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昨日のクローズアップ現代は急増する盗撮を特集してた

昨日のクローズアップ現代は、急増する盗撮を特集していました。

盗撮の検挙数は、昨年5019件と過去最多となり、盗撮映像がネット上で拡散しています。

日常的に映像に触れて心理的なハードルが下がり、盗撮に及んだ高校生もいれば、日常が奪われた被害者もいます。

暮らしに潜む危険と対策を解説していました。

学校やスーパー銭湯まで日常に潜む盗撮

平松直哉さんは探偵業の傍ら、盗撮被害者の支援に取り組んでいて、高校の女子生徒が同じ女子を盗撮したり、様々な年齢層が利用する公衆浴場の盗撮映像がネット上にあふれていると紹介しました。

映像から入浴施設を特定し、施設に伝えているがほとんど対応されないそうです。

平松さんは

「客足が落ちるので施設側が公表することはなく、結局はネットに流され放題」

などと話しました。

奪われる安全な日常 盗撮被害者の苦しみ

盗撮が行われ、検挙された場所として最多だったのが公衆浴場やトイレなど、

「衣服をつけない場所」

でした。

24歳のあずきさんは、4年前、大学のトイレで盗撮被害に遭い、扉の隙間からスマホが向けられていることに気づいたそうです。

加害者は同じ大学の男子学生でした。

大学側に被害状況を訴えたところ、

「警察を呼ぶって言うのはよっぽどのかぎりにおいてじゃないと」

と言われたそうです。

あずきさんは警察に通報し、男子学生は罰金刑となり停学処分を受けました。

その後、適応障害と診断され、今も薬を服用していのます。

様々な盗撮被害

20代の拓也さんは、小学生時代にトイレで男に性器を撮影されたそうです。

誰にも打ち明けることができませんでした。

また、24歳の菜摘さんは高校時代に盗撮された写真がネットに流出していることを2年前に知らされました。

状況からして同級生が撮影したものとされ、写真には卑わいな文章も併記されていました。

菜摘さんは、画像の女性が生きている人間ではなく、コンテンツとしてしか思われていないと感じるそうです。

盗撮軽視の実態

盗撮の加害者に調査を行ったところ、最も多かった動機は

「盗撮軽視、興味本位」

でした。

今回、しでかした愚挙への後悔から17歳の高校生が取材に応じ、

「盗撮写真やアダルトサイトを閲覧するうちに盗撮行為に興味が芽生え、ストレスを抱えていたある日、女子トイレに侵入して撮影に及んだ。気づいた女性に通報され、警察から指導を受けた。被害者が苦しんでいることを聞き、愚かな行動だった」

と気づいたそうです。

性犯罪加害者の治療や研究にあたってきた斉藤章佳さんらによると、盗撮の開始年齢は10代・20代が7割を占めるそうです。

同意なき撮影という暴力性などは教わらないと子どもたちは分からないそうです。

加害者の盗撮頻度は、平均して週2、3回、受診に繋がるまで平均7.2年にのぼるそうです。

日常に潜む盗撮対策

盗撮が起きやすい場所と対策を紹介しました。

公衆浴場では置きっぱなしのお風呂セット、不自然な人に注意すべきだそうです。

法制度では、盗撮を取り締まる法律がなく、自治体が定める迷惑防止条例が施行されます。

また、罰則が軽く、罰金10~20万円程度です。

さらにネット上の映像は取り締まりが困難だそうです。

移動中の盗撮 取締りの壁

客室乗務員などでつくる組合が行った調査で、

「機内で盗撮、無断撮影された経験がある」

「断定できないがあると思う」

が6割にのぼりました。

2012年、客室乗務員を盗撮したとして乗客の男性が逮捕されましたが、起訴されませんでした。

盗撮した場所が特定できず、どの都道府県の条例が適用できるか分からなかったためで、この問題は客室乗務員に限らず、乗客にも関わると組合は訴えています。

急増する盗撮への対策となる新たな法律の議論

全国一律で盗撮を取り締まろうという議論が法務省で進み、試案が示されました。

そのなかで、撮影行為を罰する

「撮影罪」

盗撮映像などをネット上に流すことを罰する

「影像送信罪」

があります。

上谷さくら弁護士は

「条例と比べて格段に罰則が重い」

などと話しつつ、アスリートの盗撮は対象外となる可能性があるそうです。

警視庁は盗撮被害に遭ったり、目撃したらすぐに110番通報を呼びかけていて、被害者がいなくても目撃者の証言で捜査はできるそうです。

上谷弁護士は、

「盗撮行為は処罰される重大犯罪だと小学校から教えること、親御さんもスマホを渡す際に伝えるべき」

と提言しました。

Twitterでのクローズアップ現代で特集した急増する盗撮への反応

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