マツコの知らない世界で、激ウマの日本チーズを一挙に紹介していました。
坂上あきさんがスタジオに登場しました。
坂上さんが紹介したいのは
「日本チーズは世界と渡り合えるようになりました」
ということでした。
2015年のフランスの権威あるチーズ品評会で、日本のチーズがアジアで初めて最高金賞を獲得したそうです。
以来、世界の品評会に出品する度に高評価を獲得しているのだそうです。
坂上さんは、欧州のチーズは、香り・刺激などクセが強いが、日本はクセが少なく旨味が強いと話しました。
欧米人には、物足りないのではというマツコの指摘に対し、様々な旨味が絡み合うのは欧米人には初体験の味だったと答えていました。
同じ製法でつくった代表的なラクレットで、日本と欧州のチーズを食べ比べしました。
まずはフランスのラクレット モンス熟成から試食しました。
試食したマツコは
「美味い、クサイ」
とコメントしていました。
欧州のチーズは、熟成中に塩水で何度も洗うことで、塩水がリネンス菌の繁殖を促進し、納豆のような独特な香りになるそうです。
マツコは
「塩辛食っているみたいな感じ、酒と合う」
とコメントしていました。
続いて日本の十勝ラクレット モールウォッシュを試食しました。
このチーズは、温泉水で洗っていて、温泉水が熟成を穏やかにするそうです。
マツコは
「全然違うよ」
とコメントしていました。
味の違いを生む大きな要因が、軟水と硬水の違いだそうです。
軟水のほうが、微生物の種類が豊富で活発に活動しているため、日本の方が複雑な味わいが生まれるそうです。
もう一つの違いが牛乳で、欧州は、ほとんど牛乳を飲まず、ジャージー牛は、脂肪分が多くコクのあるチーズ作りに最適だそうです。
日本のホルスタインは、低脂肪でさっぱりしたチーズになるのだそうです。
マツコは、日本のチーズは
「味わう」
欧州のチーズは
「嗜む」
感じだと話していました。
目次
本場を超える日本のチーズ
日本のチーズ消費量は、30年前の2倍以上ですが、約9割が海外からの輸入チーズなのだそうです。
これまで1000種類以上のチーズを食べてきたチーズプロフェッショナル協会副会長の坂上あきさんが、味が劇的に進化した市販のチーズから、本場ヨーロッパの度肝を抜いた日本独自のチーズを紹介しました。
日本のチーズ3選
大手メーカーのチーズだけでも、日本では70種類以上販売されているそうです。
カマンベールは、1962年に日本で初めて雪印メグミルクが発売したそうです。
カマンベールは、レンジで20秒ほどチンするととろけて旨味・香りが増します。
モッツァレラも食卓になじんできていて、タカナシ乳業の北海道チェリーモッツァレラは、カットせずそのまま使えるそうです。
本場欧州の職人が驚いた日本チーズを紹介しました。
チーズ工房は、全国に300以上あるそうです。
栃木県那須塩原市 チーズ工房那須の森
栃木県那須塩原市のチーズ工房那須の森は、2008年に先代が独自にチーズを研究し作った工房だそうです。
そして、世界最古のチーズ品評会、ワールドチーズアワード2019で、約3800種類の中から最高金賞に選ばれたそうです。
森のチーズ 長熟
森のチーズ 長熟は、ゴーダ・コンテなどの製法をミックスしていて、ミルク感を残す独自の熟成方法が世界を驚かせたそうです。
日本独自のカビや酵母菌がいる熟成庫で8か月以上熟成し、最初の2ヶ月は毎日塩水で洗い拭き、雑菌をとって微生物の環境を整えるそうです。
試食したマツコは
「8カ月経ってるように思えない、審査員の人びっくりしたと思う」
とコメントしていました。
広島県三次市 三良坂フロマージュ
広島県三次市の三良坂フロマージュは、2004年に松原夫妻が経験ゼロから始めたチーズ工房だそうです。
富士山 炭
今年のワールドチャンピオンシップチーズコンテストで金賞を受賞したのが、富士山 炭だそうです。
ヤギのチーズで、欧州のヤギのチーズは独特の獣臭がしますが、これは臭みがほとんどなく、口の中でとろける食感があるそうです。
松原さんは、ヤギを育てるため16年前に自ら山を切り開き山地酪農を開始、ストレスない飼育法で本場を超えるミルクを生み出したそうです。
本場では、ヤギのミルクをそのままチーズにしますが、松原さんは、低温殺菌し雑味のないチーズにするそうです。
試食したマツコは
「ふわふわしてる、空気感がある」
とコメントしていました。
トースターなどで焼くと、食感がふんわりして香りも立つのでオススメだそうです。
長野県東御市 アトリエ・ド・フロマージュ
長野県東御市のアトリエ・ド・フロマージュ。
この辺りは雨が少なく昼夜の寒暖差が激しく、フランス・ブルゴーニュと気候が似ていて、チーズ作りに最適な土地だと言われているそうです。
ブルーチーズ
塩川さんが2012年に開発し、モンディアル・デュ・フロマージュで最高金賞をとったのが、ブルーチーズだそうです。
ブルーチーズは、ミルクを乳酸発酵させ粒上に固め、型に入れ自重で水分を抜くそうです。
3カ月熟成させ、中の空洞に青カビを繁殖させていくそうです。
塩川さんは、カビの生える面積を増やし、脂肪を分解させ旨味・滑らかな食感を出して世界を驚愕させました。
マツコは
「食べ物は奇人変人の歴史、そういう人たちのお陰で今の食文化がある」
とコメントしていました。
試食したマツコは
「向こうのゴルゴンゾーラより青カビがマイルド」
とコメントしていました。
青カビから刺激が出る前に熟成を止めているそうです。
工房併設レストランのシェフにチーズリゾットを作ってもらっていました。
自家製ブルーチーズとセミハードチーズを入れるそうです。
試食したマツコは
「やっだ~美味しいわ、すっごい優しい味、風邪の日に食べられるレベル」
とコメントしていました。
世界に肩を並べるチーズ2選
フルーツなどで甘みを足したチーズ、デザートチーズを紹介していました。
日本では、デザートチーズが中々発展しませんでしたが、本場のものを職人がアレンジして、本場をしのぐチーズを作ることが起きているそうです。
佐賀県嬉野市 ナカシマファーム
佐賀県嬉野市のナカシマファームは、祖父の代から酪農家をやっていて、3代目の中島さんが2012年からチーズ作りを開始したそうです。
ブラウンチーズ
ブラウンチーズは、ノルウェーの国民食と言われるチーズで、チーズを作るときに出るホエイをベースにミルクを加えて煮詰めて固めたものだそうです。
ホエイに含まれる乳糖で、砂糖を入れなくても甘くキャラメルのような味になるそうです。
中島さんは、本場が入れる生クリームを入れず、チーズの風味を最大限に生かすアレンジをしているのだそうです。
試食したマツコは
「チーズの味が濃い」
とコメントしていました。
本場ノルウェーの人にも評価されているそうです。
北海道ニセコ町 ニセコチーズ工房
北海道ニセコ町のニセコチーズ工房を紹介していました。
二世古 雪花 パパイヤ&パイナップル
2代目近藤さんが開発したのが、二世古 雪花 パパイヤ&パイナップルだそうです。
ミルクに生クリームを入れて作るブリアサヴァランがベースになっているそうです。
雪花についてニセコチーズ工房の近藤さんは、乳酸菌がガスを出してバターのような風味になると話しました。
発酵バターにも使われる乳酸菌を混ぜ、チーズケーキのような甘みと滑らかさが出るそうです。
試食したマツコは
「チーズケーキだよ」
と驚いていました。
7種類の乳酸菌と酵母を組み合わせ、バター風味をチーズの中に醸し出しているそうです。
世界初の日本独自チーズ
坂上さんが、世界初の日本独自チーズを紹介しました。
蔵王酪農センター 麹チーズ蔵Kura
蔵王酪農センターの麹チーズ蔵Kuraは、世界で初めて日本独自の麹で熟成させたチーズだそうです。
酒粕をミルクに入れて熟成しているそうです。
坂上さんは、自分のプレゼンを振り返り、
「私は普通の人だと思っていたけど、やっぱり厄介な人なんだなって」
とコメントしていました。
Twitterでのマツコの知らない世界でやってたチーズの話題
私せっかく北海道にいるのに、
なんもチーズ食べとらん!!
(家庭の事情で生クリームはしぬほどたべた)
せっかくグルメ見て以来、めっちゃおにぎり屋さん行きたい
有名なのね🤔
美味しいもんな…
俺も今日から仕事頑張ります!
昨日、マツコの知らない世界でチーズやってたよ
チーズは大好きだからさけるチーズめっちゃ買う
チーズ特集だったぜ(笑)
チーズリゾット美味しそうでした。
でもって、たぶんちゃんとフォークで召し上がってましたね。
リゾットはじつはスプーンじゃなくてフォークで食べるものだというお話を思い出し、ひとりで、うんうんやっぱりそうなんだね〜と頷いてました笑
日本チーズもいいけどがっつりクセ強めの🇫🇷チーズが食べたぁぁぁい!モンドール、コンテ、ブリー、ブリアサヴァラン、ラクレット、サントモール、オッソイラティ…妊婦になってから我慢してるやつ…非殺菌チーズ…
ついでに『グレーテルのかまど』でプリン観たのでプリンも食べたい。
なんか食べたい。
要はお腹空いている。
蔵王チーズ!!
そして、マツコの声のガラガラ…コロナかかってたからね💦
チーズ!
チーズ!!
チーーーーーーズ!!!!!
今、目を閉じると、ラクレットがトローと流れています🧀
那須のチーズは出てくると思ってたけど、最後の最後、宮城の蔵王酪農センターでついに完成した麹のチーズ「蔵」
タイムリーにも先日息子がお取り寄せしてくれて食べたばかり✨ほろほろと、クリーミー、とっても美味しかった✨
放送前で良かった🤣