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昨日のクローズアップ現代は中国料理を通して日中関係を特集

昨日のクローズアップ現代は、中国料理を通して日中関係に迫っていました。

今、本場の中国料理、ガチ中華が急増しているそうです。

本場の中国料理ガチ中華が日本で急増の裏に何がある?

ガチ中華が急拡大したワケに迫りました。

熊猫火鍋の店舗では、ユーザー数3億人の中国版インスタグラムを見た日本に住む中国の若者が店の常連になっていました。

日本に住む中国人は、この20年で20倍近くに増加し70万人を突破しました。

留学生も着実に増えています。

経済成長が続く中国からなぜ日本に来るかと言うと、彼らは日本企業の雇用制度や働き方に魅力を感じているのだそうでい。

中国人から見た日本の魅力

中国社会を長年取材し、若者のトレンドにも詳しいジャーナリストの高口さんによると、中国人から見た日本の魅力は

  • コスパの良さ
  • ビザがとりやすい
  • 文化的に近い
  • 安心できる社会

の4つが挙げられるそうです。

中国での学歴評価

中国では、学歴で言うと、20年前は4大卒がスーパーエリートでしたが、今では、修士・博士でも足りずアメリカのトップ校に行かなければ自慢できる学歴ではないほどに競争が激化しているそうです。

日本に魅かれた理由はゼロコロナ政策

今年6月に来日した中国人留学生は、留学する前は上海の行政機関に勤める準公務員でした。

来日した理由は、中国のゼロコロナ政策の下での経験があるそうです。

上海に妻と子どもを残して来日したそうです。

できるだけ早く日本で就職し、家族を呼び寄せて定住したいと考えているそうです。

技術・人文知識・国際業務の在留資格を持つ中国人が増加

日本国内で、中国人でITエンジニア、コンサルタント、通訳などの仕事に就く人の数は年々増加していて、ここ10年で

「技術・人文知識・国際業務」

の在留資格を持つ人が、5.4万人から8.3万人まで増えているそうです。

中国人材が日本で活躍の影響で相乗効果で業績アップ

静岡にある鉄道会社は、親子連れに人気の観光列車で利益を上げています。

しかし、インバウンド需要を取り込めずに悩んでいました。

そこで、去年初めてグループ会社に中国人材を採用したそうです。

中国版インスタグラムに、鉄道会社の公式アカウントを開設し、毎週のように動画をアップしているそうです。

先月、観光列車内には中国人留学生の姿がありました。

レッドの投稿を見て興味を持ったそうです。

日本で人手不足が深刻化しているIT業界でも、中国人の力を生かして業績を伸ばしている企業があるそうです。

国交正常化から50年過ぎた新時代の日中関係

日中関係の今後について高口さんは

「昔の中国人は日本に行きたいではなく先進国に行きたいと思ってやって来ていた。今の中国人は日本のカルチャーや文化を理解した上であえて日本にという感覚でやって来ている。それは一緒に働いていく・勉強していくというときにポジティブな要素になる」

などと話しました。

Twitterでのクローズアップ現代で特集した日中関係への反応

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