今日のゲンキの時間は、しこりを特集していました。
目次
身体にできるシコリの正体
湘南鎌倉総合病院の宇井医師が作った、危険なシコリがわかる人体MAPを紹介しました。
顔にできるシコリ
顔にできるシコリは、脂肪腫の可能性があります。
脂肪腫
脂肪腫とは、軟部組織に発生する脂肪細胞による良性腫瘍です。
皮下組織に発生する浅在性脂肪腫と、筋肉のような深い場所に発生する深在性脂肪腫とに大きく分けられます。
脂肪肉腫とは、違います。
扁桃腺にできるシコリ
扁桃腺にできるシコリは、悪性リンパ腫の可能性があります。
悪性リンパ腫となった男性にインタビューしていました。
悪性リンパ腫
悪性リンパ腫とは、血液のがんで、リンパ系組織から発生する悪性腫瘍です。
あごにできるシコリ
あごにできるシコリは、粉瘤の可能性があります。
粉瘤
粉瘤とは、本来ならば新陳代謝によって表皮から剥がれ落ちる垢などの老廃物が、皮膚内部や皮下に溜まることによってできる良性の嚢胞性病変の総称です。
喉にできるシコリ
喉にできるシコリは、甲状腺がんの可能性があります。
甲状腺がんは、シコリ以外の自覚症状がありません。
甲状腺がん
甲状腺がんとは、甲状腺の組織から発生するがんです。
胸にできるシコリ
胸にできるシコリは、乳がんの可能性があります。
乳がんは、男性もなる可能性があります。
乳がん
乳がんとは、乳房組織に発生したがんのことです。
発症者の大半は女性ですが、ごく稀に男性にも発症します。
40歳代後半から60歳代後半に多いがんです。
腹部にできるシコリ
腹部にできるシコリは、腹部大動脈瘤の可能性があります。
腹部大動脈瘤
腹部大動脈瘤とは、大動脈の血管が拡張ないし血管壁が解離する病気です。
ふくらはぎにできるシコリ
ふくらはぎにできるシコリは、肉腫の可能性があります。
肉腫となった男性は、ふくらはぎを切除する手術を受けました。
肉腫
肉腫とは、骨、筋肉、血管など外界と接していない体内の間質細胞に由来する悪性腫瘍です。
危険なシコリの見分け方
宇井医師が、危険なシコリの見分け方について解説しました。
菊池病になると、首に複数のシコリができます。
菊池病
菊池病は、組織球性壊死性リンパ節炎と呼ばれる、リンパ節の腫脹・疼痛を伴う良性疾患です。
亜急性壊死性リンパ節炎とも呼ばれます。
菊池病と言う呼び名は、報告者の菊池昌弘に因んだ呼び名です。
菊池病の原因
菊池病の原因は不明です。
菊池病の症状
菊池病は、扁桃腫大を伴う風邪症候群の様な症状で始まり、
- 38℃程度の発熱
- 自発痛または圧痛を伴うリンパ節腫脹
- 白血球数減少
が主要な徴候です。
リンパ節腫脹は後頸部に多いのですが、まれに腹腔内などの部位もみられます。
倦怠感、関節痛、皮疹などが表れます。
菊池病の治療
菊池病は、重症の場合ステロイド剤を投与します。
菊池病は、自然治癒する疾患ですが、場合によっては治癒までに数ヶ月かかることもあのます。
根本的な治療法は乏しく、基本的に対症療法しかありません。
症状が重い場合は、副腎皮質ステロイドが有効です。
Twitterでのゲンキの時間で特集したしこりへの反応
これからの時間は
ゲンキの時間!
しこりを勉強しましょう(^o^)v
#ゲンキの時間
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— BRIANMARINOS(@BRIANMARINOS)Sat Nov 05 22:01:03 +0000 2022