車中泊での寝床は、当然車内です。
ちょっとした仮眠であっても、やはり快適に眠りたいと思うのはアラ還おやじだけではないはずです。
安全で快適な車中泊をするためには、やはり事前の準備は大切です。
初めてなら、出発前に寝床づくりのシュミレーションをしてみることも必要です。
宿泊場所に着いてから、なかなか寝床がつくれないということにならずにすみます。
タオルや毛布類は多めに持っていくと何かと重宝します。
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目次
フロントシートでの仮眠
ちょっとした仮眠であっても、しっかりとした寝床で眠りたいというのが本音かもしれませんが、短時間の仮眠なのだからフロントシートで済ましてしまうのもお手軽です。
一人なら助手席で仮眠
運転席で仮眠をとるのはなかなか窮屈です。
ハンドル、ブレーキ、アクセルペダルと邪魔になるものがたくさんあります。
二人旅なら仕方ないですが、一人なのであれば助手席で仮眠をとりましょう。
簡単な目隠しをする
いくら仮眠とは言え、外からの視線は気になります。
簡単でいいので目隠しを施しましょう。
フロントウインドウはサンシェード、フロントサイド部分は銀マットを加工したシェードや布。
浴室窓などの目隠しシートを吸盤などでとめるのもありですね。
リアウインドウやリアサイドはフィルムが貼ってあるのであれば、短時間の仮眠なら、それで目隠し代わりで大丈夫だと思います。
なるべくフラットな状態を作る
シートを倒して、背もたれと着座部分の間にタオルを入れたりしてなるべくフラットな状態にしましょう。
荷物を足下に置いて、毛布をその上に掛けると足が楽です。
ヘッドレスト周りに荷物を置く
どうしても、ヘッドレストだけだと頭が横に落ちるものです。
ヘッドレストの周りにも荷物を置くと、頭が落ちるのを防いでくれます。
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車内を寝床にするために用意するもの
車中泊での寝床づくり。
基本は、快適な寝床ということと、目隠しなどでのプライバシーの保護です。
マット類
銀マットやキャンプ用のパーソナルマットを用意しましょう。
より快適に寝ることを望むなら厚みのあるマットを使いましょう。
マットは厚いほど快適に寝ることができます。
なるべくフラット感があって、断熱効果の高いマットを用意しましょう。
枕は自分の好みの高さになるものを用意しましょう。
毛布などを代用することもできます。
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毛布類
夏場はタオルケット、冬なら羽毛布団が快適に眠れます。
キャンプ用の寝袋もおすすめです。
タオルは多めに持っていくと何かと重宝します。
プライバシー保護と防犯のために目隠しをする
車中泊の頻度も多くなってくると、毎回毎回寝床の準備のときにシェードなどで目隠しをするのはめんどうなものです。
それであれば、思い切ってカーテンを取りつけてしまうといいでしょう。
寝床づくりも車中泊の楽しみ方の一つとして考えていて、その都度の目隠しも苦にならないというのであれば、専用のシェードを用意するといいですね。
車中泊用に車をDIYをしてみようと思っているのなら、銀マットや布を窓の型に合わせて加工して作るというのもおすすめです。
手間はかかりますが安くすむというメリットもありますから。
しかも、銀マットなら断熱効果も比較的高いし、ほんの少しだけ大きめに作ることで、窓にはめ込むだけで固定できます。
めんどうだからといって、新聞紙や段ボールをべたべた貼って目隠しをすると、見た目も汚いだけでなく、怪しまれて職務質問をされることもありますから止めておきましょう。
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収納ケースなど
車内という限られたスペースです。
荷物は効率的にまとめることが快適な車中泊のために大切です。
おすすめは、折りたたみ式のコンテナボックスです。
中身が空ならコンパクトに畳んでおけるというメリットがあります。
フタ付きのコンテナボックスなら、ちょっとしたテーブル代わりにもなって便利です。
ハードタイプのクーラーボックスも使えますね。
その他のアイテムはこちらの過去記事で確認できます。
車内を寝床に仕上げる手順
では、車内を寝床に仕上げていく手順を見てみましょう。
1 前席を前にスライドさせ、後席を倒す
助手席は、一番前までスライドさせます。
但し、運転席は念の為、いつでも運転できるようにしておきましょう。
2 荷物を助手席に移動する
荷物は助手席に置きましょう。
ただ、寝床のスペースに余裕があるのであれば移動しなくても大丈夫です。
運転席には、荷物を置かないのが基本です。
3 寝床づくり
銀マットやキャンプ用のパーソナルマットの上に敷布団を敷きます。
必要に応じて、厚いマットを敷くといいです。
なるべくフラットになって、寝やすいものを用意しましょう。
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4 窓の目隠し
全ての窓に目隠しを施します。
夏場は、簡易網戸を用意するといいでしょう。
但し、防犯上、網戸は極力小さくしてください。
5 ドアロックの確認
駐車中は常にドアロックが鉄則です。
就寝前に、ドアロックの確認を忘れないでください。
6 楽な服装に着替える
楽な服装と言っても、夜中にトイレということもありますから、そのまま車外に出られる服装にします。
おすすめはジャージです。
車中泊は、あくまで車内での仮眠の延長です。
いくら心地よい寝床に仕上がっても、パジャマなどは避けましょう。
以上、車中泊で車内に寝床を作るための用意するものや手順を見てきました。
初めての車中泊なら、寝床づくりのシミュレーションをしてみるのも楽しいかもしれませんね。
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