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アナザーストーリーズ!瀬戸内寂聴の波乱万丈の99年の人生!

昨日のアナザーストーリーズで特集した瀬戸内寂聴の波乱万丈の99年の人生をまとめてみました。

アナザーストーリーズ 瀬戸内晴美から瀬戸内寂聴へ 愛の軌跡

瀬戸内寂聴こと瀬戸内晴美は20歳のときに見合い結婚をし、娘が生まれ良妻賢母に収まっていました。

1945年の終戦から3年後、彼女は突然夫に、

「小説家になりたい」

と告げ出奔しました。

晴美はその時、夫の教え子の涼太と不倫していました。

涼太は怖気づき、駆け落ちは成就しませんでしたが、その後、少女小説を皮切りに晴美は才能を開花させました。

1957年、女性の視点で性愛を描いた

「花芯」

を発表しました。

男性批評家から激しい批判に晒されました。

批判にめげす執筆活動を続け次々と作品を発表する晴美でしたが、私生活では妻子ある作家の小田仁二郎と半同棲生活を送りながら最初の不倫相手の涼太と再会し、複雑な三角関係に陥ってしまいます。

晴美はその愛憎劇を私小説として発表し高い評価を受けました。

1973年11月、晴美は出家しました。

心の自由を得て作品を書き続けたいと言う思いが出家を決意させました。

アナザーストーリーズ 井上荒野 鬼たちの生き方

1966年、作家の井上光晴は瀬戸内晴美と恋仲になりました。

光晴の妻の郁子は、夫と晴美が恋愛関係にあることに早くから気付いていました。

井上光晴の娘で作家の井上荒野は、

「瀬戸内寂聴さん以外にも女の人はたくさんいたんですけど父を作家でいさせるために、辛いとか寂しいとか母は一回も私たちの前で言ったことがなかった。家の中にもそういう空気は全くなかった」

と語りました。

出版業界では公然の秘密だった光晴と晴美の仲について荒野は、

「全く気付かなかった」

と話します。

92歳で瀬戸内寂聴が病に倒れ、荒野は彼女の元に向かいました。

光晴の話をずっとしている瀬戸内寂聴の姿を見て、

「本当に好きだったんだ。なかったことにしたくなかったんだと思ったら本当にぐっと来ちゃって。これは私が書いて残さないとダメだ」

と思い、瀬戸内寂聴と井上夫妻をモデルにした小説

「あちらにいる鬼」

を完成させました。

アナザーストーリーズ 瀬戸内寂聴に救われた人たち

瀬戸内寂聴は出家した翌年、京都に庵を構えました。

それから10年後、法話の会を開始しました。

必ず質疑応答の時間を設け、深刻な悩みにも即答しました。

瀬戸内寂聴は1987年から2005年まで、岩手県浄法寺町で天台寺の住職を務めました。

2011年、東日本大震災が発生しました。

衝撃を受けた瀬戸内寂聴は被災者のために法話を開催し続け、大切な人を亡くした人たちを励まし続けました。

瀬戸内寂聴は生前、

「私はお見舞いっていうつもりでね、色々各地に行ってるんですけどね、だんだん行ってるうちにですね、本当にショックを受けたり感動を受けたりしてね、なんかこうだんだん鍛えられてね、新しいことを見せつけられて、人間に対する信頼をまた盛り返して」

などと語っていました。

Twitterでのアナザーストーリーズで特集した瀬戸内寂聴の話題

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