新型コロナウイルスの勢いは、なかなか衰えませんね。
この新型コロナウイルスによる死者が、世界で10万人を超したそうです。
一週間で、死者の数は倍になるという、恐ろしい勢いを保っているようです。
死者の大半が欧州地域に集中しているそうです。
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目次
新型コロナウイルスにエボラ出血熱の治療薬が有効な可能性
世界での新型コロナウイルスによる死者が10万人を超した中、その怨敵、新型コロナウイルスに効果見込みがある薬が見つかったようです。
既に、アビガンの新型コロナウイルスに対する有効性がとなえられている中、別の有効見込みのある薬が見つかったというのは、嬉しい話です。
有効見込みがとなえられているのは、エボラ出血熱の治療薬候補だった抗ウイルス薬のレムデシビルという薬だそうです。
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抗ウイルス薬レムデシビルを新型コロナウイルス重症患者に投与
日米欧などの国際研究チームが、抗ウイルス薬レムデシビルを新型コロナウイルスに感染している重症患者に投与して、その効果を研究していたようです。
その初期研究は、投与した人数が53人と規模的には小規模の研究だったようですが、7割近くに症状の改善がみられたそうです。
初期研究の結果としては、決定的な結論を出すには至らないが、有効薬として見込みがあるということだそうです。
その見込みありという結果になった抗ウイルス薬レムデシビルは、未承認薬だということなのですが、研究と言うことで、医師の判断で、新型コロナウイルスに感染した重症患者へ投与したものだそうです。
この研究には、日本の国立国際医療研究センターも参加して行われたそうです。
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抗ウイルス薬レムデシビルは正式な臨床試験が行われている
抗ウイルス薬レムデシビルは、確かに未だ未承認薬ですが、既に、日本を始め、アメリカや中国などで、有効性や安全性を調べる正式な臨床試験が進んでいるそうです。
その抗ウイルス薬レムデシビルの実用化に向けて、臨床試験の成果は今月以降、順次発表されるということで、かなりの注目を集めているようです。
実際、抗ウイルス薬レムデシビルが新型コロナウイルスに有効と言う結果が出て、承認薬となれば、この感染拡大を収束へと進んでいくのではないでしょうか。
新型コロナウイルスへの有効薬の開発が進むということは、命を救い、この切迫した世界の経済を救うことになるわけですから、抗ウイルス薬レムデシビルが新型コロナウイルスへの有効薬として承認されることを期待するのは、アラ還おやじだけではないはずです。
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抗ウイルス薬レムデシビルの投与による研究
抗ウイルス薬レムデシビルの投与による研究は、1~3月に日本と欧米、そしてカナダで入院した、酸素補給が施されている重症患者に投与されたそうです。
対象になったのは、53人の重症入院患者で、大半が持病のある60歳超えの男性だそうです。
そのうち9人が日本で入院していた重症患者だそうです。
10日間、決められた量を静脈注射で投与した結果、53人のうち68%に当たる36人が酸素の補給状況が改善したそうです。
そして、結果として約半数に当たる25人が退院にいたったそうです。
ただ、約13%に当たる7人の人が亡くなられたとの結果も出ています。
この死亡率は、新型コロナウイルスの発生地となった中国の武漢での入院患者の死亡率が2割強だったのと比べると低い割合だったということです。
また、抗ウイルス薬レムデシビルの投与によって確認された副作用に、腎機能低下などの思い副作用がみられ、その割合は1/4だったそうです。
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