グランドプリンセス号は、バミューダ船籍の豪華クルーズ船。
豪華客船、豪華クルーズ船での新型コロナウイルス感染騒動が今度は、バミューダ船籍の豪華クルーズ船グランドプリンセス号で起こったようですね。
既に、船内で一人が新型コロナウイルス感染で亡くなったとの情報もあります。
アメリカに入港予定だったグランドプリンセス号に対して、アメリカ疾病管理予防センターは、上陸禁止にしたとのことです。
やり方としては、あれだけ非難を浴びた日本政府がダイヤモンドプリンセス号に行ったことと同じ対応をとったということです。
どうなんでしょうね?
ダイヤモンドプリンセス号の騒動のときは、アメリカのマスコミは、あれだけ「最悪の処置だ!」と日本を非難していたのに、結局は、いざとなるとアメリカも同じことしかできないというのが実際なんでしょうが。
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目次
グランドプリンセス号ってどこの船?そしてスペックは?
グランドプリンセス号は、バミューダ船籍の豪華クルーズ船です。
皆さん、記憶に新しいと思いますが、先日、たくさんの新型コロナウイルス感染者が発生したクルーズ船、ダイヤモンド・プリンセス号も運航しているカーニバル・コーポレーション傘下のクルーズ船運航会社プリンセス・クルーズの所有するクルーズ船です。
乗客定員は2606人で、乗組員数は1150人。
全長が290mで、全幅が36m。
総トン数は107517トン。
巡航速度は24ノットということですから、㎞で換算すると44km/hということです。
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グランドプリンセス号を運行する会社は?
グランドプリンセス号を運行する会社は、先ほども言ったように、たくさんの新型コロナウイルス感染者が発生し、神奈川県横浜に留め置かれたクルーズ船、ダイヤモンド・プリンセス号も運航しているカーニバル・コーポレーション傘下のクルーズ船運航会社プリンセス・クルーズです。
グランドプリンセス号の航路は?
グランドプリンセス号の今回の航路は、サンフランシスコ→メキシコ→サンフランシスコで、2月21日に帰港というルートだったそうです。
21日の帰港後には、すぐにサンフランシスコを出港→ハワイ→メキシコ→サンフランシスコを15泊でクルーズの予定だったそうです。
既に、ハワイでは、2月26日にカウアイ島、27日にオアフ島、28日にマウイ島、29日にヒロに寄港をして、3月5日までにサンフランシスコへ戻る予定でした。
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グランドプリンセス号のサービスは?
各部屋には、アメニティーが揃っています。
シャンプー、コンディショナー、ボディーローション、石鹸、ドライヤー、冷蔵庫、金庫、TV、電話が備え付けられている豪華客室です。
24時間無料のルームサービスも利用できます。
船内で使える通貨は、USドルだけなんですが、オーストラリア配船の場合はオーストラリアドルも使えます。
その他の施設として船内には、メインダイニング、カジノ、バー、プール、ウエディングチャペル、スカイデッキ、スカイウェイなどが設置されています。
まさに、豪華クルーズ船ですね。
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グランドプリンセス号新型コロナウイルス感染のまとめ
アメリカ疾病管理予防センターのレッドフィールド所長が3月4日に、カリフォルニア州サンフランシスコに入港予定のクルーズ船グランド・プリンセスで新型コロナウイルスの症例が確認されたため、州衛生局と連携して調査を進めていると発表しました。
また、カリフォルニア州のニューサム知事は、グランド・プリンセスが3月4日夕方に予定していたサンフランシスコ入港を延期したと発表しました。
グランドプリンセス号の船内では、乗客11人と乗員10人が症状を発症していて、入港を遅らせてアメリカ疾病管理予防センターと沿岸警備隊、州衛生当局が調査に当たるとの説明をしました。
そして、基礎疾患のあった71歳男性が、カリフォルニア州サクラメント近くの病院で亡くなったのですが、この男性は先月、クルーズ船グランド・プリンセスでサンフランシスコからメキシコを訪れていて、旅行中に新型ウイルスに感染したとみられています。
アメリカ疾病管理予防センターは、メキシコツアーに参加した全乗客乗員に対して、新型コロナのウイルス検査を受けるように勧告したそうですが、現在、乗客に対して、ウイルス検査をしているそうです。
この後、全乗客乗員は2週間、船内に留め置かれるのではないでしょうか。
やはり、乗客乗員を下船させるとアメリカ国民を不安にさせるという考えがあると思います。
最後は、日本と同じ対応を取らざるおえないということなのではないでしょうか。
一部の情報では、グランドプリンセス号船内では、食堂の食事も散歩もショーなども、自粛していないという情報もあるようです。
それが本当ならば、ダイアモンドプリンセス号と同じように、新型コロナウイルスが蔓延するのではないでしょうか。
いや、一切の自粛がされていないとなれば、もしかしたらダイヤモンドプリンセス号のときよりも、感染被害が広がる、大きくなるのではと危惧しているのはアラ還おやじだけではないはずです。
今現在、感染者及び疑わしい人を医療エリアに隔絶して、ヘリで検査キットを送っているようですが、判定までに確実に船内蔓延することは火を見るより明らかなはずです。
指揮系統のトップを現在のアメリカ疾病管理予防センターから、軍の管理下切り替えた方がよいのでは?
そうすることで、現在沖合約100㎞に停泊中の船舶から空母なりに少人数ずつ運び、空軍輸送機でどこかの基地に移送して14日間の隔離ということができるはずです。
ただ心配なのは、アメリカは、いざとなると非常にシビアな国です。
アメリカ国籍以外の乗客乗員を排除するために、該当国へのチャーター機要請も有り得るはずです。
いずれにしろ、今後の動きが注目されるのは間違いないはずです。
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