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Twitterまとめ ゲーム

クローズアップ現代で特集したのはゲームで体験して学ぶ世界だった

昨日のクローズアップ現代で特集したのは、ゲームで体験して学ぶ世界でした。

この5年で1.8倍に拡大したゲーム市場は、多様なコンテンツが生まれ、活用が進んでいます。

なぜ世界的ヒットに?異色の戦争ゲーム

商業用ビデオゲームが誕生して約半世紀が過ぎ、多様なゲーム文化が広がっています。

中でも最近注目されているのが、戦争や社会の分断をゲームを通して体験し、世界をもっと知ろうという動きです。

戦争をテーマにしたゲームに挑戦してみました。

一般市民3人を操作します。

寝不足の市民は、落ちていたベッドを見つけて寝不足を解消します。

3人全員が空腹になったため、女性1人が食料を探しに向かうと他の市民と遭遇して、強盗だと思われて殺されてしまいます。

残り2人は悲しい気持ちになります。

戦時下を生きる過酷さを感じます。

このゲームが生まれたのはポーランドです。

第2次世界大戦では、国民の6人に1人が犠牲になりました。

クリエイターは、自分たちだからこそ作れるゲームを模索したそうです。

ゲームをはじめて1時間、とても空腹の状態です。

今度は慎重に食べ物を探します。

老夫婦と出会い、食べ物を少し略奪してしまいます。

2日後、老夫婦はいなくなっていました。

戦争は終わり、最後には過酷な環境を生き抜くために行ったことが、悪事を含めて全て突きつけられます。

教材となった戦争ゲーム

大きな反響を生んだこの戦争ゲームは、母国のポーランドでは教材に指定されました。

ある公立学校では、ゲームと講義を組み合わせることで、生徒が戦争について考えるきっかけを作ろうとしています。

ポーランドはデジタル技術を活用した教育改革を進め、ゲームは改革の有力なコンテンツとされています。

体験が景色を変える 世界が注目するゲームの新潮流

Papers Please

「Papers Please」

と言うゲームは職業倫理を取るか、家族を取るかなどを迷う役人を務めるゲームです。

主人公は入国審査官になり、パスポートをみて審査をしていきます。

顔写真と違う人物がいたりします。

主人公は貧しく、誘惑に打ち勝って養うべき家族とどうやって正しく生きていくのかを考えていく内容です。

A YEAR OF SPRINGS

「A YEAR OF SPRINGS」

は性的マイノリティーの当事者です。

主人公はある日、友達と温泉旅行に行くことになります。

主人公はトランスジェンダーで、温泉に入るときにどのような選択をするのか考えていくという内容です。

分断が広がる世界でゲームに込めた思い

ゲームクリエイターのディマ・シェンさんは、都内の店の写真を撮っています。

先月来日し、日本のコンビニを舞台とするゲームを制作しています。

プレイヤーは店員となり、やってくる客に対応します。

ディマさんはロシアのエカテリンブルクでゲーム会社を経営し、14人の社員と働いていました。

しかし、去年の春にロシアのウクライナ侵攻によりオフィスは閉鎖されました。

ディマさんには、ウクライナ人の親戚もいます。

孤立し思い悩む日々が続き、戦争の情報から逃れて冷静になれる場所に身を置こう考えました。

日本にやってきたディマさんは、他愛も無い会話に溢れた日常でした。

ディマさんはゲームクリエイターとして何を描くべきか考え、ありふれた対話にあふれた日本のコンビニにたどり着きました。

ディマさんのゲームでは、店員との対話によって客の生活が変わります。

ディマさんはこのゲームで一期一会を伝えたいそうです。

体験が景色を変える 今後のゲームの潮流

井上明人さんは、

「ここ数年は少人数で作りたいものを作って、多くの人に届けことができると言う仕組みが整備されている」

と話します。

これからのゲームについては、

「小説や映画が社会的問題を描いているが、ゲームもまたそういった流れになってくると思う」

と話しました。

Twitterでのクローズアップ現代で特集したゲームへの反応

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