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パンデミックとは何ぞや?どんなことが起こる?

このところよく耳にするパンデミックとは、いったいどういうものなんでしょうか。

アラ還おやじ、好奇心がむくむくと湧きあがり調べてみました。

パンデミック(Pandemic)とは、世界的に流行する伝染病で、世界流行とも言います

ある感染症、特に伝染病が、顕著な感染や死亡被害が著しい事態を想定した世界的な感染の流行を表す言葉です。

疾患、特に感染症の流行は、その規模によって、エンデミック(Endemic)、エピデミック(Epidemic)、パンデミック(Pandemic)の3つに分けられるそうです。

エンデミック(Endemic)とは、地域流行とも言い、マラリア、像皮病などの、特定の地域で顕著な病気を表し、エピデミック(Epidemic)とは、特定の一時期、比較的限られた地域、国の伝染病を表し、特に、突発的に規模が拡大して、集団で発生することをアウトブレイクと言います。

パンデミック(Pandemic)とは、この3つの中で、一番、規模が大きく、広がりの大きい伝染病を表します。

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過去に起こったパンデミック

過去に起こったパンデミック(Pandemic)で有名なものとしては、

  • 14世紀・・・黒死病(ペスト)がヨーロッパで大流行。死者がおよそ2500万人から3000万人。
  • 16世紀・・・天然痘が南北アメリカ大陸で大流行。先住民の人口が、約10分の1にまで減少。
  • 1918年~1919年・・・スペインかぜ(インフルエンザ)が全世界で流行。死者は、約5000万人から1億人。
  • 1980年代以降・・・後天性免疫不全症候群の患者が全世界で増大。
  • 2002年11月1日~2003年8月7日・・・SARSが世界各地で流行。香港を中心に8,096人が感染。37ヶ国で774人が死亡。

そして、今年2020年。

未だパンデミック(Pandemic)宣言はされていませんが、もはや時間の問題ではと思われる、新型コロナウイルスが、中国の湖北省東部の武漢市から流行し猛威をふるっています。

3月8日現在、全世界で10万人程の感染者が確認されていて、3000人ほどの死者が出ています。

発見されてない感染者と死者数は確認されている10倍ほどではないかと予測されています。

新型コロナウイルスは、特に流行の被害が大きい国は、ウイルス発生国の中国の他に、韓国、イタリア、イランとなっています。

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WHOはなぜ未だ新型コロナウイルスをパンデミック宣言しないのか

既に、新型コロナウイルスは、パンデミック(Pandemic)と言えるのではないでしょうか。

それなのに、WHOは、未だ新型コロナウイルスをパンデミック(Pandemic)宣言しないのは、なぜなのでしょうか?

その理由として、新型コロナウイルスのパンデミック(Pandemic)宣言ができないのは、世界経済が大打撃を受けるため、簡単には宣言できないだけという見解もあります。

確かに、現段階でも、新型コロナウイルスの影響で、為替相場が荒れたり、株式市場にも安値影響がでているわけです。

そこに、新型コロナウイルスのパンデミック(Pandemic)宣言となれば、世界経済へのダメージは、もっと深刻なものになる可能性は大いにあるわけです。

今でも、マスクやトイレットペーパーが品薄の状態です。

パンデミック(Pandemic)宣言が出されれば、比べ物にならないくらい物流も滞って、日常生活にも大きな影響が出るのは避けられないのではないでしょうか。

既に、パンデミック(Pandemic)状態とは認識していても、簡単に宣言できないという難しさがあるようです。

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新型コロナウイルスの感染拡大で起こったインフォデミック

新型コロナウイルスの感染拡大にともなって、インフォデミックも起こりました。

インフォデミック(infodemic)とは、感染症や伝染病などの疫病が流行するにしたがって起こる誤った情報や噂などが、急速に、そして大量に広がって社会に混乱をもたらす状況を言います。

2月末には、通販大手のアマゾンが、新型コロナウイルスから保護することができると誤って主張をした100万以上の製品を禁止して、出品も停止しました。

さらに、インフォデミック(infodemic)にのって、荒稼ぎをしようとしていた出品者の高額すぎる健康関連商品の出品を数万点削除しました。

日本では、メルカリやAmazon.co.jpのマーケットプレイスなどで、高額転売による価格高騰が問題になりました。

感染予防のため品薄になっているマスクや消毒用アルコール。

そして、直接、関係は無いのに品薄状態のトイレットペーパーやティッシュペーパーに関しては、メルカリ事務局の判断で削除対象となりました。

危機に乗じて、情報弱者などをターゲットとして、稼ごうとする人間は、どこにでもいるものです。

インフォデミック(infodemic)には、充分に気をつけて、正確な情報とインフォデミック(infodemic)を見分けることが大切です。

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