楽しい車中泊の旅の途中、突然のトラブル!
病気や怪我はいつやってくるか予想がつきません。
とくに子ども連れ、それも小さいお子さん連れの場合、まずは気持ちを落ち着けてあげることが大切です。
病気や怪我で病院へ向かう。
でも、その前にできることも多いものです。
基本的な対処、処置方法を何度かに分けて見ていきましょう。
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火傷
万が一火傷をしてしまったら、皮膚からの感染予防と心理的なショックを予防することが第一です。
一番近くにあるキレイな水で患部を冷やします。
早く冷やしたいからといって、氷水は止めてください。
冷水によるショックや体温低下につながります。
次にブランケットなどで体を覆って、安心するような声掛けをしてください。
もし、ラベンダーオイルを持っていたら、ハンカチなどに数滴垂らして患部にあててください。
ラベンダーには殺菌作用や傷を治癒する働きがあります。
水泡は潰さないで、病院に行くときには軟膏を塗ってはいけません。
軟膏を塗っていくと、病院で傷口の処置をする前に、その軟膏をとらないとだめなので、素早い治療ができなくなってしまいます。
洋服の上から熱油や熱湯をかけたときには、皮膚が服に張り付いていることがありますから、服の上から水をかけてください。
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切り傷やすり傷
切り傷やすり傷を負った場合は、まずは患部を舐めましょう。
口の中にはたくさんの雑菌がいるにもかかわらず、化膿しにくいのは唾液の強い消毒殺菌力のおかげです。
つまり、切り傷やすり傷を舐めることで唾液が傷を消毒してくれます。
子どもさんの場合、その後に絆創膏を貼ってあげることで気持ちが落ち着きます。
包まれるという行為から大なり小なりの安心感が生まれます。
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蛇にかまれたら
万が一、蛇にかまれてしまった止血の要領で心臓に近い側をきつく縛って、毒が周るのを抑えましょう。
一般的に、蛇にかまれたときは、患部を切開し毒を吸い出すと思われていますが、それは私たち素人には難しいです。
応急処置をしたら、すぐに病院に行きましょう。
救急に、かまれた時間、蛇の種類を伝えてください。
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トゲを刺してしまったら
トゲって小さいものでも痛いですよね。
埋まっている場合は、針をライターで炙って消毒してから、その針でほじくりだします。
でなければ、粘着テープで取りましょう。
捨てるにも楽です。
幹部はそのままにしておいても大丈夫ですが、心配なら化膿止めや消毒液をつけてください。
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車のドアや窓に指や手を挟んだら
まずは挟まないように予防と注意が必要です。
パワーウインドウののモーターはトルクがあって、かなりの力で閉まるので、思った以上に危険です。
運転手が窓を閉めるときは、声掛けや目視での確認を忘れないようにしましょう。
特に、子どもさんが乗っているときは、気をつけてください。
また、最近の車は、オートクロージャー機能が付いていて、半ドアでも閉めてくれたり、自動ドアのタイプも多いです。
古いタイプの車は、ドアも重厚でしっかりと閉めないといけません。
いまどきの車しか乗ったことのない子どもは勝手が判らず、無理をしがちですから注意が必要です。
もし、挟んでしまったら、打撲や骨折の対応をしましょう。
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打撲や骨折
体をぶつけたり、重いものが足に落ちたり。
そして内出血や腫れてしまった。
そんなときは、打撲や骨折の処置が必要です。
基本は、冷やして固定する。
冷やすことで内出血の量や炎症を抑えます。
まずは冷湿布です。
温湿布は炎症がおさまってからです。
固定するのにテーピングが無いときは、ガムテープやロープ、ベルトやネクタイなどあるもので代用しましょう。
副木は、週刊誌や新聞を折りたたむことで代用できます。
打撲や骨折の度合いの判断は難しいものです。
と言うか、判断できないことが多いです。
完全に折れてしまっていれば別ですが、ヒビはレントゲン撮影をしてみないと判りません。
何日かしても痛みが引かない場合は、病院へ行きましょう。
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