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昨日のカズレーザーと学ぶは脳科学の特集だった

昨日のカズレーザーと学ぶは、脳科学の特集でした。

現代人の脳がテーマでした。

近年、私たちの心や身体にトラブルを引き起こす脳のメカニズムが明らかになりました。

嫉妬するときやSNSで人を叩くとき、脳内でいったい何が起きているのか?

さらに突然ある動作だけできなくなる脳の病を解説していました。

11月は人の攻撃性が増幅 嫉妬を生む脳内メカニズム

カズレーザーが選んだ話題は、嫉妬を生む脳内メカニズムでした。

妬みや嫉みには、2つの脳内ホルモンが暗躍していました。

細田先生が嫉妬を生む脳内メカニズムについて講義を開始しました。

オキシトシン

オキシトシン摂取後に、異性の写真を見て自分のパートナーが混ざっていた場合、脳の中の報酬系の活動が活発になります。

オキシトシンレベルがアップすると結束は高まりますが、輪を乱す人間の排除に快感を覚えるそうです。

その結果、いじめやSNS攻撃などを助長するそうです。

オキシトシンは、仲間はみな平等でなくてはならないという前提を作ってしまいます。

そのため自分にはないものを持つ者に強い嫉妬心が生まれるとされています。

セロトニン

セロトニンの濃度は、前頭前野の活動レベルを下げてしまうそうです。

またセロトニントランスポーター遺伝子のSS型を、特に日本人が多く持っていて、不安になったり鬱っぽくなる可能性が高くなります。

人類に自由な意思はない 人は脳の操り人形

渡邉先生は、以前意識をコンピューターにアップロードできる最新研究でスタジオを驚かせました。

今回は、失言や浪費・ワンクリック詐欺までとっさの行動が起こす失敗はなぜなくならないのかを解説しました。

渡邉先生が無意識の謎について講義しました。

先生は問題として

「自分の意識が行動を決めているのか」

をあげました。

カズレーザーさんは

「意識の上で動いている」

などと話しました。

意識が感じる日常世界が現実から0.5秒遅れているそうです。

意識が感じる日常世界が現実から0.5秒遅れていることを証明する実験

それを証明する実験が、触覚ラビット錯覚で腕を伸ばしてもらい、Aの箇所を2回、Bの箇所を1回、計3箇所を素早く叩き、2回目に叩いた場所を尋ねると言うものでした。

検証結果では19人中14人が2回目に叩いた場所が3回目の方へとズレました。

渡邉先生は

「3回目に2回目がひきずられるそれこそが意識が遅れている証拠」

などと話しました。

またプロ野球のピッチャーが投げる球は0.4秒でミットに到達します。

意識が0.5秒遅れていたらピッチャーが手放すのを認識する前にボールがミットに到達していることになります。

カズレーザーさんは

「意識の吉村じゃ間に合わない」

などと話しました。

脳の後づけ再構成

渡邉正峰先生から脳と意識の核心について学びました。

意識には自分の行動を決定する力はなく、人の行動の多くが脳で無意識に処理されています。

すべての行動は無意識から始まり、会話の大部分も無意識下で行われています。

無意識に行動したことを後から意識が追認していることを

「脳の後づけ再構成」

と言います。

無意識で行動を開始し、意識で都合のいい理由付けを行っています。

イップスの正体は脳の病である局所性ジストニア

堀澤士朗先生によれば、イップスは心の病ではなく、誰にでも起こる謎の脳の病だそうです。

イップス

イップスとは、得意な動作がイメージ通りにできない症状を指しますが、古くからスポーツ業界では心の病だと考えられてきました。

局所性ジストニア

堀澤士朗先生によれば、イップスは心の病ではなく誰にでも起こる脳の病である局所性ジストニアなのだそうです。

局所性ジストニアは、特定の動作のみ不全を引き起こし、MRIでも異常が確認できません。

治療法として、定位的熱凝固術という手術があります。

定位的熱凝固術

特定の動作を繰り返すことで発症する局所性ジストニアは、運動回路の使いすぎで脳の指令異常が起き、思うように体が動かせなくなる病気です。

その治療法は、定位的熱凝固術という手術です。

意識のある患者の脳に電極をさし、できなくなった動作をやってもらいながら手術をします。

ただし、感覚を取り戻すにはリハビリが必要で、すべての患者が完治に至るわけではないそうです。

Twitterでのカズレーザーと学ぶで特集した脳科学への反応

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