今日のみみよりくらし解説は、医療費負担引き上げについて知っておきたいポイントでした。
医療費負担引き上げ
あさって、つまり10月から、75歳以上の一部の人の窓口負担が1割から2割に増えます。
目的は、現役世代の負担を抑えるためです。
後期高齢者医療制度は、公費に加えて健康保険組合や国民健康保険からも支援金が出ています。
保険料収入の約4分の1が、後期高齢者医療の支援金にあてられ、2025年には、現役世代からの支援金が、2021年の6.8兆円から8.1兆円まで増えます。
対象となるのは、一定の所得がある人です。
あてはまるのは、全国で約370万人と推計され、75歳以上の約20%になります。
今月中に被保険者証が送られます。
配慮措置は3年間限定
配慮措置として、外来医療の差額を最大で月3000円以内に抑える仕組みも実施されます。
配慮措置の期間は、3年間限定です。
配慮措置の払い戻しには、高額療養費制度の口座を使用しますが、登録を済ませた人は5割~7割ほどです。
ちなみに、高額療養費制度の上限額は変わりません。
還付金詐欺に注意が必要
一方、心配されるのは還付金詐欺で、騙されないためには、口座登録の申請書がすべて郵送される点に注意する必要があります。
Twitterでの医療費負担引き上げへの反応
📰 みみより!くらし解説「なぜいま医療費負担引き上げ?知っておきたいポイント」
📺NHK ⏰[2022年09月29日(木) 14:50~15:00] 10分
後期高齢者の約20%=370万人を対象に、医療費の窓口負担割合が10月から2割に引き上げられる。負担増の背景や知っておくべきポイント、注意点について詳しく解説。
— TVRecorder 地デジ(札幌)/BS/CS(@TVRecorder_)Thu Sep 29 05:35:43 +0000 2022