人間関係において、相手から好かれることはとても重要です。
しかし、好感度を高めるためには、どのようなコツがあるのでしょうか？ カズレーザーと学ぶで最新の脳科学の知識をもとに、好感度をアップする方法を教えてくれました。
声のトーンや表情、アートの魅力など、脳の仕組みを理解すれば、人の心を動かすことができます。
目次
好感度をつかむとは？
好感度をつかむとは、相手に対して好意や信頼を抱かせることです。
脳科学の視点から見ると、この好感度という概念は相手の脳の報酬系活性化に関連しています。
脳の報酬系とは楽しい・満足感を感じるときに活動する脳の領域であり、ドーパミンなどの神経伝達物質が関与しています。
相手の好感度を高めることでその人の脳の報酬系が活性化し、相手はより良い感情や印象を抱くようになります。
したがって、好感度をつかむためには、相手の脳の報酬系を活性化させる刺激を与えることが重要です。
例えば、声のトーンや表情、体の動きなどが相手の脳に良い刺激を与えることができます。
実際、脳科学の研究では、声のトーンが相手の好感度に与える影響が明らかにされています。
特に、3000Hzの周波数を響かせることで相手の脳がより良い刺激を受け取ることができます。
このように、脳科学の視点から見ると好感度は相手の脳の報酬系を活性化させることによって生まれるものであり、声や表情などの刺激が重要な役割を果たしています。
モテ声の秘密 3000ヘルツの魔力
好感度を高めるためには、声のトーンが非常に重要です。
声のトーンには魔力があり、特に3000ヘルツの周波数が人間の脳に与える影響が大きいことが分かっています。
人を魅了する声の科学
東京工芸大学の森山剛教授の実験によれば、声のトーンは相手の感情を判断する際に大きな役割を果たしています。
日本人は声のトーンで相手の感情を判断する傾向があります。
声の大きさよりもトーンが重要であり、特に3000ヘルツの周波数を響かせることで相手の好感度を上げることができる可能性があります。
声には基本周波数が存在し、男性では80～200Hz、女性では150～400Hzに分布していますが、声を響かせることで3000Hzの音を混ぜることもできます。
3000ヘルツが人間の脳に与える影響
3000Hz付近の音は人間の耳がよく聴こうとする周波数であり、相手の耳が特にキャッチしやすくなります。
聴覚神経を通じて大脳辺縁系に情報が伝わります。
森山教授は、「い」や「え」の音が特に響きやすいと指摘しています。
また、骨盤を立ててアゴを引く姿勢や腹式呼吸を意識することで、3000Hzの音を出しやすくするアドバイスもしています。
3000Hzの響きは、相手に好感を与える効果があるとされています。
パペッツ回路と好感度の関連
人は初対面の相手を見ると、無意識のうちに過去の経験や情報を元に相手を判断しようとします。
これは脳内のある器官である「パペッツ回路」と関連しています。
パペッツ回路の役割と意味
パペッツ回路とは、感情と関連した記憶を取り扱う脳の部位のことを指します。
初対面の相手と関わる際に過去の経験や記憶を元に相手を判断し、印象を形成する役割を果たしています。
具体的にはパペッツ回路が関与することで、相手に対してとても良い思い出があった場合には脳内でドーパミンという快感物質が大量に放出されます。
その結果、相手に対して好意や好感を抱くようになります。
一方で、初対面の相手から危険な印象を受けた場合には、パペッツ回路がその印象を徹底的に刷り込む役割を果たします。
このように、パペッツ回路は感情と記憶をリンクさせる働きをしていて、好感度形成にも関与しているのです。
好感度を上げるにはパペッツ回路をどう利用するべきか
好感度を上げるためには、相手にとって良い思い出を与えることが重要です。
具体的には相手との関係性を良くして、いい思い出や印象を積み重ねていくことが効果的です。
パペッツ回路は初対面の相手に対して状況判断を行う際にも関与していて、相手が安全であると判断されれば好感度が高まる可能性があります。
そのため、初対面の相手には積極的に良い印象を与えることや、安心感を与えることが重要です。
また、パペッツ回路は感情と記憶を関連づける器官であるため、良い思い出を積極的に作り出すことが好感度向上につながります。
相手にとって良い経験や思い出を提供することで、パペッツ回路を通じて相手の好感度を高めることができるのです。
声に重きを置く日本人の感性
声に対する重要性は文化や社会背景によって異なる場合がありますが、日本人は声を特に重視する傾向があります。
脳科学的な視点からこの傾向を分析すると、声には感情や情報が含まれていて相手の内面を知る手がかりとなるからです。
声は、言葉だけでなく音の周波数やトーンによっても情報を伝えることができます。
東京工芸大学の森山剛教授の実験によると、声のトーンによって日本人は相手の感情を判断する割合が高いことが明らかになりました。
つまり、声は非言語コミュニケーションの重要な要素であり、日本人はこの要素に敏感であると言えるのです。
特に、3000Hzの周波数は日本人の感性に強く訴えかける可能性があります。
声の基本周波数は男性では80～200Hz、女性では150～400Hzに分布していますが、3000Hzの音を意図的に響かせることで相手の脳に直接アピールすることができます。
なぜなら、3000Hz付近の音は人間の耳がよく聴こうとする周波数であり、聴覚神経から大脳辺縁系に伝わるためです。
東京工芸大学の森山教授は、「い」や「え」の音が特に3000Hzに響きやすいと指摘しています。
これらの音を意識的に響かせるためには、発声時に骨盤を立ててアゴを引く状態や腹式呼吸を意識することが効果的です。
声を響かせることで相手により鮮明な印象を与えることができ、好感度を高めることができるのです。
Xでの脳科学で好感度UPへの反応
カズレーザーと学ぶ
｢誰にも嫌われたくない
好感度爆上げ方法｣— 糞屋浪 (@liljlllilijiljl) January 30, 2024
日本テレビ「カズレーザーと学ぶ。」最新脳科学で好感度爆上げ!!脳ダマし嫌いを好きに！で、コットン西村が飲み会に後輩を引き連れて行って、先輩はモテるんですってヨイショしたらモテる様になる、なるなる。って上納システムの1部を披露。普通にこんなのばっかや。#松本人志#週刊文春#吉本興業
— Drop (@Drop52007316) January 30, 2024
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— ally ( ｱ ﾘｰ ) (@allykitasenju) January 30, 2024