昨日のゲンキの時間で特集した心臓血管病をまとめてみました。
心臓血管病は日本人の死因2位の心疾患です。
心疾患は全部で150種類以上と言われ、年間の死者数は3万人以上にのぼります。
中でも恐ろしいのが心臓血管病です。
井上医師によると、心臓血管病は自覚がないまま発症し、突然死するケースもあるそうです。
ゲンキの時間では、経験者が語る心臓血管病の恐怖や、再発予防のカギを紹介しました。
目次
正しい知識で突然死を防げ!経験者に学ぶ心臓血管病
石丸さんは、
「突然死って怖いですよね」
松本さんは、
「親友の松村くんが東京マラソンで心肺停止になった事があった」
などとコメントしました。
那須赤十字病院の井上医師によると心臓が1日に送る血液の量は8000リットルだそうです。
2つの心臓血管病を経験者の体験から紐解きました。
心臓に血液を運ぶ血管の病気 突然死につながる心筋梗塞
1つ目の心臓血管病は年間で3万人以上の死者が出ていて、発症すると高確率で死に至る心筋梗塞です。
深澤さんは今年4月に心筋梗塞を発症しました。
両胸を板で押さえつけられているような痛みだったそうです。
那須赤十字病院の景山医師が心筋梗塞について解説しました。
心筋梗塞
心臓は周囲に3本の冠動脈があり、酸素や栄養を受け取る事ができていますが、冠動脈が詰まり血液が流れなくなると酸素不足に陥り心筋が壊死し心筋梗塞に繋がります。
心筋梗塞の原因
原因は動脈硬化で、高血圧などが原因で血管内にニキビのような塊ができている状態です。
この塊が血流の圧で破裂すると血管が詰まります。
深澤さんは、高血圧で喫煙などもしていました。
心筋梗塞は自覚症状がなく、突然死する可能性が最も高い病気です。
心臓と全身を結ぶ血管の病気 突然死につながる大動脈解離
続いては矢川さんの体験談です。
一昨年12月、腰を鉄パイプで殴られたような痛みが突然発生しました。
大量の脂汗をかくような異常な状態だったたため119番しました。
病院で告げられたのは大動脈解離でした。
大動脈解離について解説しました。
大動脈解離
大動脈とは心臓から全身に血液を送り出す身体で最も太い血管で、内膜・中膜・外膜と言う3つの層から形成されています。
大動脈解離は内膜が裂けてしまい、中膜に血液が流れ込む状態のことです。
矢川さんの場合は腰の辺りまで裂けていたため、腰の激痛に繋がりました。
矢川さんは発症後すぐに治療したため大事には至りませんでした。
最も恐ろしいのは中膜が血が溜まった事による外膜の破裂で、こうなると突然死の可能性が高まります。
大動脈解離の原因
大動脈解離の原因は高血圧です。
血圧は高いほど圧力が強くなり、血管にかかる負担が増加するため、耐えられなくなった内幕が裂ける事で発症します。
大事なのは食生活で、矢川さんは退院後に食生活を改善することで血圧も正常値まで改善しました。
突然死につながる心臓血管病 発症しないためにできる事
心臓血管病について井上医師が解説しました。
心筋梗塞と大動脈解離はどちらも動脈硬化が原因で、動脈硬化は高血圧などが原因で発症しやすくなります。
血圧は毎日朝食前と就寝前の安定した状態で計る他、糖尿病の予防としてコレステロール値を把握する事も大事だそうです。
大動脈解離については、乖離が各臓器へ行く細い血管に及ぶと脳梗塞などの臓器障害が起こります。
最も怖い合併症が心タンポナーデで、乖離が心臓に至る事で血液が流れ込み心臓が圧迫される病気です。
大動脈解離による突然死の90%近くが心タンポナーデによるものです。
また、再発しやすいのも特徴の一つで、初発率に比べ5倍以上です。
再発予防に繋がる治療の一つが心臓リハビリテーションと呼ばれるものです。
患者が実践する再発予防法心臓リハビリテーション
再発率が高い心臓血管病の再発予防に繋がる心臓リハビリテーションに励んでいるのが、今年4月に心筋梗塞を発症した深澤さんです。
心臓リハビリテーションと誰でも出来る再発予防作を紹介しました。
心臓リハビリテーションのカギ 誰でも簡単!筋力トレーニング
今年4月に心筋梗塞を発症し心臓リハビリテーションに励む深澤さんです。
カギとなるのが筋力トレーニングです。
筋肉は心臓へ血液を戻す補助ポンプの役割を持っているため、心臓が身体の先から血液を吸い上げる機能を手助けし、心臓の負担が減るそうです。
心臓病を発症し大きな治療を受けるとしばらくの間寝たきりになるため、筋肉量が低下しポンプ機能が弱くなります。
中でも重要なのがふくらはぎの筋肉で、心臓に血液を戻していく作用があります。
井上医師によると心臓リハビリテーションは患者一人一人の心臓にあった運動が必要で、高血圧などの管理は厳格に行い、コレステロール低下薬のスタチン系の薬も飲むそうです。
心臓リハビリテーションのカギ 徹底管理された食事制限
心臓リハビリテーションは食事も大切で、高血圧患者用のメニューは薄い味付けのものでした。
心臓の負担を減らす食事療法
心臓の負担を減らす食事療法で、井上医師がオススメする栄養素はEPAでした。
魚などによく含まれ、高血圧などの生活習慣病の改善に役立つと言われています。
熱に弱いため刺身で食べるのがおススメです。
また、気軽に何でも相談できるかかりつけ医を持つことを推奨しました。
Twitterでのゲンキの時間で特集した心臓血管病への反応
5/21ゲンキの時間突然死につながる大動脈解離TVで又タバコのせいだと言っているが煙草と同じかそれ以上の原因は酒類の方が多いのになぜ煙草だけ悪者なのかそもそも酒類の方が色々と弊害が有るにも関わらず病気事故火災DV全てが酒類が原因である!なぜ酒類にも税金掛けないのか解らん!!
— 千也(@lukJSlYW5J3I0hp)Sat May 20 22:22:39 +0000 2023
今「ゲンキの時間」で心筋梗塞の事を取り上げています。
私も経験しました。
みなさん観て下さい。
#ゲンキの時間
— taka2マイルドエロ男爵(@xs650sp)Sat May 20 22:07:17 +0000 2023
これからの時間はゲンキの時間
心臓血管病学びます!
#ゲンキの時間
#TBS
— BRIANMARINOS(@BRIANMARINOS)Sat May 20 22:04:02 +0000 2023
今日のゲンキの時間、心臓血管病…🥺
— まァ(@knt11020505)Sat May 20 22:02:48 +0000 2023