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めまい持ち必見!あさイチで特集しためまい改善策

今日のあさイチの特集は、めまい改善でした。

めまいは、原因が分かりづらく、なかなか治りづらいという方が多い症状です。

めまいの3大タイプは

「ぐるぐるめまい」

「フワフワめまい」

「クラッとめまい」

です。

タイプごとに全くことなる対策を紹介しました。

鍵となるのはめまいのきっかけと持続時間です。

さらに最新治療法も紹介しました。

めまい対策 決定版

今日紹介した3つのタイプのめまいとは別に、命に関わる危険性があるめまいの伝えました。

「突然ろれつが回らない」

「顔や手足にしびれ」

「激しい頭痛」

と言った症状があれば、脳の疾患が原因のこともあるため、医療機関をすぐさま受診することを勧めました。

めまいの主な3つのタイプの特徴を紹介しました。

  • グルグルめまいは、動いていないのに周囲が回転して見えます。
  • フワフワめまいは、ベッドの上を歩くような揺れを感じます。
  • クラクラめまいは、気が遠くなったり、目の前が暗くなります。

タイプによってとるべき対策が全く異なるため、タイプの見極め方も紹介しました。

発症頻度1位 周囲が回転するグルグルめまい

あさイチにめまいの悩みを寄せてくれたのは大野由美子さんです。

今でこそ週に3回パートに出ていますが、かつては度重なるめまいで日常生活に支障をきたしていました。

最初に症状があったのは、今から13年前のことでした。

自宅で仕事をしていると、前触れもなくめまいに襲われました。

周囲がグルグルと数十秒ほど回ったそうです。

その後も頻繁にめまいに襲われるようになりました。

料理をするとき、下を向いて鍋を取り出そうとすると、めまいが起きました。

グルグルめまいは、頭を大きく動かしたときに起きます。

発作は1分以内にある程度、落ち着きます。

症状が続くこと1週間。

これはおかしいと感じ、かかりつけの内科を受診しました。

しかし、原因も分からず、結果は異常なしでした。

経過観察することになりました。

一方、病状は日に日に悪化していきました。

発作が1日に何度も起きるたび、横になって治まるのを待つしかありませんでした。

それは外出時にも起こりました。

後ろを振り返ったことをきっかけにめまいが起き、家に帰らざるを得なかったこともありました。

その後もひどいめまいが起きることが増え、次第に人との関わりも避けるようになりました。

大野さんは

「孤立してるけど、めまいが起きることの方が怖かったから、めまいが起きて人に迷惑をかけるぐらいだったら、これでいいと思った」

と話します。

グルグルめまい

グルグルめまいについて解説しました。

美穂さんは

「目の前がグルグル回るような。ちょっと下向いたりするとめまいがするような、似てるところがありますね」

とコメントしました。

グルグルめまいが起きるきっかけは、頭を動かした時です。

あさイチの視聴者の皆さんが体験したのは、

「美容院でシャンプーをしてもらう時にイスを倒した瞬間」

「スパーで買い物をしていて下にある商品を取ろうとした時」

「階段を下りようとして下を向いた時」

「目薬を差そうと上を向いた時」

でした。

こうした症状の持続時間は1分以内です。

良性発作性頭位めまい症

40年以上めまい治療を行ってきた肥塚泉さんに伺いました。

大野さんのめまいの正体は、良性発作性頭位めまい症という病気で、グルグルめまいの中では1番頻度が高いと言われています。

美穂さんも、良性発作性頭位めまい症だった可能性もあるかと伺うと、肥塚泉さんは

「1週間くらい頭を動かした時に続いたということ、みなさん共通して聞こえは悪くなったり耳鳴りがしたことはないので、良性発作性頭位めまい症が1番考えやすいと思う」

と話しました。

良性発作性頭位めまい症の原因

良性発作性頭位めまい症の原因は、耳石の一部が三半規管に入り込むことです。

平衡感覚を司る三半規管の根本の部分に、耳石と呼ばれる石のようなものがあります。

普段は重力や体の方向を感知する役割をしていますが、ちょっとした拍子に一部が剥がれます。

通常であれば剥がれた耳石は、体に吸収されますが、剥がれた量が多いと三半規管に入り込んで平衡感覚に異常をきたしてしまいます。

耳石が剥がれやすいのは、更年期以降の女性です。

耳石はカルシウムでできていて、更年期以降の女性は女性ホルモンのバランスの影響でカルシウムの吸収が悪くなります。

これが骨で起こると骨粗しょう症、耳石で起こるとこのような状況になり、耳石粗しょう症と呼ばれることもあります。

女性は男性の4~5倍くらい疾患にかかる方が多いと言われています。

グルグルめまいは簡単な方法で解決できるそうです。

突然起きるグルグルめまいに寝ながらできる簡単対策

長年グルグルめまいに悩んでいた大野さんは、あることが症状改善の手助けになったそうです。

それは寝ながら頭を傾けるだけです。

その名も、寝返り体操です。

グルグルめまい改善のための寝返り体操のやり方

好きな音楽にのせて、左→正面→右→正面と10秒ごとに頭の向きを変え10往復します。

簡単に見えますが、この体操は全国の病院でめまいの治療に取り入れられています。

6年前に始めた大野さんですが、毎晩寝る前に行うと1カ月ほどでめまいの回数が減り、ここ2年めまいは起きていないそうです。

大野さんは

「めまいが起きるという恐怖からが抜けた。これをやれば明日1日平気だって思えるおなじないみたいになった。」

と話しました。

今では外出も怖くなくなり散歩が日課になりました。

人と接することが億劫でなくなった今、大野さんがめまいに悩む人に伝えたいことは

「めまいは少しでもよくなるよ、つらさを人に言っても大丈夫だよって。泣いちゃいますよね、症状がひどかったときは本当につらくて。今は少しよくなって普通の生活を取り戻せるので自分らしく生きている。」

と語りました。

肥塚先生は、めまいを改善する体操のメカニズムについて

「2つ考えられる。1つは耳石というのは小さな粒で、それがじっとしているとひとかたまりになりある大きさになると頭を動かすたびに重力に引っ張られて動く。それを動かすことによって撹拌する。もう1つはこういう体操をすることで軽いめまいが起こるが、めまいに慣れさせるということが理由。ということで寝返りを多くすることが効果的だと考えている。頻度は朝起きる前と寝るときと最低2回、昼寝される方はそのときもやったほうがいい。」

と話しました。

この体操は、予防や治療に有効な体操ではありますが、症状が続くという場合に、はまずは医療機関を受診し、医師の指導に従うようにとのことでした。

グルグルめまい改善のためのその他の対策

グルグルめまい改善のためのその他の対策としては、枕を高くして寝ることです。

先生はこれについて

「枕を高くすると三半規管の解剖的な位置で耳石が入りにくくなる。」

と話しました。

立っているとき三半規管というのは、耳石の上に位置しています。

これが横になると角度がなくなり水平になるので、耳石が三半規管の中に入りやすくなってしまいます。

なので枕を高くすると三半規管の角度が付き入りにくくなります。

先生は、

「三半規管の角度には個人差があるので範囲はあるが、高くしたほうが物理的に入りにくいというのは事実。もともと耳石の量は個人差があるが、対策を1週間やってみてなかなか良くならない方はもっと効果的な体操があるのでそれを教えるようにしている。耳石置換法という治療法で、三半規管の中に入っている耳石を体を動かし重力の力を使い、元の位置に戻す。三半規管は3つあり、どこに入っているかによって体操がひとつずつ違うので、専門の方に見てもらったほうが良いと思う。これは適切にやると7~8割くらいの方が治る。」

などと話しました。

2番目に多いのに原因不明のフワフワめまい

症状があったのは去年7月で、突然、朝起きてふらつきを感じ、座って書物をするとき椅子から落ちそうになるめまいが襲ってくると言う高橋さん。

翌日脳神経外科を受診し、MRIをうけるも異常なしの診断でした。

その後も症状は、3週間続き、めまいはベッドの上を歩くような揺れに変化しました。

画面のスクロールをした時や多くの情報を目にしたときに症状がでます。

耳鼻科や婦人科などをまわりましたが、原因はわかりません。

2ヶ月すると吐き気もしてきて、半年後は立ってトイレにもいけなくなりました。

こうした原因不明の症状に、PPPDのち療法が見つかりました。

持続性知覚性姿勢誘発めまい

新潟大学の堀井先生は、

「持続性知覚性姿勢誘発めまいと言う病名でPPPDと呼ばれている」

と話します。

耳、目などの筋肉から脳への情報をうけとれず、周囲が揺れてみえるそうです。

「これまでめまい症と言われていましたが、実は2番目の多い疾患だ」

と進歩したことを話します。

診断基準は、12個の動作を7段階で評価します。

テレビなどで激しい動き、細かい文字をみるなどの質問や平衡機能の検査もします。

高橋さんはPPPDと診断されました。

原因不明のフワフワめまいに画期的な最新治療

「検査して異常なしはホッとするが不安もあるので診断がつくのは進歩だ」

とスタジオでトークをしました。

VTRで診断されたPPPDは、2017年に診断基準ができたばかりです。

12項目の苦痛度を点数化します。

「急な動作をする」

「スーパーやっホームセンターなどの陳列棚をみる」

などチェック項目を伝えました。

PPPDの治療法

PPPDの治療法を伝えました。

薬物治療で脳の反応を抑える。

前庭リハビリと呼ばれる運動。

体を前後左右に医師の指導のもと動かす。

心理士による認知行動療法は、めまいが起きやすい行動を整理する。

「しっかり診断して治療をうけると大丈夫だ」

と医師は伝えました。

高橋さんは、治療を初めて3ヶ月ほどで一人で買い物行けるまで改善したそうです。

PPPDは、グルグルめまいを起きした人がなりやすいので、めまい体操や寝返り体操で回転することに慣れておくと良いそうです。

診断の特定は、

「めまいは臓器が原因で起こるので把握してもらえる科が少ないのが現状だ」

と医師は話しますす。

そんなとき、めまい相談医を受診したそうです。

めまいはどこを受診すれば良いのか

めまいは、どこを受診すれば良いのか。

中西さんは、立ち上がるときにめまいが起こるそうです。

目の前が暗くなる立ちくらみのような症状です。

毎日症状がありますが、受診はしていません。

どこにいけば良いのかわからず、一歩踏み出せないのだそうです。

「めまいは、家族も心配していて原因がわかると嬉しい」

と話します。

今回、中西さんは、岐阜県の大垣徳洲会病院のめまいセンターを受診しました。

ここでは、めまい相談医が診察してくれます。

医師は、きっかけや持続時間、めまい以外の症状、治療中の病気などを訪ねてきます。

問診が終わると脳疾患があるか確認をします。

脳や耳などの器官を検査できます。

眼の検査をするとグルグルめまいの患者は、目が小刻み動くそうです。

平衡感覚の検査や血圧の検査などの調べました。

2時間ほどの検査結果は、起立不耐症で立ったときに血圧を保てずふらっとするそうです。

自律神経の乱れによる疾患です。

クラッとタイプのめまい

肥塚さんは、

「めまい起こった当初は吐き気とか症状が強いので少し安静を保って落ち着いたら病院へ早く行ったほうが良い」

「体操の一つの目的はめまいという感覚に慣れさせることですから騙し騙しで始められても充分だと思います」

と話しました。

めまい相談医は、日本めまい平衡医学会のホームページから確認できます。

  • クラッとタイプのめまいの特徴:立ち上がる、数秒~数十秒。
  • クラッとタイプのめまいの原因:自律神経の乱れにより立ったときに脳に血液が行き渡らなくなる。
  • クラッとタイプのめまいには足に一工夫:着圧ソックスを履く、立ち上がるとき足を動かしてから立つ、水を1日に2リットル飲む。

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めまいで気がめいるときの少し前向きになれる対策

フワフワめまい歴1年の高橋さんは、薬物治療を始めた約1か月後からめまい日誌を書いています。

めまいが起きやすい場面を把握し、診察の際に医師に伝えやすくする為のものです。

さらにめまいがある日も上手にできたことを記録しています。

肥塚さんは

「今のような日誌があるとこういう事で起こったんだなということを把握することができますので。ご本人も良いとこ探しをしたら良くなったとか気持ちが前向きになりますのでそういう風に活用していただければと思います」

と話しました。

メニエール病

視聴者からのお悩みは、

「メニエール病と診断されました。薬を飲んでも改善せず。良い治療法はありませんか?」

と言うものでした。

  • メニエール病の症状:周囲がグルグル回る、耳に違和感・つまりがある。
  • メニエール病の持続時間:10分~数時間程度続く。

肥塚さんは

「治療につきましては生活指導、それからお薬を使います。それが効果が出ない場合は中耳加圧療法。自宅で機械を耳に当てて簡単な治療。ただまだこの機械台数に限りありますがこれから改善するのではと思います」

と話しました。

めまいに対する視聴者からのメッセージ

今日の特集のめまいについて視聴者の皆さんから1350件以上のメッセージが届きました。

大阪府50代のどらどらみさん

大阪府50代のどらどらみさんからの

「30年間めまいに苦しんできた。3年前に枕の高さを高くする方法で一切めまいが起こらなくなった。低反発の少し傾斜のある枕にバスタオルでさらに傾斜をつけている。ただ、整形医師からは枕は高くしすぎないよう指導を受けている」

というメッセージを紹介しました。

肥塚先生によると整形医師の指示に従ってくださいと言うことでした。

こういう場合には、首だけを持ち上げるのではなく、上半身を30度ほど持ち上げると言う方法もあるので無理をせずやってみてと言うことでした。

東京都60代の山田まゆみさん

東京都60代の山田まゆみさんからの

「小学2年生の孫がお友達の家で遊んでいたときに突然吐いた。翌朝になってクルクルすると言って起き上がれず学校を欠席したそう。こういった場合小児科か耳鼻科どちらを受診したら良いですか」

という質問を紹介しました。

子供の場合は、いわゆるフラットめまい、規律不耐症の場合が多いと言うことですが、一方で確率的には少ないのですが脳腫瘍の可能性が大人よりも高いと言われているので、まずは小児科を受診することをすすめるそうです。

「妊娠初期の娘がぐるぐるめまいに悩まされている。妊婦にもめまいの体操は有効ですか」

という質問には、

「有効です。体全体の向きを変えるのが苦しいと言う場合には頭だけ動かしても構わない」

とのことでした。

Twitterでのあさイチで特集しためまいへの反応

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