新型コロナウイルス感染者の電子カルテ流出するという、あってはならない不祥事が起こった青森県五所川原市の感染症指定医療機関のつがる総合病院の事件は、まだ記憶に新しい出来事です。
その新型コロナウイルス感染者のカルテを流出させた関与者が判明したようです。
流出に関与したのは、感染症指定医療機関になっているつがる総合病院に勤務する4人の看護師だったようです。
4人の看護師は、つがる西北五広域連合による内部調査に、逃げ切れないと思ったのか、自ら流出させたことを申し出たようです。
そして、つがる西北五広域連合の調査に対して、他にも流出があった可能性があると認めているということです。
いや~、とんでもない看護師たちです。
どんな仕事、職業に合っても、業務上知りえた情報を守秘するという義務は、当然のごとくあるわけです。
ましてや、看護師である以上、医療従事者である以上、患者のカルテを流出させる、つまり患者の個人情報を流出させるなどと言うことは、絶対にあってはならないことなわけです。
アラ還おやじの考えとしては、この4人の看護師には、キツーーーーーイお灸をすえる必要があると思います。
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新型コロナウイルス感染者のカルテを流出させた4人の刑事告発はしない
新型コロナウイルス感染者のカルテを流出させるという重大な事件。
当然、判明した4人の看護師を刑事告発するものと思っていたアラ還おやじですが、なんと、刑事告発はしないで懲戒処分だけにとどめるということらしいです。
びっくりです。
新型コロナウイルス感染者のカルテを流出させた動機
つがる西北五広域連合の内部調査に対して、最初に流出させた看護師が動機を話したそうです。
その動機と言うのが、同僚の看護師に、業務上の注意喚起を促すためだったということです。
それと、新型コロナウイルスに対する対応のプレッシャー、自ら感染することへの恐怖、そして、自分の高齢の家族へ感染させてしまうかもしれないという不安があったそうです。
カルテデータは関与した4人の他、看護師の親族二人にも流出させたということで、つがる西北五広域連合は、この6人に事情聴取をしたそうです。
その結果、6人ともLINEの履歴を削除してしまってたため、全ての送信先を確認することはできなかったようです。
でも、LINEの履歴の削除ということは、証拠を隠滅したということなのではと思うのは、アラ還おやじだけではないはずです。
つがる西北五広域連合は、4人の動機が悪質ではないとして、また、流出したデータに個人が識別される情報が含まれていなかったということで、刑事告発はしないとしていますが、本当に悪質ではないと言えるのでしょうか?
LINEの履歴を削除するという、証拠隠滅をしている段階で、充分に悪質と思えるのですが・・・
そう思うのは、アラ還おやじだけでしょうか?
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看護師、医師と医療従事者のモラルが欠如している
この新型コロナウイルス感染者のカルテ流出事件もそうですが、最近、医師や看護師といった医療従事者のモラルが欠如していると感じている人は多いのではないでしょうか。
新型コロナウイルスの感染拡大が広がっている中で、送別会や歓迎会と言った宴会の自粛が求められていたにも関わらず、宴会を決行して新型コロナウイルスに感染するといったお粗末な事態を引き起こしたりと、医療従事者として意識の低さ、モラルの欠如を露呈しているとしか思えないことが多すぎなのではないでしょうか。
新型コロナウイルス感染者のカルテ流出事件にしても、モラルの欠如という、ある意味悪意が引き起こした事件なのではないでしょうか。
また、そんな医療従事者を管理する側にも、甘さ、気の緩みが感じられるアラ還おやじです。
どのような仕事、職業にも、それぞれ、従事している者にしかわからないプレッシャーなどはあります。
しかし、その仕事、職業に従事している以上、プロです。
プロがプレッシャーに負けてしまうなどということはあってはならないことです。
安心して、自分の健康を預けることのできる医療体制であって欲しいと思うアラ還おやじでした。
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