不便だからこそ楽しいと言えるのが車中泊。
逆に言えば、だからこそ長旅には向かないと言えるのでは?
と言っても、youtubeなんか見てると、車中泊で何連泊もする長旅に挑戦して動画を公開している人もいますよね。
基本、車中泊は、短期間の旅向きということでは?
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車中泊の注意点
一番注意しないといけないのが場所選び。
- 不法性※まずは迷惑をかけないこと
- 安全性
- 利便性
場所を選ぶにあたって、この3つは気をつけないといけません。
特に、不法性と安全性に関しては細心の注意が必要です。
空き地や駐車場ならどこでもOKなわけではありません。
最近では、道の駅であっても車中泊を禁止しているところもあるようです。
まずは、怪しかったら避けるというのが鉄則です。
なかには、暴走族の溜まり場になっているということもあり得ますからね。
仮眠中は、人が多い駐車場であっても注意が必要です。
少なくとも、
- 窓を開けっ放しにしない
- ドアロックはしっかりとする
- 外から見えるところに貴重品を置かない
ということは、気をつけましょう。
車中泊のマナー
当然、車中泊するにあたって、マナーは守らないといけません。
その駐車場によっては、禁止事項を掲げているところもありますから、当然それは守らなきゃだめです。
また、駐車場が混雑している場合は、長時間の駐車は避けましょう。
エンジンのかけっ放しもマナー違反です。
周囲への騒音、環境への悪影響です。
それに、たとえ駐車場が混んで無くても車外にイスやテーブルなどを出さない。
靴や荷物を出しっぱなしにしない。
ゴミをその場に放置しない。
家庭ゴミを、駐車場のゴミ箱に捨てて行かない。
当然、夜に大きな音(大音量の音楽や大きな声で騒ぐなど)を出さない。
こうして、揚げてみれば当然といったようなことばかりです。
が、その当然のことを守れないという人も多いと言う事実があるようです。
車中泊を楽しむために、しっかりとマナーや注意点は守りたいものですね。