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解体キングダムも驚く!阪神高速道路を前代未聞の空中解体!

昨日の解体キングダムでやってた阪神高速道路の空中解体をまとめてみました。

交差点ど真ん中で前代未聞の空中解体に挑戦でした。

解体キングダム 交差点ど真ん中で前代未聞の空中解体

今回の現場は、大阪市平野区にある喜連瓜破高架橋でした。

約154mの区間で、真下には2つの国道が交わる巨大交差点です。

解体キングダム 下道を止めずに上空の高架橋を解体せよ

難関ポイント1は、下道を止めずに上空の高架橋を解体せよです。

オーバー・ザ・ブリッジ作戦

橋の上に橋をかけて上空だけで切断するオーバー・ザ・ブリッジ作戦で行きました。

ゴンドラのように吊り下げられた移動台車の中ではコンクリートブロックを小分けに切断し、ブロックをオーバー・ザ・ブリッジ経由で搬出します。

世界初の工法です。

人工ダイヤモンドが埋め込まれた装置ダイヤモンドワイヤーソーでコンクリートを切断します。

鉄筋の切り始めと切終わりの音の変化を聞き取る達人技を見せてもらいました。

解体開始

解体ミッション開始です。

コントローラーで慎重に調整しコンクリートブロックが見事に切断されました。

切り出したブロックはクレーンからクレーンに移動され、一度も地上に降ろされることなく外に運び出されました。

ミッション大成功です。

解体キングダム つかの間のホッとするひととき

危険と隣り合わせの解体現場で、ほっと息をつけるひとときはお昼休みです。

コンビニ弁当、おにぎり、愛妻弁当などを食べていました。

みんなで喋ってわいわいしてリラックスするのも大切です。

ギターを弾いてオリジナルソングを歌う人もいました。

職人たちをまとめる藤本さんのお昼はカレーでした。

職人たちをまとめる

入社以来ずっと橋の工事に携わってきましたが、忘れられないのが熊本地震で崩落した阿蘇大橋の復旧工事です。

大切にしたのが早さだけでなく、作業員とコミュニケーションをとって目を配ることでした。

今回の解体でも新設の工事にバトンタッチできるようしっかり施工することを意識していました。

解体キングダム オーバー・ザ・ブリッジ作戦最難関のミッション

この夜、オーバー・ザ・ブリッジ作戦最難関のミッションが始まりました。

分刻みの作業スケジュールで作業員は過去最大の70人です。

喜連瓜破高架橋の解体理由のひとつである中央部分の沈下。

有ヒンジラーメン橋

有ヒンジラーメン橋という構造で、1960年代から80年代にかけて建設されましたが、橋の沈下が問題となり現在ではほとんど採用されなくなりました。

沈下を防ぐため20年前にストラットとケーブルが設置されましたが、いざ解体するとなると最大の難関になってしまいました。

解体キングダム ストラットとケーブルを安全に取り外せ!

難関ポイント2は、ストラットとケーブルを安全に取り外せ!でした。

長さ80m、重さ2トンのケーブルの両端をウインチへ接続し、後方を緩めたら前方に引っ張ると言う流れです。

ケーブルの真下だけ通行規制の許可が下りましたが、23時~翌6時のタイムリミットがあります。

予備時間は35分と言うギリギリの勝負です。

解体ミッション開始

解体ミッション開始です。

15分で道路を規制し、15分でケーブル落下防止対策をとります。

予定より15分遅れてスタンバイ完了です。

ケーブルが垂れ下がりすぎないよう藤本さんが指示し、慎重に移動させます。

ケーブルを緩めては引っ張る作業を繰り返し、見事スケジュール通りのペースになりました。

トラブル発生

しかし橋脚がケーブルの通り道を狭めるトラブルが発生しました。

臨機応変に動き、みんなで難所を乗り越えます。

安全第一で作業し、タイムリミットの22分前に超絶ミッション大成功でした。

ストラット解体

残すはストラット解体です。

ガス溶断で切断しますが、工事現場での火災発生の原因となりやすいため技量が必要です。

ガス溶断の達人が見事ミッションを成功させました。

Twitterでの解体キングダムへの反応

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