昨日のクローズアップ現代でやってた女性のひきこもりをまとめてみました。
国の調査で推計146万人が引きこもり、女性が4割以上にのぼることがわかりました。
女性たちの声を集めたところ、主婦や家事手伝いとみなされ自分を押し殺してきた姿がありました。
目次
クローズアップ現代 女性のひきこもり 見過ごされてきた孤立
きみこさんは4年前に離婚し、娘と暮らしていますが、ひきこもり状態となっています。
食欲不振やめまいなどが続き、週2回の買い物以外は家にこもり家族以外とは会っていません。
国の調査では、ほとんど外出することのない状態が6か月以上続くことなどをひきこもりと定義しています。
きっかけは10年前に介護の仕事を辞めたことでした。
夫は妊娠がわかると育児に専念することを強く求めました。
その後、介護の仕事を諦められなかったきみこさんは、作業療法士の資格をとるために専門学校に通っていました。
しかし、夫からは家庭をおざなりにしていると咎められ学校は自主退学しました。
夫の仕事の都合で引っ越し、育児を通じた繋がりも無くなりました。
結婚から6年後には夫の言いなりになり、自分の意志は無くなっていました。
精神的に追い詰められたきみこさんは離婚しました。
女性たちからの声
寄せられた女性たちからの声が1000件を超えました。
そこから見えてきたのは仕事、家事、介護、育児など、女性であるがゆえに背負った負担の重さに押し潰される姿でした。
10年間ひきこもっていたと言うようさんは、派遣で働きながら家事をやり母親のケアもしていました。
欲しかった子どもを諦め、次第に憔悴して引きこもるようになっていました。
見えない自立の糸口
仕事を失いひきこもり状態だったきみこさんは離婚後、一度は契約社員として働きましたが体を壊し辞めてしまいました。
現在は失業手当と養育費で暮らしていますが、自立の糸口は見えていません。
きみこさんの元夫から話を聞くことができました。
当時は自分が苦しめていると言う自覚が全く無かったそうです。
夫が大黒柱として稼ぎ、妻が家庭に専念することが幸せの形だと信じていました。
なぜきみこさんを苦しめてしまったのか?
自ら更生プログラムを受けています。
当時、残業続きで激務だったことから元妻を孤立させてしまっていたと気づいたそうです。
女性のひきこもりに影響するもの
池上正樹さんは女性のひきこもりに向き合ってきて、記事を出すたびに多くの女性からの声が届くそうです。
当時は主婦はひきこもりでは無いと言うことで、調査対象から外されていました。
女性のひきこもりには、男社会が押しつける役割が影響しています。
社会的な役割や世間の期待を背負わされてしまいます。
内閣府では孤立した女性のための
「つながりサポート」
と言う事業を行っていて、全国84の自治体でNPO等が実施しています。
クローズアップ現代 女性のひきこもり つながり取り戻すには
横浜市では孤立する女性の就労支援を行ってきました。
この日、面談していたのは専業主婦で15年間ひきこもっていた女性です。
主婦としての経験は社会では認められないと感じ、履歴書を書けずにいました。
関係するスタッフが集まり意見を出し合います。
自信回復のサポートが必要なのではないかと話し合われました。
ひきこもり女子会
自信を失った女性たちが通いやすい場所を作る試みも始まっています。
ひきこもり女子会は、当事者のみが参加して悩みを打ち明けやすい環境になっています。
この日、話題になったのは子どもがいないことへの周囲からのプレッシャーでした。
失業をきっかけにひきこもっていたみちさんは、半年前から女子会に通っています。
同じ悩みの人と出会うことで少しずつ自分を肯定できるようになりました。
みちさんは今、ひきこもりの経験者たちとどんな居場所が必要なのかを考えています。
みんなでひきこもりラジオ
20年間ひきこもりを経験したはむたさんはボランティアに参加するなど、徐々に社会との接点を持ちはじめていますが、働きたいと思っても一歩が踏み出せずにいました。
仕事をしていない自分を肯定しようと、掃除に1日6時間費やしていました。
はむたさんは同じ境遇の女性の声をラジオを通じて聞くことで、声を吐き出す場があることを知りました。
月1回放送されるNHKの
「みんなでひきこもりラジオ」
でした。
毎回リスナーたちが楽しみにしているのが、見えない誰かと一緒に行う乾杯です。
ラジオを一緒に聞くようになった夫にも、はむたさんの気持ちを理解してもらえるようになりました。
池上正樹さんは女性のひきこもりについて、
「つながりを取り戻すために、自分たちの居場所を自分たちで作ると言う動きが出てきている」
と話します。
行政もバックアップしていますが、まだ温度差があり全国的な広がりにはなっていないそうです。
「周囲は想像することが大事。人権侵害にあっている人もいるから悪くないと伝えてあげることも大事だ」
と話しました。
クローズアップ現代 つながりを失う中で大切にしている言葉
仕事を失いひきこもるようになったきみこさんは、娘の存在が日々の支えになっています。
離婚後、再会した夫には自らの人生を取り戻す決意を伝えました。
毎日、目にする場所に飾っているのは
「きみがいてくれてうれしいよ」
と言う言葉でした。
Twitterでのクローズアップ現代で特集した女性のひきこもりへの反応
クローズアップ現代の女性の引きこもりのやつ見たけど、今までに認識されてきた社会的ひきこもりとは全く別枠の問題に見えるし、況してやこれまでの支援のアプローチではどうにもならない気がする。
— 稲葉渉(@inabawataru)Wed Apr 19 20:38:26 +0000 2023
クローズアップ現代っていつもタイトルと中身がズレてる
今日の女性のひきこもりってなん?自分の意思で結婚して子供産んで気付いたら孤立して仕事も出来なくてって!旦那のせい社会のせいって言いながら毎日キチンとご飯が食べられる生活を何だと思ってるんだかね?って元引きこもりは思う訳ですよ。
— mia(@mia831111)Wed Apr 19 11:25:10 +0000 2023
今日のクローズアップ現代のテーマは
「女性のひきこもり」でした
女性のひきこもりは既婚主婦が多い、とのことでした
私も主婦なので経験から言うと、
「家事を賃金化すれば解決する」という持論を持っています
いくら家事をやっても賃金として評価されなければ
虚しくなります
— Hiroko 双極Ⅱ型ママ。個別・SP500(@hiroko202106)Wed Apr 19 11:24:38 +0000 2023
今晩のクローズアップ現代の『女性のひきこもり』を見て感じたこと。追い込まれて自分の生活圏がすべてだと思い、基準に達しない自分を責めている。そんな基準って人が勝手に作ったものなのに。もっとゆったりと、自分ファーストで生きて欲しいです。 #となりのこもりびと
— エトワール邸の王子様(@kurorellar)Wed Apr 19 11:21:14 +0000 2023
クローズアップ現代でひきこもり女性の特集をやっていて、とても気持ちが分かった。職業に家事手伝いと書ける人達のことを羨ましいと思ったこともあったけど、そういう人達も同様に苦しんでいたんだなと思う。問題が顕在化していなかっただけで、ずっと同じように存在していた。
— メルル(@sabbath_stones)Wed Apr 19 11:17:07 +0000 2023
#クロ現
クローズアップ現代
広がる女性のひきこもり
“孤立”をどう防ぐのか
──────
生産性ないとダメみたいな、世の中の雰囲気、ないとはいえない。
それぞれ違うものを抱えていても、安心して声を出せる場所は大事かな。
目に見える状態だけじゃなく、その人の心の状態がどうかということ。
— けーさん(@kei_yamagaraan)Wed Apr 19 11:07:29 +0000 2023
先ほど、テレビのNHK総合で、「クローズアップ現代 広がる女性のひきこもり 「孤立」をどう防ぐのか」を見た。
— ひろし(@NV2oKxU1SbEyQhF)Wed Apr 19 10:58:37 +0000 2023
あまり注目されない女性のひきこもりや孤立。
その背後にあるもの、それをジャーナリストの池上正樹さんは「男社会が押しつける役割」と言う。
家父長的な価値観のなかで女性が自己実現をすることが許されず、家事・育児・介護の役割に押し込められてきたという現実。
今日のクローズアップ現代から。
— Nobu Ishiguro(@nobuishi)Wed Apr 19 10:57:26 +0000 2023
クローズアップ現代が専業主婦を「女性のひきこもり」と表現してて草生えた
— まつ実(@matsu_don)Wed Apr 19 10:49:17 +0000 2023
今、クローズアップ現代を観てる。
テーマは「女性のひきこもり」
男は仕事を完璧にする、そして女性は家事、育児を完璧にする。そんな考えは古いと俺は思ってる。
自分自身は結婚してないからよく分からないし勝手な事は言えない。
だけど男だ女だとかじゃなくてまず1人の「人間」として考えるべき。
— まるしゅん(@shunta_tea9049)Wed Apr 19 10:48:34 +0000 2023
クローズアップ現代で女性のひきこもりが取り上げられてる。
— エドガー@モチベ低下中(@Kazuma_knight)Wed Apr 19 10:35:29 +0000 2023
NHKニュースからの、クローズアップ現代を観てる
「女性のひきこもり」がテーマ
一応(って何なんw)、私も性別は女性で、引きこもり経験(今まで2度・それぞれ3年くらい)あるので
ちょっとこれは、ガッツリ観よう
いろんな理由や環境やパターンが、あるのよ。きっと😔
— めぐ megu(@azufururu)Wed Apr 19 10:34:33 +0000 2023
クローズアップ現代が
主婦、女性のひきこもり
………ワタシ?
— マホうさぎ(RDB:猫子守)(@nao_capricerabi)Wed Apr 19 10:34:02 +0000 2023