せっかくのキャンプ。
それがデイキャンプであろうが、泊まりのキャンプであろうができれば料理や焚き火はかまどでやりたい!
そりゃあ、バーベキューグリルを使ってバーベキューするのは簡単だけど、やっぱりキャンプ気分を最高に盛り上げるにはかまどですよね。
適度な大きさの石を組み合わせて石組みかまどをつくって、燃やすための小枝や流木を探す。
それも楽しみの一つです。
と言っても、事前に薪は用意しておいた方が得策です。
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基本的なかまどの種類
焼き網や鉄板、ダッチオーブンなど用途でかまどの種類や大きさは違います。
一番手軽に作れるのが石組みかまどです。
手ごろな大きさの石や小枝集め。
みんなで協力して作るのもキャンプ気分を盛り上げてくれます。
三方向を石で囲むU字型かまど
三方向を石で囲んで、上部に鉄の棒を渡したり、焼き網や鉄板を置いたりして料理をします。
風のくる方向だけ口を開けておくので火力が安定するかまどになります。
石組みの高さが足りないと、食材が焦げてしまうので、適度な高さが必要です。
石を二列に組むかまど
石を二列に組んだだけのかまどは空気の流れが良いので、火力が強くなります。
石を積み上げる代わりに、太い丸太を使ってもOKです。
かまどの利用頻度が多いという、本格キャンパーならブロックやレンガを用意しておくのもいいてじょう。
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かまどの熱効率をよくするためのコツ
- 熱が逃げないように、できれば二列のかまどより、三方向を囲むU字型のかまどにしましょう。
- かまどの口は風上にします。そうすることで、熱効率だけでなく、火力の調整ができたり、薪をくべるときなど煙たくなくなります。
- 薪を、くべやすいように、ふところはやや広めにします。
- かまどの上にのせる焼き網や鉄板から、かまどの火床までの高さは20㎝くらいにしましょう。
石組みかまどの作り方
- 地面を掘ったり、平にします。
- 適度な大きさの安定感のある石を集めてU字型に積み上げます。※火をおこしてから崩れると修復が大変ですからグラグラしないように積み上げます。
- 適度な石を集めたり、積み上げる作業は皆で協力して、子どもがいるときは子どもにも手伝わせましょう。※しっかりと軍手は忘れずに。
- 太めの薪などを並べて火床を作ります。※地面に少しでも火の跡を残さないようにするためと熱効率を高めるためです。古い鉄板を火床にするのもいいでしょう。
- 下部の石は小さいとと地勇で崩れやすくなりますから、下には大きめの石を使います。
- 上部は、高さを均等にするために小さめの石で調整します。
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かまどや焚き火のマナーを守ろう
自然保護や火事などの事故を防止するために基本的なかまどや焚き火のマナーを必ず守ってください。
できるだけ元の状態に戻しておくための後片付けも、しっかりきっちりとしましょう。
下記の条件を満たしたとしても、風邪の強い日の焚き火は控えましょう。
- 火床を必ず作って、極力地面を痛めないようにする。
- 付近の立木から3m以上離れること。
- 風向きにはしっかり注意する。風下には可燃物を絶対に置かないこと。
- かまどの中心から半径1.5mの地面を必ず掃除して、燃えやすいものは取り除くこと。
- 付近に水場がないときは、バケツなどの容器に水を入れてそばに置いておくこと。
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