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今日のにっぽん百低山は羅漢寺山でした

今日のにっぽん百低山は、山梨県の羅漢寺山でした。

標高1058mの山です。

山梨県の羅漢寺山

甲府駅から吉田類さんが挨拶しました。

昇仙峡までバスで30分、渓谷の橋の上で甲府市出身の萩原智子さんと合流しました。

登山歴20年ですが、今日は低い山を楽しみながら味わいたいと語りました。

登山前に羅漢寺を参拝しました。

昔は、山の中にある修験道場の拠点で、山全体を修業の場としていたそうです。

きょうの登山ルートをイラストで紹介しました。

全長5km、片道2時間のコースです。

登山開始

登山開始です。

昇仙峡の峡谷を歩きながら登山口を目指しました。

花崗岩が180mの高さにそびえる覚円峰、天然の洞窟、石門などがみられました。

出発から30分、登山口には麦坂道の看板がありました。

杉の森に分け入り、次第に険しくなる坂道を登りました。

萩原さんが登山を趣味にしたのは、水泳で行き詰まった時に富士山に登って絶景を楽しんだのがきっかけだそうです。

杉林には石垣が残っていました。

昇仙峡マイスター

登山すること50分、坂を登りきりました。

昇仙峡マイスターとして活動するガイドと合流しました。

石垣の跡は、江戸時代の棚田で、麦やそばが育てられていたと解説してもらいました。

周辺に集落があり、登山道は、麦や炭を売りに甲府の街に降りるための街道だったそうです。

近くの展望台からは、晴れた日は富士山を見ることができるそうです。

山頂までは、稜線を歩く道で、地面がむき出しの岩になっているところもありました。

海岸を思わせる細かい砂は、花崗岩が風化したもので真砂と呼ばれるそうです。

天狗となった弥三郎

山頂の手前には、小さな祠がありました。

羅漢寺の杜氏・弥三郎が寺の住職にとがめられ、山にこもり、天狗となったと言う伝説が残ります。

奉納された紫水晶の石は、お守りとして知られます。

山頂に到着、吉田類さんは、この絶景を見たら天狗のように飛び立ちたくなるかもと語りました。

甲府名物の鶏もつ煮

今日の下山後のグルメは、甲府名物の鶏もつ煮でした。

甘辛い味は、何にでもぴったりだそうです。

萩原さんは、

「地元の近くに魅力的な山があることを初めて知った、山々を流れる霧や清流を見た後は格別」

と答えました。

Twitterでのにっぽん百低山でやっていた羅漢寺山の話題

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