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ダーウィンが来たの再放送はライチョウの特集だった

ダーウィンが来たの再放送は、ライチョウの特集でした。

中央アルプスでライチョウ復活大作戦

長野県の中央アルプスでは、ライチョウの姿が半世紀も見られなくなっていました。

2018年、他の山から飛んできたライチョウが発見され、ライチョウの生息地としての環境が保たれていることがわかりました。

2020年夏、中央アルプスに他の生息地から19羽のライチョウが運ばれました。

このライチョウたちを繁殖させて、幻の生息地を復活させようと計画です。

目標は、生息が安定する100羽以上まで増やすことです。

冬を越せたか確認すると、中央アルプス全体で18羽を確認することができました。

ライチョウの巣

ライチョウの巣が見つかりました。

4羽のメスが、その周辺で卵を生んでいることがわかりました。

ヒナの誕生に合わせ、環境省の職員や有志など総勢30人以上が参加する一大作戦が始まりました。

寒さや天敵の影響で、生後1か月の死亡率が高いライチョウを生まれた直後から特製のケージで守ることにしました。

7月上旬、雛たちが生まれました。

巣から1キロ以上離れたライチョウハウスに時間をかけて誘導しました。

特別天然記念物 HISTORY

野鳥の復活作戦で話題になったトキとコウノトリは、どちらも人里で暮らし、かつては日本各地で普通に見られる鳥でした。

明治時代になると羽毛や肉などを目当てに乱獲されるようになりました。

さらに、農薬などの影響で生息環境も悪化しました。

保護が追いつかないほど急激に数を減らし、どちらも日本の野生では絶滅してしまいました。

一方、高い山に住むライチョウは昔から神の鳥として狩猟の対象になりませんでした。

ライチョウハウスで守り抜け

中央アルプスでのライチョウ復活作戦。

ライチョウハウスに入れるのは夜や天気の悪い時だけで、日中は高山という厳しい環境で生きる知恵を母親から学ぶため外に放しています。

親子が外にいる間、天敵に襲われたり迷子になったりしないよう人がつきっきりで守ります。

ライチョウハウス

ライチョウハウスでの保護が始まって2週間、雛の体重は生まれたときの3倍になりました。

ある日、1羽の雛が体調を崩してしまいました。

人の手で食べ物を飲み込ませることにしました。

保護開始から1か月、ライチョウの家族を野生へと放ちました。

保護した雛の約7割が無事に成長しました。

10月、再び訪れると雛は親と同じ大きさまで育っていました。

2022年春の時点で、40羽ほどの生存が確認されています。

Twitterでのダーウィンが来たの再放送でやってたライチョウへの反応

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