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クローズアップ現代に滅多にテレビの取材を受けない作家の沢木耕太郎が出てた

昨日のクローズアップ現代に、滅多にテレビの取材を受けないと言う作家の沢木耕太郎さんが出ていました。

作家の沢木耕太郎は自由を広げて生きる

滅多にテレビの取材を受けないと言う作家の沢木耕太郎さんは、この冬出した本の主人公の西川一三について語りました。

デビューから52年、沢木耕太郎さんはこれまでノンフィクションを通じ、人物の内面に鋭く迫ってきました。

様々な人間の生き様を見つめてきた沢木耕太郎さんが、

「最後のノンフィクションでいい」

と語ったのが最新作、天路の旅人でした。

天路の旅人

第二次世界大戦当時、中国内蒙古で西川一三はスパイになることを決意しました。

敗戦を迎え国家の後ろ盾を失っても帰国せず8年に渡って旅を続けました。

天路の旅人 [ 沢木 耕太郎 ]

沢木耕太郎

沢木耕太郎さんは大学卒業後、将来が約束された大手企業を1日で辞め、ルポライターとしての道を歩み始めました。

26歳の時には、ユーラシア大陸を横断する旅に出ました。

1年あまりに及んだ旅の記録が、代表作の深夜特急です。

沢木耕太郎さんの自由を追い求める姿は、今を生きる多くの人に影響を及ぼしています。

沢木耕太郎さんは、

「制約されない生き方」

などと話しました。

「自由を広げることはやってもいい」

と言います。

西川一三

沢木耕太郎さんが、

「境地」

と言う西川一三の生き方。

壮絶な旅を終え33歳で日本に戻り、化粧品店の店主として生きました。

元日以外の364日働き、夜は馴染みの店で日本酒を2合飲んで帰宅しました。

沢木耕太郎さんの父は溶接工として働き、金や権力に一切興味を示さず同じ毎日を繰り返しました。

淡々とした日々の中にも満たされていた父と西川一三の佇まいは、沢木耕太郎さんが、

「理想形だ」

と語る人としてのあり方だそうです。

Twitterでのクローズアップ現代で特集した作家の沢木耕太郎への反応

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