今日のあさイチの特集は、便もれでした。
あまり聞いたことのない悩みですが、結構、悩んでいる人は多いようです。
便もれとは、無意識、または自分の意志に反して肛門から便がもれる症状のことだそうです。
約2割の人が、過去半年以内に便もれを経験しているそうです。
便もれは、生活習慣を見直すことで改善や予防ができるものなんだそうです。
日本コンチネンス協会名誉会長の西村さんによると、便もれは、30年前の尿もれもそうだったように、便もれも知られていないだけで、若くても悩んでいる人がたくさんいるそうです。
目次
あさイチ特集 便もれには3つのタイプの悩みがある
便もれの悩みには、3つのタイプがあるそうです。
1つ目は気づかぬうちに、これが悩む人の半数を占めるそうです。
2つ目は我慢できずに、そして、3つ目は、オナラをしたつもりがと言うように3つのタイプがあるそうです。
実は若い人にも多い便もれの悩み
便もれに関係するのが、仙骨神経と肛門括約筋だそうです。
仙骨神経は、便の硬さなどを脳に知らせる仕事で、脳からの指示を受けた肛門括約筋が肛門をしめるのだそうです。
肛門括約筋は、下痢のときに活躍し、素早く強く肛門をしめる働きをするそうです。
仙骨神経は、唇に匹敵するほど感度が高いそうです。
便もれが起きる理由
肛門括約筋が損傷すると、便もれが起こるそうです。
損傷は、出産時に起こることがあるそうです。
また、仙骨神経・肛門括約筋は、加齢とともに衰えるものだそうです。
肛門括約筋の損傷は、経膣分娩をした人の20~30%で認められるようです。
早い段階で肛門括約筋の損傷に対処すれば、便もれのリスクを減らせるそうです。
便は、軟らかいほど速く腸の中に流れるため、もれるリスクになるそうです。
便もれも改善と予防
便もれを、改善や予防するには、仙骨神経・肛門括約筋に優しくすることで、肛門括約筋をいじめないようにする必要があるそうです。
大事なのは、猫背になると腹圧がかかって、肛門括約筋が引き伸ばされてしまうので気をつけないといけないそうです。
手をあげる姿勢が、腹圧がかかりにくくなるので肛門括約筋に優しい私製だそうです。
でも、いきむと肛門括約筋が引き伸ばされてしまうので、いきまないようにするには、足の上に台を置くと、お尻より膝が高くなるので、便が出しやすくなるそうです。
そして、仙骨神経・肛門括約筋がうれしい便にすることも大事だそうです。
うれしい便とは、バナナ便のことで、便もれが起こしにくくなるそうです。
軟らかい便がもれるときは、食物繊維を摂取しアルコールや便を軟らかくさせる食事を控えることが必要だそうです。
おなかがゆるい人向けの便もれ改善の食事
軟らかい便が漏れたことに悩んでいて、ヨーグルトなど身体にいいものを積極的に摂取していたまさこさん。
管理栄養士によると、ヨーグルトや甘い菓子類は便を軟らかくする効果があり、便もれ患者100人を調査すると、米を食べていないことがわかったそうです。
米に含まれるでんぷんは、便のまとまりをよくする働きがあるそうです。
まさこさんは、食事改善をした結果、ゆるい便がバナナ便に変わり便もれも減少したそうです。
管理栄養士が行った指導は、低FODMAP食で、おなかがゆるい人などにオススメだそうです。
便もれの体験談
ちひろさんは、2年前便もれを克服する手術を受けたそうです。
初めて便もれを経験したのは、子どもを連れてデパートで買い物をしていたときで、誰にも話せなかったそうです。
次第に、外に出るのが怖くなってきたため、病院を訪れ肛門括約筋の検査をすると、半分なくなっていたのが分かったそうです。
そして、切れた両端をつなぎ合わせる手術を行ったそうです。
便もれが起きたときの皮膚ケアとお役立ちグッズ
便もれに悩んでいるけど、専門医が見つからないときは、大腸肛門機能障害研究会のホームページで、専門の病院を探すことができます。
皮膚ケア認定看護師によると、便もれから肌を守るには、洗い過ぎやこすりすぎに注意し、専用のスプレーやクリームで保護すると良いそうです。
また、便もれ専用パットも市販されているので、下着に貼り付けて使うと良いそうです。
まとめ
便もれについては、白米以外が主食で症状が続いている、過敏性腸症候群で、どうしても下痢がもれてしまう人も居るようです。
専門家は、便の安定のためには、1日1食は白米に戻すとよい。
病気などで下痢などを使う場合は、診察や薬の処方を優先するとよいそうです。
その他にも、温水洗浄便座を、便秘のときの刺激のために使うのは、好ましくないそうです。