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Twitterまとめ 生活の知恵

クローズアップ現代で事件の犯罪被害者を特集してた

昨日のクローズアップ現代で、事件の犯罪被害者を特集していました。

去年12月に起きた大阪の心療内科クリニック放火殺人事件。

その事件で夫を亡くした女性が取材に応じて、ある苦しみを吐露しました。

様々な事件の被害者、遺族のその後を取材していました。

事件のその後に何が 犯罪被害者の現実

森田悦雄さんは7年前、当時11歳だった次男と死別しました。

近所に住む男から胸や頭などを刺され、駆けつけた時には意識はありませんでした。

森田さんは刑事裁判に合わせて加害者に損害賠償を申し立て、裁判所は約4000万円の賠償を命じましたが、加害者は拒絶しました。

森田さんは民事裁判でも訴え、損害賠償の支払い命令を勝ち取りましたが、1円も支払われていません。

一方、森田さんは裁判費用の返済を続けています。

日本弁護士連合会の調査では、殺人事件の被害者側が受け取った賠償金は、裁判で認められた額のうち13.3%にとどまるそうです。

犯罪被害者への国の経済的支援はありますが、必ずしも救済に繋がっていません。

国は給付金を見舞金的なものと位置づけ、賠償責任は加害者が負うものとしています。

ただ、裁判などで損害賠償が認められても、支払われる金額の割合は、強盗殺人で1.2%、殺人で13.3%と低いのが現状です。

海外に目を向けると、ノルウェー、スウェーデンの場合、加害者が損害賠償を支払わないと、国が損害賠償を立て替えたり、加害者から回収も行います。

ドイツでは被害者へ治療費、住宅改築費を負担します。

相次ぐ事件や犯罪 被害者を守る制度

齋藤実さんは、

「犯罪被害者を救済する条例は自治体によってあったり、なかったりする。この格差を無くすことが大事」

と話します。

岡村勲弁護士は、

「事件の遺族は被害者救済のために活動していて、齋藤さんは平穏な生活を守るためにセーフティーネットをつくって支援体制を整えるべき」

と提言しました。

大雪な人を思い浮かべて 犯罪被害者たちの思い

寺輪悟さんは、

「犯罪被害者支援のあり方が県によって格差があっては駄目ではないか」

と訴え続けます。

岡村弁護士は妻の眠る高知を訪れ、墓前を前に、

「犯罪被害者がこれ以上苦しまない制度をつくる」

と改めて誓いました。

Twitterでのクローズアップ現代で特集した事件の犯罪被害者への反応

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