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クローズアップ現代が迫るFIRE生活とは!?

昨日のクローズアップ現代でやってたFIRE生活をまとめてみました。

投資や倹約で仕事をせずに生きていく人たちが次々と現れています。

経済的自立と早期退職、FIREと呼ばれる生き方を選んだ人たちがいます。

FIREの関連本の数は2年で8倍になっています。

全国各地での開かれるセミナーには若者が詰めかけています。

クローズアップ現代 働かずに生きる!?投資と倹約 FIRE生活

FIREはアメリカで生まれた新たなライフスタイルで経済的自立、早期退職という意味があります。

なぜ現役世代の間で働かない暮らしを目指す動きが広がっているのでしょうか?

クローズアップ現代 働かずに生きる!?FIRE目指す人たち

6年前に43歳で会社を辞めてFIRE生活をおくっている西野さんの今の生活の最大の魅力は自由な時間です。

趣味のスノーボードを楽しんでいます。

西野さんの生活を支えているのは不動産投資です。

19軒の物件を所有しています。

去年の家賃収入は約1億円で、収入は毎月80万円ほどです。

20年以上スーパーの正社員として働いていきた西野さんは、40歳のときの手取りは40万円で、昇給は見込めないことを知りました。

さらに生涯の収支を計算したときに生活に必要な費用がまかなえないと言う現実に直面しました。

徐々に会社で働くことに限界を感じはじめていました。

新たな収入源を探す中でFIREを知り、独学で投資を勉強しました。

当初は株で数百万円を失ったこともありましたが、3000万円の借り入れをして不動産投資に踏み出しました。

収入が伸び悩んだ時期もありましたが、地道に不動産を増やしていきました。

16年かけてFIREを達成した西野さんが、今最も大切にしているのは家族と過ごす時間です。

FIREを目指す若者たち

各地で開かれているセミナーに集まるのは20~30代の若者が中心です。

参加者からは働き続ける意味を問い直す声が多く聞かれました。

中には働くことから開放されたいとFIREを目指す若者もいます。

大手企業の正社員として働く33歳の細田さんは、3000万円の資産を貯めることを目標に株式投資をしています。

月の手取りは45万円で、8割は投資に回して倹約生活を続けています。

食費は1円単位で切り詰めています。

電気代も節約するためエアコンはほとんど使いません。

同棲しているパートナーと共に倹約生活をしています。

細田さんがFIREにこだわってきたのは、働くことに絶望を感じたからです。

長時間労働やパワハラによる心身のストレスがありました。

給与が下がるおそれもあり、転職にも踏み出せませんでした。

目標は2年以内に今の会社を辞めることで、慎ましくとも仕事に縛られない生活をしたいと考えています。

クローズアップ現代 なぜ広がる?FIRE生活 現役世代の本音は

クローズアップ現代では、働くことやFIREについてアンケートを実施しました。

FIREを達成した方は規則正しい生活ができて、健康面も考慮できるようになったと言う声もあります。

年金や社会保証などあてにできないこれからの時代には、こういう生き方も必要です。

一方で、FIREはうらやましいが自分には無理との声もありました。

求人情報サイト編集長の藤井薫さんに話しを聞きました。

FIREを目指す人が広がっているのは、企業と個人の関係が大きく変わっているからです。

企業寿命は短くなっていますが、自分らしく働きたいと言う意識が強くなってきています。

日本の実質賃金はなかなか上がってません。

現在の働き方に対する満足度を調査したところ、日本は他国と比べて低いそうです。

給与だけでなく、人間関係やライフワークバランスなど満足できていないことが要因です。

クローズアップ現代 FIRE達成した意外なその後とは

5年前にFIREを達成した51歳の古川さんは、月90万円の収入を得ています。

上司のパワハラから逃れたい一新でFIREを目指しましたが、仕事を辞めた喜びは長くは続きませんでした。

テレビや読書で時間を潰す毎日で人と接する機会が減り、徐々に心がふさぎこんでいきました。

気持ちを立て直したいと心理カウンセリングを受けています。

古川さんはFIREと言う選択が必ずしも自分の幸せにつながるわけではないと感じています。

FIREを達成した後、再び会社員として仕事に戻る選択をした人もいます。

2年前に会社を退職したあんぱんさんは、再就職に向けて面接に挑んでいました。

17年間、株などの投資を続けるあんぱんさんの総資産は約6000万円です。

仕事はお金を得る手段としてしかとらえておらず、働くことに意味は見出していませんでした。

しかし、FIREを実現し、ゲームや旅行など好きなことだけを続けるうちに自分が成長していないのが悲しいと感じるようになりました。

そして、働くことのとらえ方が変わっていきました。

先月、あんぱんさんは新生活の準備をはじめていました。

内定をもらったそうです。

新たに働くのは金融業界の会社で、毎日4時間勉強を続けています。

クローズアップ現代 私たちはなぜ働く?FIREと現代社会

藤井薫さんは、多くの方が働くことの意味をもう一度とらえ直しているように感じています。

金銭報酬意外にも人と協力してつながりややりがいを考えるようになった人もいます。

希望を持って働くためには、企業主体から働き手主体になることです。

国は能力開発やキャリア形成の後押し、最低限の経済的な保証が求められます。

Twitterでのクローズアップ現代で特集したFIREへの反応

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