誰でも経験があるはずです。
これといった理由もないのにイライラして怒りっぽくなること。
特に女性は多いはずです。
でも、それがあまりにも頻繁だと周りはえらい迷惑なわけです。
イライラしている本人にとってもえらい迷惑になってきます。
だって、感情の不安定さは不眠や頭痛、食欲不振など体の不調のひきがねになってしまうことが多いわけですからね。
ま、体に不調が現れる前、少なくとも現れ始めた直後には対処しないとダメなわけです。
まずは、頭を休憩させましょうよ。
神経と体のバランスを崩したままだと心も不安定になりやすいですからね。
何にも考えずに、ボーッとする時間もいいもんです。
もしかして、ビタミンやミネラルが不足しているのかもしれません。
ま、イライラの原因いろいろでしょうけどね。
昔、おばあちゃんの知恵袋ってありましたけど、最近ではあまり耳にしませんよね。
じゃあ、亀の甲より年の高と言いいますから、アラ還おやじの知恵袋からイライラ解消法をいくつかみつくろってみましょうか(笑)
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目次
しじみエキスの良質なたんぱく質がイライラを鎮めてくれる
古来からしじみの効果効能はよく言われているところですよね。
と言うのも、しじみって良質なたんぱく質が主成分なだけじゃなく、鉄分やカルシウム、ビタミンB12をたくさん含んでいるからなんです。
有名どころでは貧血の特効薬として名を馳せているというしじみですが、実は気持ちを落ち着かせてくれる安定剤としての効果もあるんです。
消化や吸収が良いしじみのたんぱく質が神経を鎮める働きをしてくれるんです。
しじみのみそ汁が一般的な食べ方ですが、しじみの恩恵を効率よく摂るなら煮詰めてエキスにするのが一番です。
貧血防止や二日酔いにも効くしじみエキス。
最近では、しじみエキスのサプリメントも結構出まわっていますが、自分で作ってみるのもいいんじゃないでしょうか。
しじみエキスの作り方
- しじみ5カップを用意して、1時間から一晩水につけて砂出しします。
- 砂出ししたしじみを殻がついたまま鍋に入れて、1ℓの水で1時間弱火で煮ます。
- 1時間煮たしじみをざるでこします。しじみだけ取り除いて、残った煮汁をさらに煮詰めます。
- 煮始めのときの1/3くらいの量になったら火からおろしてさまします。
冷蔵庫で保存して、1日3回杯で1杯ずつ飲むと効果があります。
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ユリ根が鎮めてくれるイライラ!ユリ根のはちみつがらめ
山ユリや姫ユリの根って食べたことありますか?
ほくほくした食感で、ほろ苦さがあるけどなぜかホッとする味なんです。
ユリ根には、昔からイライラを鎮めてくれる働きがあると言われているんですね。
ユリ根を食べていると不眠症や不定愁訴なんかを改善してくれます。
ユリ根の苦みと粘り。
それを活かすには煮たり、蒸すのが一番です。
ただユリ根って少しアクがあるんで、気になるなら塩で一度下ゆでするといいです。
ユリ根のはちみつがらめの作り方
- 耐熱容器にユリ根のりん茎60~90gをはがして入れます。
- それに、はちみつを小さじ4杯ほどくわえてからませます。
- 容器ごと蒸し器で10分ほどやわらかくなるまで蒸します。
これを夜食にするようにするとぐっすり眠れるようになります。
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臭い!でも、そのニオイの元が元気の秘密です!ザ!にんにく!
にんにくと言ったらスタミナ料理という印象が強いのはあなたも同じですよね。
にんにくは、体だけじゃなく心も元気にしてくれるって知っていましたか?
イライラした気分を鎮めてくれるんですよ、にんにくって。
その秘密は、にんにく独特のニオイなんです。
あのニオイは、アリインという成分がアリイナーゼという酵素で分解されてアリシンという物質ができるためにするニオイなんですね。
ニオイの元アリシンは、ビタミンB1と結合するとビタミンB1と同じ作用わするアリチアミンになります。
アリチアミンはB1の分解酵素に分解されにくく長時間体内にとどまることができるんです。
そして、このアリチアミンがビタミンB1の不足で引き起こされるイライラや集中力不足を防いでくれるんです。
積極的に食べたい食材ではあるけど、やはりニオイが気になってしまいます。
そんな場合、生のままはちみつにつけるはちみつ漬けがおすすめなんですが、このはちみつ漬け、食べられるようになるまで6ヶ月かかります。
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やさしいハーブのゼリーでイライラ解消!カモミールゼリー
菊に似た白い小さな花と花のつけ根をもむと青りんごの香りを漂わせるカモミールをご存知ですか?
このカモミールには気分を落ち着かせてくれる働きがあります。
昔は、赤ちゃんのカンの虫を鎮めるということで知られていました。
カモミールには、ジャーマンカモミール、ローマンカモミールなどの種類がありますが、効果を期待するならジャーマンカモミールがいいです。
ハーブティーとして使うことが多いカモミールですが、喉ごしさわやかなゼリーにしてイライラを鎮めるの悪くありませんね。
カモミールゼリーの作り方
- ドライのカモミール大さじ2杯を400ccの熱湯で5分間抽出してこします。
- ミスでふやかした10gのゼラチン、はちみつ大さじ4杯、レモン汁大さじ1杯を先ほど抽出したカモミールに加えて混ぜます。
- それを型に移して、冷蔵庫で冷やして固めて完成です。
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玄米胚芽油が精神的ストレスから守ってくれる
豊富なビタミンとミネラルが魅力の健康食と言えば玄米です。
でも、玄米って消化が悪いんですよね。
そこで、玄米胚芽油なんです。
玄米の優れた栄養の油脂を抽出したものです。
玄米胚芽油に含まれるビタミンEは、ガンマオリザノールという精神的ストレスのダメージを和らげてくれる成分です。
このガンマオリザノールには自律神経を正常に保つ働きがあります。
更年期や月経周期に伴う冷え性やのぼせ、立ちくらみ、肩こり、頭痛などの不定愁訴にも効果が期待できます。
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ミントに似た香りがイライラを鎮めてくれるスイートマジョラム
スイートマジョラムは昔から幸せのハーブと言われています。
かつては結婚式を挙げるとき、花嫁と花婿がスイートマジョラムの花冠をいだくという風習もあったほどです。
スイートマジョラムの茎や葉にはミントのようなさわやかな香りがあります。
その香りがイライラを鎮めてくれると言われています。
他のハーブに比べて、乾燥させても香りが弱くならないという特徴を持つスイートマジョラム。
スイートマジョラムを使ったソーセージなんていうのはいかがでしょうか?
スイートマジョラムのソーセージの作り方
- 豚ひき肉200gに塩、こしょうを少々、おろしたたまねぎ大さじ1杯、卵白1個分、コーンスターチ大さじ1杯、白ワイン少々わ加えます。
- それに、さらにみじん切りのスイートマジョラム、セージ、ローズマリー、タイムを合わせて大さじ2杯分加えます。
- 30分ほど冷蔵庫において、小さなソーセージ型に丸めてフライパンで焼いてできあがりです。
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まむしはカルシウム不足の現代人にぴったり
まむし。
古来から滋養強壮に効くと言われてきました。
確かに、まむしは栄養価が高く、たんぱく質も牛肉の3倍以上あって、アミノ酸も豊富に含まれています。
昔から、優れたスタミナ食としてなじまれてきたまむしですが、精神を安定させてくれる働きもあるんです。
まむしに豊富に含まれるカルシウムのおかげです。
その量は、生カツオの50倍以上だそうです。
カルシウムの働きと言ったら、骨や歯を作るということを思い浮かべるかもしれませんが、それだけじゃなく、神経の刺激の伝達にも必要なものなんです。
だから、カルシウムが不足するとイライラしやすくなったり、落ち込みやすくなったりするんです。
まむしに含まれる、タウリンやメチオニンというアミノ酸には、脳に働きかけて、自律神経の興奮を鎮める働きもあります。
特に、女性に多い、自律神経系の乱れから来る精神不安定にも効果が期待できるということです。
粉末や錠剤などもあるので、抵抗なく飲めます。
一度、試してみるといいでしょう。
以上、アラ還おやじの知恵袋!
イライラを鎮める方法でした。
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