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カズレーザーと学ぶで特集したマインドコントロールをまとめてみた

昨日のカズレーザーと学ぶで特集したのは、マインドコントロールでした。

支配される人の心とその仕組みを解説していました。

カルト宗教の新たな手口 あなたの心に忍び寄るいいね人間

西田先生によるとカルトの勧誘でSNSで使われています。

そして、番最初に近づいてくる方法はいいねのボタンだそうです。

韓国のある教団は、いいねを利用して信者が3倍ほどに膨らんだそうです。

他人の心を操作する

マインドコントロールは、他人の心を操作することです。

パトリシア・ハースト誘拐事件では、2ヶ月間でタニアであると改名し、集団の一員となり銀行強盗をやってしまいました。

しかし、家族と話しているうちに元に戻りました。

1970年代から、こうした事件をきっかけに、痛みなど直接的な恐怖を与えずに言葉で巧みに心を支配する方法の存在が知られました。

それは、マインドコントロールと呼ばれるようになりました。

西田教授によると、

「心の支配が起こるのは人間は楽をしたい生物だから」

だそうです。

また占い師が支配者になるようなこともあります。

マインドコントロールで注意すべきステップが、

  1. 信頼
  2. 社会的遮断
  3. 恐怖を与える
  4. 権威の構築

です。

マインドコントロールのステップ

マインドコントロールの最後のステップが、自己決定の放棄です。

マインドコントロールは、最短だと3ヶ月~半年でできます。

最終戦争に生き残ると信じた信者たちが、不正に武器を集め警察と銃撃戦を繰り広げたブランチ・ダビディアン事件などでは、中には途中でおかしいと気づく人が出てきますが、社会的な関係が断ち切られている状態のためおかしいと言えませんでした。

カズレーザーさんがカルト宗教と普通の宗教の差異を聞くと西田教授は、

「自己決定の放棄がカルトの境目」

と話しました。

賛美のシャワー

旧統一教会の勧誘の手口の中には、賛美のシャワーという言葉があり、ターゲットを褒めて褒めて褒めまくる手口があります。

勧誘する人は、善意100%で近づいてきていて、そのため騙されているとは思えないのだそうです。

カズレーザーさんは、

「答えがないモノの答えを言ってる時点で嘘つきですもんね」

などと話しました。

西田教授は、

「マインドコントロールの状態の定義は難しいが行為としてチェックするのはできる」

と話しました。

日常に潜む心の支配者として今急増するマニピュレーター

マニピュレーターは、攻撃性を隠し人の心を支配したいと言う人のことで、一般企業の場合、特に中間管理職に多いそうです。

自己啓発本の精神論の引用や落として甘い言葉をかけるなどがマニピュレーターだそうです。

マニピュレーターは、攻撃意図を隠し、反社会的行動はせず数多く存在するのが特徴です。

一方で、攻撃意図を隠さず、反社会的行動を取ったり、一般人と比べて著しく偏った考え方や行動を取るのがサイコパスです。

サイコパスは、感情の一部、特に他者への愛情や思いやりが欠如していて、自己中心的です。

道徳観念、倫理観、恐怖を感じないといった特徴があります。

柳原さんはマニピュレーターについて、

「いい社員ではないができる社員ではある」

などと話しました。

場所細胞で脳をリセット 脳科学者が語る支配された脳内

西さんによると、マインドコントロールは認知バイアスが深く関わっているそうです。

バイアスの代表的な例が確証バイアスで、採用面接で良い大学出身と聞くとすべてが優秀に見えるなど、先入観にとらわれて目の前の事実もその通りに印象づけてしまうことです。

また、現在までに分かっているバイアスの種類は166以上あるそうです。

西さんは、

「バイアスというのは考え方だけじゃなくて体の生理反応まで変えるということが分かっています」

などと話しました。

ハーバード大学の実験で、ホテルの清掃員を集め一部屋掃除するのに150キロカロリー消費すると吹込むグループと吹き込まないグループでは、1ヶ月後に吹き込んだグループが体重が落ちたそうです。

カズレーザーさんは、

「ダイエットするのもやっぱイメージとかすごい大事なんですね」

などと話しました。

またバイアスは学習能力まで影響していて、マインドコントロールと深く関わっているそうです。

擬似確信効果

マインドコントロールには様々なバイアスが絡んでいて、中でも最も深く関わりがあるとされるのが擬似確信効果だそうです。

人は不確実な状況になると、早く楽になりたいと言う心理からリスクの高い選択に惹かれるそうです。

他にも複数のバイアスが絡むことで、脳はマインドコントロール状態なのだそうです。

西さんは、

「バイアスにかかりやすい人はオキシトシン不足」

などと話しました。

またオキシトシンが作用するのが、背外側前頭前野でこれがオフになっていると客観視できなくなるそうです。

オフになる条件は、

  • 睡眠不足
  • 栄養不足
  • ストレス

で、活性化させるためには場所を変えると良いそうです。

この効果を逆利用しているのがカルト集団で、遮断することによりすべて客観視できなくし、積極的に栄養不足や睡眠不足にさせています。

西さんは、

「すべてのマインドコントロールが解けるわけではない一つずつ解きほぐしていくのが大事」

などと話しました。

カズレーザーさんは抗議を振り返り、

「理解できていれば良い方向にも使える」

などと話しました。

オキシトシン

オキシトシンは、視床下部の室傍核と視索上核の神経分泌細胞で合成され、下垂体後葉から分泌されるホルモンです。

また、オキシトシンは幸せホルモンと呼ばれ、人同士や動物とのスキンシップによって分泌が増えると言われています。

幸せホルモンを増やすことは、ストレスや不安な気持ちの軽減に役立ちます。

Twitterでのカズレーザーと学ぶで特集したマインドコントロールへの反応

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