夏は大量に汗をかくことで大腸の中がカラカラに乾いてしまうことがあるそうです。
これが大腸の砂漠化だそうです。
大腸の砂漠化は、夏の便秘を引き起します。
そんな大腸の砂漠化を防ぐための夏の便秘改善法をゲンキの時間で特集していました。
目次
砂漠化を防夏の便秘改善
年齢を重ねるほど、便秘に悩む人は増えてきます。
腸には身体にある免疫細胞の約7割が集中していて、便秘により腸内環境が悪化すると免疫力の低下につながる恐れもあります。
腸は脳とお互いに影響しあう脳腸相関と言われる関係にあって、認知症患者で慢性的な便秘がある人は、認知機能の低下が2.7倍早くなるとの報告もあります。
頑固な便秘を引き起こす原因
頑固な便秘に悩む3人の方がに集まりました。
この3人は夏場に便秘が酷くなり、食欲不振や吐き気などの症状もあるそうです。
国立消化器・内視鏡クリニックの吉汲先生の協力で便秘の状態をチェックしました。
便通の頻度と便の形をチェック
1週間にどれほど便通があるのかと言う設問に、野口さんは3日に1回出ないと答えましたが、これは重症です。
他の2人も便通と下痢を繰り返す、常に残便感があると言う問題点がありまし。
便の形をチェックしました。
大腸の砂漠化が進むと便に含まれる水分が失われ、硬く出にくい便になります。
大腸に水分が届かない
大腸砂漠化の原因は、大腸に水分が届かないと言うことにあります。
水分は小腸で約90%吸収され、大腸に届くのはわずか10%です。
夏場は汗をかくので、さらに大腸に届く水分量が減ってしまいます。
大腸に水分が届かない原因
成人の場合は、1日に約2.5リットルの水分が必要を言われています。
水などから得られる水分は約1リットル、残りの水分は食事などから得ています。
夏バテで食事量や回数が減ると水分が足りなくなります。
女性2人は朝食抜きの生活習慣がありました。
男性の加藤さんは、飲酒の生活習慣がありました。
アルコールを飲む方は、アルコールの利尿作用により飲んだ以上の水分が失われてしまいます。
アルコールを接種する際は、同じ量の水を飲むようにした方が良いそうです。
夏便通の原因 大腸の動きが鈍る自律神経を乱す日常の落とし穴
夏便通の原因の1つは、大腸の動きが鈍ることにあります。
暑い屋外や冷房が効いた室内を行ったり来たりすると体温調節を行う自律神経が乱れます。
自律神経の乱れで、大腸の蠕動運動が鈍り便秘の原因になります。
自律神経の乱れによる便秘には特徴があって、腸が痙攣してしまい便秘と下痢を繰り返すことがあります。
夏便通の原因 大腸の老化 弛緩性便秘の原因
夏便秘の原因の2つ目として腸の老化があって、弛緩性便秘はお腹の筋力が低下することで大腸の蠕動運動が弱くなり便の進みが悪くなる状態を指し、筋力が落ちた高齢者や腹筋が弱い女性に多く見られる便秘です。
大腸に穴があく憩室症
便秘や下痢を繰り返し腸管の圧力が上がることで障壁の弱い部分が外側に袋状で飛び出してしまう大腸憩室症を起こしてしまう場合があります。
普段は無症状ですが、軽室内が傷つくと大量の出血を起こし、最悪死亡する危険性があります。
ですから、便秘を繰り返す人は注意が必要です。
夏の便秘対策
専門家は、
「腸の老化は一般的に50歳くらいから始まりますが、日々の生活習慣の乱れから早く老化が始まる人もいて、憩室の出血と痔の出血では出血量が異なり、気になる場合は内視鏡検査をするべき」
等と話しました。
大腸を動かす極意 朝1杯の炭酸水
便秘対策として、朝に1杯の炭酸水を飲むことがおススメだそうです。
専門家は、
「朝に胃が空の状態で水分を摂ると大腸が蠕動運動を始め、また炭酸の泡が胃腸の刺激にもなる」
等と話しました。
大腸を動かす極意 発酵性食物繊維を取り入れる
便秘対策の1つとして、発酵性食物繊維を取り入れることも良いそうです。
酵性食物繊維は接種することに寄って腸内で発酵する食物繊維を指し、腸内細菌に分解されて発酵する際に酪酸等の短鎖脂肪酸が生み出され、腸の活動のエネルギーになり蠕動運動を活性化させ悪玉菌の増殖を抑える効果があるそうです。
酵性食物繊維は、主に穀物や根菜類の茶色の食品に含まれていて、わかめやひじきなどの海藻にも含まれています。
大腸を動かす極意 2つの腸活体操
大腸を動かす方法を紹介しました。
お腹ひねり体操
足を肩幅程に開き、体を左右に20回ひねる動きのお腹ひねり体操を食後などに行うよいそうです。
この際に、腕を振り上げるようにすれば衰えた腹筋を刺激し、筋力不足の解消にもつながります。
腸もみ体操
太股の付け根・へその左側・おへその左右に手を当てて上下にさする腸もみ体操も良いそうでする
1箇所あたり1分で合計3分の体操を朝起きた時や夜寝る前等に行うと良いそうです。
朝に牛乳を飲む
専門家は、
「朝に牛乳を飲むのもおススメですが、牛乳でお腹がゆるくなる方はドリンクタイプのヨーグルトを選択しても良い」
等と話しました。
対策をしても良くならない場合は大腸がんの可能性があります。
1週間以上便秘が続く場合や40歳を超えた場合は、内視鏡検査を受けることをおススメします。
大腸の砂漠化を防ぐ夏の便秘改善法のまとめ
たかが便秘と思っていると大変な事態になることもあります。
しっかりとした便秘改善対策をして、大腸の砂漠化を防ぎたいものですね。
Twitterでの大腸の砂漠化を防ぐ夏の便秘改善法への反応
出た、大腸憩室症、腹筋10回出来ない人腹筋ヨワシかも。大腸の砂漠化。
大腸動かす極意
①朝一杯の炭酸水を飲む
②発酵性食物繊維(穀物、根菜、茶色系)を摂取
豆腐とひじきの和物など
③腸活体操(お腹ひねり体操、腸もみ体操)#ゲンキの時間 #夏の便秘— 🛫wikiwiki🛬 (@Travelitwell) August 19, 2023
朝食抜きとアルコールが大腸砂漠化の原因か #ゲンキの時間
— サカイさん(29) (@sakaibot1008) August 19, 2023
録画していた #ゲンキの時間 #世界一受けたい授業
両方とも初めて聞く #大腸の砂漠化 というワードがw
しかし夏場の水分補給は「大腸まで届けて便秘予防」
考えたコトなかった。— とし・しゅん (@migi0hidari2) August 20, 2023
腸もみと食後のひねりね。#ゲンキの時間
— 黒猫の美容@脚痩せ難民 (@2z6eiLW4foZRCIc) August 19, 2023
ゲンキの時間でちょうど(!?)便秘特集やってたからよかった 今後はおなかさすっていこうと思います(?)
— 花星(かぼし)みひる🌸👀 (@kabomihimihi) August 19, 2023