とうとう本州、最北端の地、青森県においても、初の新型コロナウイルス感染者が出ました。
感染が確認されたのは、青森県八戸市に住む会社経営の70代夫婦だそうです。
夫は、今月中旬ころに一週間ほどのツアー旅行でスペインに行っていたそうです。
ツアー旅行に参加し、スペインに行っていたのは、この感染が確認された青森県八戸市に住む70代の会社経営の男性の他にもいるようです。
青森県から他に9人が参加していたとのことで、参加者はいずれも八戸市を含む、青森県南在住者とのことで、青森県は、その9人の健康観察と濃厚接触者がいるかどうかを調べるそうです。
この感染が確認されるまで、青森県は数少ない感染者が発生していない県の一つでした。
これで、新型コロナウイルスの感染者が出ていない県は、岩手県、山形県、富山県、鳥取県、島根県、鹿児島県の六県となりました。
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なぜ今ヨーロッパ方面への旅行を決行したのか?
なぜ、今のこの時期にヨーロッパ方面への旅行を決行したのか?
そう思うのは、アラ還おやじだけではないはず。
ヨーロッパ方面と言えば、今、新型コロナウイルスが猛り狂うがごとく猛威をふるっているのは、日々のニュースなどでも判るはずです。
そんな最中に、スペインなどを旅行してくる。
どういう風に考えれば、その旅行を決行するのか?
その責任は、ツアー会社にもあるのではと思うのと同時に、参加した人たちも人たちと考えるアラ還おやじは間違っているのでしょうか?
先日の日曜日には、政府と埼玉県からの自粛要請を受けながら興業を強行したK-1。
新型コロナウイルスの感染拡大の勢いが凄まじいヨーロッパ方面へのツアー旅行を決行したツアー会社とそれにそのまま参加したツアー客。
どちらの場合も、
「自分たちだけは大丈夫。」
「まさか、自分たちは感染しないだろう。」
という危機感の無さが見て取られるのではないでしょうか?
もし、そんな考えを持っているとすれば、とても危険なことだと思うアラ還おやじです。
青森県内初の感染者が出たという現実。
青森県民からは、
「なぜ、いまのこの時期にヨーロッパ方面への旅行に参加したのか!」
「周りに多大な迷惑をかけることは、ヨーロッパ方面での感染拡大のニュースを見ていれば判ることではないか!」
と言うような、怒りの声も挙がり始めているようです。
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すでに青森県内では影響が出ているようです
昨晩、緊急速報で、初の感染者確認の一報が流れた青森県内ではすでにいろんな方面への影響が出ているということです。
感染者の出た八戸市では、羽生選手ら一流のスケーター達の競演するアイスショーが、感染確認の一方が流れた直後に主催者が、観客の安全と予防、感染拡大防止を考慮して中止を決定しました。
当然、その一報を聞いた観戦予定者からは、観戦時に宿泊する予定だったホテルにキャンセルの電話が続々と入っているそうです。
すでに満室だったホテルは、ほぼ空室状態になっているという、怖いほどの影響が出ています。
また、八戸市からは車で二時間ほど離れている県庁所在地の青森市にも影響が出ているようです。
ようやく登校ができると子どもたちも、その親も喜んでいた矢先の新型コロナウイルス感染者。
青森市は、八戸市で出た感染者だからと言って、濃厚接触者が青森市の人ではないとは言えないとして、再び休校を決めたようです。
そして、青森市内の公共施設に関しても、同様の考えから順次休館や利用中止などの措置を行うと発表されたようです。
また、青森市で4月19日に行われる予定だったマラソン大会についても、青森県内で新型コロナウイルス感染者が確認されたという状況のため中止するとの発表があったそうです。
一方、八戸市からは、車で三時間ほどの距離がある弘前市では、条件付きで小中学校の部活動の再開を容認したようです。
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