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クローズアップ現代でやってた収入アップのためのリスキリングをまとめてみた

クローズアップ現代でやってた収入アップのためのリスキリング。

いつ学びますか?

職場で浸透していますか?

話題のリスキリングによって、新たにデジタル分野で働き始める人が増えています。

個人の収入アップだけでなく企業の業績向上、国の経済成長にもつながると期待されています。

リスキリングで収入増加する転身劇の舞台裏

リスキリングとは、デジタル人材を増やしたいと言う企業や行政が、働く人に必要となるスキルを習得させることです。

企業が行う場合は業務として行います。

ITエンジニアの柏倉さんは、10年前に税理士法人に入社し、RPAを使いこなすスキルを身につけました。

RPAとは、入力作業を自動化するデジタル技術です。

RPAはコンピューターが自動でログインさせ、お知らせを確認、文書を開き指定の場所に保存します。

この会社が柏倉さんのリスキリングを始めたのは4年前です。

会社はリスキリングのために、時間と実践の場を用意しました。

1カ月目はeラーニングや研修など1日約5時間、2カ月目はプログラミングの実践など1日約3時間でした。

会社は、RPAを使えるために始めたのがリスキリングでした。

事務作業の自動化が進むと会社全体で年間300日分の単純作業が削減され、経常利益は3割以上アップしました。

柏倉さんは、リスキリングセミナーの講師も務めています。

柏倉さんは入社した当初は派遣社員でしたが、正社員となった今の年収は1.7倍になりました。

企業へのアンケートによると、リスキリングに取り組むことが報酬に反映されると答えた割合は31.3%でした。

リスキリングが後押しするデジタル産業への転職

沖縄県糸満市に住む城間ちあきさんは、2人の息子を育てるシングルマザーです。

子育てをしながら洋菓子店で働いていましたが、過労で退職しました。

その後はアルバイトで生計を立ててきました。

そんな城間さんが参加したのが、糸満市が主催する女性向けのリスキリング講座でした。

城間さんはITスキル、ビジネスマナー、金融教育などを学びました。

これまでほとんどパソコンにも触れたことがありませんでしたが、経営システムのデータを管理するスキルを取得し、システムエンジニアに転身しました。

仕事を請け負っているのは、東京の大手コンサルティング会社です。

城間さんは、作業効率化の提案も積極的に行っています。

糸満市のプロジェクトは、就労支援も行うことで成長が期待される産業への労働移動を促しています。

城間さんの収入は時給に換算すると、洋菓子店勤務時の1000円から2000円に上がりました。

子育て中のひとり親世帯の困窮率は63.3%です。

糸満市は、女性デジタル教育就労支援事業として995万円の予算を組んでいます。

働く人のリスキリング なぜ必要なのか?そしてどう進めるのか?

機密金属加工会社を経営している諏訪貴子さんから話しを聞きました。

企業は雇用を守るために収益を上げなければならないので、生産性向上のためにもリスキリングは必要不可欠です。

リスキリングをしたとき従業員は、反発しました。

どういう効果があるのかを示して、提案を受け入れながら、みんなでリスキリングをしていくようにしたそうです。

世界のリスキリング 日本の現状は?

世界のリスキリングを紹介しました。

ドイツは、2030年までにリスキリングで200万人を成長産業へ労働移動させるとしています。

53歳の元警備員は、工業用ロボットのオペレーターを目指してリスキリング中です。

シンガポールでは、希望すれば国民全員にリスキリング費用を支給します。

オーストラリアのキャンペラ市では、EV分野に特化したリスキリングを行っています。

イギリスでは、脱炭素化に向けたグリーン・リスキリングで2030年までに170万人分の仕事を創出します。

このような事例があります。

日本の企業の人材投資は、他国とくらべてかなり低い水準です。

進まないリスキリング 中小企業が課題に直面

石川県加賀市でリスキリングに取り組んでいるのはプラスチック製造会社です。

4年前に受注拡大を目指しロボットを導入し、従業員にプログラミングスキルを求めました。

ところが、今課題に直面しています。

リスキリング中の湯川真祐美さんは事務職でしたが、生産現場の力になりたいと名乗りを上げました。

手元の端末にプログラムを入力していきます。

湯川さんにとってプログラミング言語を瞬時に理解するのは難しいそうです。

企業がリスキリングを進めていく上で一番の課題は時間の確保です。

従業員に高いスキルを取得させるには、十分な時間が必要です。

人手不足の中、さまざまな業務をしている湯川さんは、腰を据えてリスキリングに取り組むことができていません。

こうした課題を受けて、加賀市は企業のリスキリングを支援していくと宣言し、デジタル人材の育成を最重要課題に掲げています。

市の担当者が湯川さんの元にやってきて、ヒアリングをしました。

限られた時間と人員の中でリスキリングに取り組む中小企業、行政の支援のあり方をめぐる議論は始まったばかりです。

諏訪貴子さんは、

「中小企業だと課題が見えないことが課題。まずは業務の棚卸しをして、どこに無駄があるのか、何ができるのかを把握することが必要だ」

と話します。

外部からよりも社内でのリスキリングの方が土台もわかっているので、水平展開することもできるそうです。

国は5年間で1兆円を人への投資に充てて、デジタル分野での新たなスキル獲得、円滑な労働移動などによる構造的な賃上げの実現をめざすとしています。

諏訪貴子さんは、

「リスキリングを進めていくことで重要なのは社員のモチベーションを上げていくことだ」

と話しました。

収入アップだけじゃない 働く人の幸せのために

沖縄県糸満市でリスキリングに取り組んだ城間さんは、シングルマザーとしての暮らしに変化が出ました。

これまでは子供たちとゆっくり過ごす時間はありませんでした。

今は毎晩一緒だそうです。

城間さんは、

「これからもリスキリングを続けていきたい」

と話しました。

Twitterでのクローズアップ現代でやってたリスキリングへの反応

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