車中泊の旅を楽しむための、事前の準備にはコツがあります。
そのコツをしっかりと抑えて車中泊の準備をすることで、旅の途中で、あれが足りない、これが足りないということになりませんから、要らぬ出費を抑えることにもつながります。
車中泊の旅の準備で実は一番大事な早めのパッキングテスト
これから始めて車中泊の旅に出かけるという人には、出発の数日前にやっておくべきことがあります。
そのやっておくべきこととは、パッキング、つまり荷物の詰め込みですね。
計画と言うとついついスケジュールだけを気にしがちですが、実はそれ以上に大事なのが持って行く物のリスト化、 そして実際の積み込みです。
というのも車中泊では荷物を積み込めただでは 意味がないからです。
荷物を積み込んだ上で寝られるスペースが確保できてなければ意味がありません。
もしうまくいかないようであれば、パッキングの方法や収納ケース変えてみる必要があります。
どうしてもうまく行かないようであればルーフボックスを設置することも必要かもしれません。
そうなると前日では間に合いませんね。
パッキングテストは、なるべく早めに、できれば一週間前には済ませておきましょう。
ミニバンで車中泊するときの基本的なパッキング
ミニバンで車中泊をするときの基本的なパッキングとしては、あえて3列目のシートの背もたれを倒さないようにするということです。
と言うのも、そうすることで、3列目のシートを荷物置き場として活用できるからです。
荷物を積み込むときは、一番下にコンテナなどを置きます。
そして、生活用品は、種類ごとに袋に積めて、そこに収納しておきましょう。
さらに、荷物の一番上に着替えを置いとくようにすれば、寝るときにスムーズに着替えられます。
車中泊の旅の計画づくり
車中泊に慣れていない初心者の人が計画を立てるとき、ロスタイムを計画しきれにいという失敗をよくします。
運転中の休憩時間や道路の渋滞は、ある程度予測して計画できます。
しかし、例えば、観光場所での移動時間。
お城とか広い敷地の観光場所では、駐車場からお城まで歩くだけで10分近くかかるのが普通です。
そして、お城の天守に入るには、待ち時間が発生します。
というように、観光場所での時間計算が活かされていないことが多いものです。
さらに、観光場所で疲れてしまって、予定外の休憩時間をとらざる負えず、スケジュールが、もっとずれ込む可能性もあります。
このようなロスタイムを避けるコツ。
それは、足し算にあります。
観光する場所を決めるときは、1日に3箇所程度に抑えることがコツです。
そして時間の余裕ができてきたら、1箇所か2箇所観光場所を加えるという計画だと思わぬロスタイムが生じてもそれほど時間が押すことがありません。
車中泊で広大なエリアを周るときの計画の立て方
広大なエリアと言って、思い浮かぶのは、北海道ではないでしょうか。
例えば、その北海道のような広大なエリアを周るときは、無計画では、楽しい車中泊にならない可能性が強くなります。
それこそ、10日から2週間という日数をかけたとしてもです。
おそらく、ほとんど移動できずに終わってしまうはずです。
例え移動できたとしても、ほぼ観光もできず、ただただ駆け足で、その場所を通り過ぎるだけの旅になってしまう可能性が高くなります。
そんなつまらない車中泊の旅にならないようにするためにも、まずは目的地を決め、ルートをしっかり決めるということが大事です。
と言っても、これは、ルートを計画する段階での話です。
本当に、満足のいく車中泊の旅にするには、もっといろんな細かい部分をしっかりと計画する必要があります 。
例えば、観光する土地の旬を調べるということも 、一つのポイントです。
車中泊の旅の準備のコツをしっかりと抑えて楽しみましょう。