車中泊の旅で、目的地に早く着くには高速道路を利用することが一番です。
でも、目的地をただ目指すだけというのも味気ないものがあります。
スケジュールに余裕があるのであれば、一般道を走ることをおすすめします。
一般道を走るということは、当然、高速道路代がかかりませんから、その分節約にもなります。
それに、途中途中に思わぬ見どころを発見することもあります。
一般道を走ると、地域地域の魅力を発見できるんです。
寄り道をしながらの車中泊の旅も楽しいはずです。
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目次
一般道を走るメリットとデメリット
一般道を走る車中泊の旅。
メリットもあればデメリットもあります。
一般道を走るメリット
- 高速道路代がかかりません。基本的にガソリン代だけ考えておけばOKです。
- 風景の変化を楽しめる。
- 街や地域の様子や雰囲気などを楽しめて、思わぬ見どころを発見することも多いです。
- 気に入ったところを見つけたときに、すぐに立ち寄ることができます。
- 峠越え、市街地走行、海沿いの道路などなど変化に富んだ旅が楽しめます。
- 渋滞を避けられることもあります。
一般度を走るデメリット
- 移動時間がかかるので、遠くまで足を延ばすにはスケジュールに余裕が必要です。
- ストップ&ゴーや右折左折も多くなるため運転に神経を使います。
- 道に迷うこともあります。
- 市街地や橋の前後などの渋滞に巻き込まれることがあります。
- ガソリンスタンドはたくさんありますが、トイレが少ないです。
これらのデメリットの中でも運転に神経を使う、道に迷うことがある、市街地の渋滞に巻き込まれるという部分は、大都市圏の通過のときだけ高速道路を利用することで、ある程度解消できます。
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車窓からの風景を楽しむ
車窓からの風景を楽しめるのも一般道だからこその楽しみです。
例えば、
- 北海道などに見られるどこまでも続く直線道路
- 夕日や紺碧の海がキレイで快適な海岸線の道
- 四季を通じてさまざまな花が沿道を彩る道
- 高原に広がる牧歌的な風景
- 雄大な山々が見える山岳道路
- 田園風景の続く道
- 昔の佇まいを色濃く残す旧街道
などなど。
一般道を走っていると、車を止めなくても十分に楽しめる道がたくさんあります。
車を止めて楽しむ風景
一般道を走っているからこそできることの一つに、景色のいいところを見つけたら車を止めてのんびり風景を楽しめるといことがあります。
例えば、全国にある「とるぱ」です。
「とるぱ」は、写真を撮るパーキングのことです。
思わず写真を撮りたくなる景色のいい駐車場で、撮影スポットまでの案内板が設置されています。
県単位でビュースポットを選ぶケースもあります。
長野県の「信州サンセットポイント100選」なんかがそうですね。
その名の通り、夕景がキレイな展望台です。
昼間でも車を停めて眺めるだけの価値があります。
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沿道を見ればその地域の特徴や魅力がわかる
一般道を走っていると目にする沿道の看板やモニュメント。
そして、お土産屋さん、食事処、家並み、田畑や果樹園といった地域の様子。
そこから見えてくる、その地域の特産品、名産品、名物料理。
それだけじゃなく風習や歴史、文化までも見えてきます。
おもしろいですよね。
旧道とバイパスがある場合、もっと地域らしさを見てみたいなら旧道を走るのがおすすめです。
確かに、バイパスは走りやすいし、時間も短縮できます。
そのかわり、大型店舗や単調な風景が多くなります。
一般道沿いにはたくさんの寄り道ポイントがある
よく注意して走れば、立ち寄りたくなる場所、ポイントがたくさんあるのが一般道です。
そんな急な寄り道にもすばやく対応できるのが車中泊の旅のメリットです。
全国には、
- 日本の滝百選
- 日本の名水百選
- 日本の棚田百選
- 日本の渚百選
- 日本の白砂青松百選
などなど、いろんな百選があります。
車中泊の旅の目的を、興味ある百選巡りにするというのもおもしろいのではないでしょうか。
そして、道の駅ではエリアごとに期間限定でスタンプラリーを行っていますから、それを目的にするのもおもしろいですね。
一般度を走る車中泊の旅。
高速道路だけを走って目的地を目指すより、楽しみが増すこと間違いなしです。
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