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クローズアップ現代で注目する推し活パワー

昨日のクローズアップ現代でやってた推し活をまとめてみました。

推し活パワーで廃業寸前の老舗が復活

名古屋にある老舗和菓子店は、金のシャチホコをかたどった最中が人気ですが、コロナ禍で売り上げが3割になり一時は廃業寸前になりました。

窮地を救ったのは推し活でした。

50人ほどだったSNSのフォロワーは、4万人近くになりました。

さらに、推しと胃袋を同じにしたいとアイドルファンも続々やってきました。

最中の復活に一役買ったキタニーさんは、元々は最中推しではなく、地元のアイドルTEAM SHACHI推しでした。

鯱最中のツイートを見つけてピンチだと知り、TEAM SHACHIので出番だとツイートをしました。

するとTEAM SHACHIのハッシュダグを付けた最中の投稿が続々されました。

アイドル事務所も最中を推してくれて、期間限定のコラボ商品まで生まれました。

アイドル推しがいつの間にか、最中推しになっていくのが推し活パワーです。

最中推しの現象は、北海道でも発生しました。

カラオケ店経営のCAPTAINさんはネットで知った最中に勝手にテーマソングを作詞してSNSにアップしたところ、勝手に曲をつけて投稿され、ダンス動画をあげる人も出てきました。

CAPTAINさんは推しているつもりはなくても推し活になっているそうです。

去年、藤井聡太五冠のおやつにも選ばれるほどになりました。

きっかけは店に通う最中推しのじーごさんでした。

藤井五冠の対局が地元であると知り、鯱最中を食べて欲しいと投稿すると、対局会場の寺でおやつのメニュー作りを担当していて副住職の目に止まりました。

推し活パワー いま広がり続ける理由

久保南海子さんは推し活を心理学の分野、プロジェクションサイエンスから研究をしているそうです。

プロジェクションと言うアイドルやキャラクターなど外部の情報を自分で意味付けて世界を捉え直す心の動きのことです。

推し活が広がり続けている理由については、

「コロナ禍でオンラインでつながると、現場でリアルで対面することのありがたさや楽しさを改めて気づいて推し活が楽しまれているのではないか」

と話します。

久保さんは人類は推し活向きだそうです。

「人間は大きな集団を形成していて維持するためには、他者との協力は必ず必要で、自分の資源を分け与えることによって幸せを感じるのだ」

と説明しました。

推し活がビジネスにも 推し休暇で企画力UP

渋谷にあるスマホゲーム制作会社では、社員の推し活を応援する制度があります。

年に1度、推しメン休暇が取得でき、5000円が支給されます。

推し活を通して様々なコンテンツに触れることで、仕事にも活かしてもらうのが狙いです。

田中さんは推しメン休暇を使って、推しアイドルの舞台を見に行きました。

以前の会社では職場にナイショで推し活をしていましたが、推しメン休暇で職場に推し活を公表できて働きやすくなったそうです。

推し活を公表することでコミュニケーションも活発になりました。

何でも話せる雰囲気が新商品の開発にも活きているそうです。

田中さんは推し活の経験を、新たなグッズ開発に結びつけていました。

推し活がビジネスにも 終活の自己PRに活用

宮城県庁が仕掛けるのは、みやぎZ世代推し事はかどるプロジェクトです。

企業と就活生を推し活でつなげようと言うものです。

県が企画したイベントで、大切にしたのは学生たちに成功イメージをつかんでもらうことでした。

推し活のベテランの成功体験に、学生たちは聞き入りました。

企業には、推し活色満載のPVを作ってもらいました。

プロジェクトに賛同したタクシー会社では、新卒の募集を出すことも諦めていました。

1人の大学生が興味を持ちました。

伊達政宗推しの千葉珠貴さんです。

卒業論文のテーマは、

「文化面から見る伊達政宗」

でした。

タクシー会社側は、千葉さんの考えたプランで観光客が楽しんでくれるのではないかと考えました。

これをきっかけに中途採用の面接でも、推し活の質問をすることになりました。

推し活パワー なぜ企業や職場に浸透

推し活がなぜ企業や職場に浸透したのか?

久保南海子さんは、

「推し活を終活や企業に活かすことは、ワークライフバランスの観点からも興味深い」

と話します。

推し過ぎずに上手につきあうためには、

  • 自分の心の働きに自覚的になること
  • 自分がやっていることを俯瞰する
  • 周囲とシェアして色んな観点から見つめること

などが大事です。

高齢者も推し活を

神戸の高齢者施設で、92歳の加藤光枝さんは部屋にこもりがちでした。

入居者たちの生きがいになればと施設が考えたのが、サッカーチームを応援する週に1度の推し活でした。

運動が苦手な人でも体に力が入って体を動かしています。

光枝さんはサッカーに興味ありませんでしたが参加してみると、他の入居者に話しかけて盛り上げ役になっていました。

この取り組みは2年で約100施設、2500人が参加する一大プロジェクトになりました。

Jリーグも企画に賛同し、10チームが公式に賛同してくれました。

高齢者の心が踊るのは、SNSの声援に対する選手たちの反応でした。

高齢者施設に広がる推し活はどこが期待されるのか

高齢者施設での推し活で、応援すると言うのは対象に向かって自分が行動を起こす身体性認知になります。

自分の行動によって心が変わることにつながるそうです。

推し活の拡大は、多様性を肯定する社会につながります。

Twitterでのクローズアップ現代でやってた推し活への反応

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