チコちゃんに叱られるで解説していたおじいちゃん言葉をまとめてみました。
チコちゃんの質問から、おじいちゃんの「～じゃ」言葉の起源が明らかになりました。
関西弁から江戸言葉への変遷と、意外な「ザーマス」の秘話を探ります。
おじいちゃん言葉「～じゃ」の謎 江戸言葉と関西弁の因縁
チコちゃんが質問しました。
「なんでおじいちゃんは『～じゃ』っていう話し方をするの？」
この興味深い質問の背後には江戸時代の言葉の歴史があります。
実は、「～じゃ」の話し方は江戸時代初期から後期までの言葉の変遷に由来しています。
江戸時代の言葉遺産
江戸時代初期、日本の経済や文化の中心は京都や大阪にあり、多くの上流階級の人々は西から来た人々で構成されていました。
そのため関西弁が広く話され、関西方言が名残として残りました。
しかし、江戸時代後期になると若い町民たちを中心に江戸っ子意識が高まり、江戸言葉にプライドを持ち始めました。
この言葉の変遷は、当時の歌舞伎や小説の作家たちによっても表れ、老人キャラクターに関西弁を使わせる傾向が見られました。
「ザーマス」の起源と意外な拡散
また、もう一つの興味深い言葉、「ザーマス」についても探ってみました。
この言葉は「～でございます」の意味を持つ言葉で、江戸の遊女や芸者たちが使用していました。
その後、東京・山の手地域のお金持ちの婦人たちの言葉として定着しました。
しかし、現代の東京では「ザーマス」言葉を使う人々はほとんど見かけません。
実際、東京の赤坂や白金台での調査でもその言葉を使う人々は見当たりませんでした。
しかし、NHKアーカイブスを調査すると山の手地域を取材した番組で「ザーマス」言葉を使う女性が取材を受けていたことが判明しました。
この言葉の拡散と変遷は予想以上に興味深いものであり、言葉の歴史は我々に多くの驚きと洞察を提供しています。
Twitterでのおじいちゃん言葉への反応
おじいちゃん言葉？
『なのじゃ』？
関西弁なのじゃ？ＮＨＫ
チコちゃんに叱られる私も還暦を超え６４歳
おじいちゃん世代だが。。。そんな関西弁？
兵庫県南部では
聞いたことがないが？明治時代の何処かの方言？ pic.twitter.com/FRXFRzDZfO
— kegasa (@kegasa2007) September 24, 2023
チコちゃんに叱られる！▽おじいちゃん言葉▽目が悪くなる？▽秋の空の謎を観ました
— シカメン (@deermask_htf) September 23, 2023
来週の「チコちゃんに叱られる」は、「おじいちゃんの話し方が「〜じゃ」なのはなぜ？」だそうな。とわ姫様時代からうちの殿は「〜じゃ！」なので、おじいちゃん言葉のイメージが最近消えてたな。
— ebelastin (@ebelastin) September 15, 2023