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ダーウィンが来たでやってたのはオオカミウオだった

昨日のダーウィンが来たで特集したのは、オオカミウオでした。

オオカミウオのなんでも砕く巨大な顔のヒミツ

水中カメラマンの関さんは、海の常識を覆す数々の発見をしてきました。

関さんは、オオカミウオが集まる特別なスポットを見つけました。

オオカミウオは、岩穴に隠れているそうです。

オオカミウオは大きな口と鋭い歯を持ち、全長1.5m、体重30kgにもなる巨大魚です。

体に浮き袋が無く泳ぎは苦手で、近くに魚が来ても食べる気はなさそうでした。

ケガニがやってくるとオオカミウオは噛みつきましたが、上手く行かず反撃されました。

オオカミウオは、ケガニを捕まえると一飲みにしました。

もっと硬い殻を持つホタテも貝殻ごと食べてしまいます。

犬歯と臼歯を持つオオカミウオ

オオカミウオは、魚には珍しく犬歯と臼歯を持っています。

上顎には、真ん中に臼歯が生えています。

上と下がかみ合わず、ずれていることで硬いものを砕くことができるそうです。

喉の奥にある咽頭歯でさらに細かくして飲み込んでいます。

オオカミウオの顔の断面を見ると、頭から頬にかけて分厚い筋肉がついていることがわかります。

オオカミウオの恋の大バトルを世界初撮影

8月、関さんは、まだ誰も見たことがないオオカミウオの繁殖を解き明かそうとしました。

「ダイ」

と名付けた雄が棲む岩穴の周りに複数のカメラを設置し、半年以上に渡り繁殖行動を詳細に観察しました。

撮影を初めて5日後、繁殖の準備が整った雌が現れましたが見向きもせず立ち去りました。

次の日、別の雌がやってきて岩穴に降りてきました。

ダイは、岩穴にメスを招き入れました。

翌日、2匹仲良く並んで顔を出していました。

1週間後、別の雌がやってきましたが、ダイは追い払いました。

岩穴から出てきた雌のお腹は大きくなっていました。

ある日、ダイの岩穴に別の雄がやってきました。

口を大きく開け、岩穴の外で攻撃し合いました。

ダイは雄にデスロールを決めて岩穴に戻りました。

この後も襲撃者は跡を絶ちませんでした。

オオカミウオの繁殖の仕組み

関さんの撮影から繁殖の仕組みが見えてきました。

まず、雌が岩穴をめぐり気に入った雄を選んでカップルになります。

オオカミウオが交尾できるのは、産卵の直前だと考えられていて、他の雄たちは産卵までの間にカップルの岩穴を襲撃し、雄を追い出そうとします。

この戦いの期間は2か月にも及びます。

また、襲撃者が現れました。

ダイは強烈な一撃を受けて、雌を岩穴ごと奪われてしまいました。

ダイが再び戦いに勝つことはありませんでした。

度重なるケンカでダイは鋭い歯を失ってしまっていました。

オオカミウオの歯は、また生え変わるそうです。

オオカミウオの産卵

10月、オオカミウオが産卵の季節を迎えていました。

岩穴で雄が卵を抱えていました。

卵を守っている間は、ほとんど何も食べずに過ごすそうです。

孵化するのは、半年先の春です。

11月、嵐がやってきた後、観察していた岩穴のすべてからオオカミウオは姿を消してしまいました。

4月、再び海に潜るとオオカミウオの赤ちゃんが泳いでいました。

さらに、ダイが岩穴に戻ってきていました。

Twitterでのダーウィンが来たでやってたオオカミウオへの反応

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