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昨日のクローズアップ現代で特集したトラック運転手の過労死

昨日のクローズアップ現代で、送料無料の陰で起きているトラック運転手の過労死を特集していました。

送料無料の陰でトラック運転手は悲鳴をあげている

長距離トラック運転手の男性が荷積みを行っています。

契約にはない作業です。

仕事をもらうために無償で行っています。

運行記録が、労働時間の基準を守れない時は、途中で記録を切るよう会社に指示されています。

トラック業界で、昨年度に脳・心臓疾患で労災認定されたのは56件で、うちドライバー5は3件です。

過労死認定も26人にのぼります。

政府が1990年に行った規制緩和によって、運送会社が1.5倍に急増しました。

そのため、荷物を奪い合うと言う構図が生まれ

「過剰なサービス」

「安い運賃」

で差別化せざるを得なくなりました。

過労死ライン超えで妥結した経営者と労働者の主張

経営者側は

「労働時間を減らしすぎれば荷主の発注を全てこなすことができない」

と主張します。

また、

「労働時間が減ることで収入などの待遇に悪い影響が出ることを恐れている」

と主張します。

過労死ライン超えで妥結したのは物流を止めないため

厚生労働省の見解は

「守れない基準では改革が進まない」

「運用後3年をめどに見直しに向け検討予定」

などとなっています。

また、残業代が減ると給料はさらに減り、人手不足が加速すると言う見解を示しています。

運送会社の改善策

熊本県益城町の運送会社では、以前は半数近くのドライバーが過労死ラインを超えていました。

しかし、今では2人にまで減りました。

荷積みは、新たに集荷を専門に行うドライバーを雇い分業することにしたそうです。

残業は、1人1ヵ月あたり18時間削減することができましたが、人件費は年間5000万円増えました。

商品価格への転嫁も簡単ではないと言います。

送料無料はもう限界にきている 新たな試み始める

パレットを導入することで荷積みなどの作業をフォークリフトで行って、ドライバーの労働時間を減らせると言います。

共同配送により、輸送の無駄を省いて効率化を図るという取り組みを紹介しました。

送料に対する考え方が変わらなければ日本に未来はありません。

Twitterでのクローズアップ現代で特集したトラック運転手の過労死への反応

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