海外では、スポーツ界をはじめ、いろんな著名人たちが新型コロナウイルスに感染したとニュースになっていましたが、とうとう日本のスポーツ界にも陽性反応が出ました。
新型コロナウイルス検査で陽性反応が出たのは、日本サッカー協会、通称JFAの田嶋幸三会長です。
17日に、日本サッカー協会の田嶋幸三会長は、JFAを通じて明らかにしたそうです。
海外では、既に、スポーツ界でも新型コロナウイルスは猛威をふるっていて、現役選手や指導者の感染者が続出している状態です。
現役選手や指導者も含めて、日本スポーツ界からは、初めての感染者ということになります。
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田嶋幸三会長のスケジュール履歴
JFA発表の田嶋幸三会長の2月28日から3月8日まで海外出張と帰国後のスケジュール履歴は、次のようになっていたとのことです。
- 2月29日 国際サッカー評議会、通称IFABの年次総会 北アイルランドのベルファスト
- 3月 2日 欧州サッカー連盟、通称UEFAの理事会 オランダのアムステルダム
- 3月 3日 欧州サッカー連盟、通称UEFAの総会 オランダのアムステルダム
- 3月 5日 なでしこジャパンが出場している国際親善試合、2020 SheBelieves Cupの対スペイン女子代表戦を視察 アメリカ・フロリダ州オーランド
- 3月 6日 女子ワールドカップの招致活動 ニューヨーク
- 3月 8日 帰国
- 3月10日 ラグビーワールドカップ日本大会の組織委員会理事会 東京都内
- 3月12日 メディアの囲み取材 東京・文京区のJFAハウス
3月2日の欧州サッカー連盟の理事会では、ブラジル、コロンビア、オーストラリアおよびニュージーランドの共催とともに開催を争う、2023年の女子ワールドカップの招致プレゼンテーションを行ったそうです。
また、3月10日に東京都内で行われたラグビーワールドカップ日本大会の組織委員会理事会には、2020東京五輪・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長、JOCの山下泰裕会長も同席していたということですから、今後、新たな報告もあり得るのではとアラ還おやじは思っています。
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田嶋幸三会長はどこで誰から感染した可能性が高いのか?
海外出張などで、激務をこなす田嶋幸三会長。
この新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるっている状態ですから、感染源は、ありすぎるという見方もできるのではないでしょうか。
感染源と思われる感染者に関する情報に関しては、インターネットを通して分かったとのことです。
3月2日、3日と出席していた欧州サッカー連盟の理事会と総会。
このとき、田嶋幸三会長は、セルビアおよびスイスサッカー協会会長の近くにいたそうなんですが、そのセルビアおよびスイスサッカー協会会長が新型コロナウイルスに感染していたそうです。
現段階では、感染経路は判っていないとなっていますが、それから考えれば、感染は、時系列的にアムステルダム滞在中だと推測できますよね。
そして、あくまで感染経路が判っていない以上は、推測にすぎませんが、感染源はこの人なのではという部分が出てくるのは、アラ還おやじだけではないはずです。
3月最初のアムステルダムやヨーロッパでは、新型コロナウイルスに対しての緊張感や警戒感は、今ほどなくて、ハグや握手など、普通にしていたそうです。
ただ、田嶋幸三会長自身は、感染場所と感染源に関して、
「このことが原因かどうかはわかっておりません」
とステイトメントのなかで綴っているそうです。
しかし、あくまで仮定ですが、もしアムステルダムで感染したと仮定すれば、高倉麻子監督以下のなでしこジャパンのメンバー、ラグビーワールドカップ日本大会の組織委員会のメンバー、そして、囲み取材を行ったメディアからも感染者が出ることも考えられるのではないでしょうか。
このように、2次感染を危惧する声が、挙がっているようです。
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田嶋幸三会長が感染しているとなれば夫人も感染の可能性は大きい
田嶋幸三会長夫人で、日本スポーツ協会公認のスポーツドクターをしている奥さんにも感染の疑いが出てきますよね。
田嶋幸三会長夫人が、濃厚接触者と認定されれば、大変なことになるのではないでしょうか。
なぜなら、田嶋幸三会長夫人は、東京都北区の国立スポーツ科学センター、通称JISSに勤務しているスポーツドクターだからです。
当然、東京都北区の国立スポーツ科学センターには、東京五輪を目指す他競技のトップアスリート達が訪れているわけです。
となれば、その東京五輪を目指す他競技のトップアスリート達にまでウイルス禍が及ぶ可能性は十分に考えられますよね。
本当に、この新型コロナウイルス。
一日、いや一時も早く収束へと向かってほしいものです。
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