まだまだ、日本国内における新型コロナウイルスの勢いは衰えることをしりません。
緊急事態宣言も全国へと拡大され、特定警戒都道府県が指定されるという事態の中、さまざまな業種で、お客様の減少による収入が減り続け、休業によって収入が無くなるという事態に陥っています。
自営業も、いや、自営業だからこそ大変です。
飲食店の売上が下がっているという部分だけがクローズアップされ、飲食店だけが大変そうに報道される毎日に、不満を抱いている自営業者は多いです。
実は、アラ還おやじもその一人だったりします。
気ままに、ブログを書き込むリタイヤ組のようにしていますが、実は、アラ還おやじは、整体院を営む自営業です。
新型コロナウイルスの影響を、まともに受けている自営業者の一人です。
1月ころまでは、全くというわけではありませんが、影響は小さいものでした。
ところが、2月に入ると、急激に来院数が落ち込み始め、あれよあれよと言う間に売上が減少していきました。
人に触れる仕事と言うこともあり、新型コロナウイルスの影響は、大きい状態です。
それでも、予約のお客様が、まだまだ入っているということもあるので、そのお客様たちを頼りに営業を続けていました。
しかし・・・
その頼りの予約のお客様達も、3月に入ってからはキャンセルが増え続けている状態。
それでも、いくらかのお客様が来てくださっているので、まだましなのでは思っています。
事実、同業者の中には、全くお客様が来なくなってしまい、店を閉めたという話も聞こえてきています。
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自営業だからこそ新型コロナウイルスの影響は大きい
新型コロナウイルスの影響で、たくさんの自営業者が、営業自粛をしています。
自営業は、店を開けないとお金を稼げません。
営業自粛して店を休業してお金が入って来なくても、発生する経費はたくさんあります。
お店の家賃やテナント料、光熱費、税金など、休んでいても経費と言うのは発生するし、休んでいればいるだけ、マイナスは大きく膨れ上がっていきます。
その影響、ダメージの大きさは、勤め人に比べてはるかに大きいと思うのはアラ還おやじだけでしょうか?
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自営業者という立場とその役割
人には、それぞれの立場があって、それぞれの役割があります。
自営業者には、自営業者の暮らしがあり、生きる中での役割があります。
これは、アラ還おやじだけではないと思いますが、自営業者は、自営業者としていつも自問自答しているはずです。
「私が店を閉めてしまったら、いつも来てくれるお客様は、どうするんだろう?」
「いつも、私の店を使ってくれる人は、この店が無くなったら困るんじゃ無いか?」
たいていの自営業者は、お客様のことを思って営業を続けているはずです。
何故なら、お客様を大切にできない店は、新型コロナウイルスの影響とかに関係なく潰れることを知っているからです。
自分の生活のために、お客様が離れていかないために、将来の自分の暮らしを見据えて、営業を続けていかなければならないのです。
しかし、この新型コロナウイルスの影響は、全ての人の立場も役割も破壊していこうとしているわけです。
ここで、諦めてしまうのか?
どこまでも喰らいついていくのか?
瀬戸際です。
新型コロナウイルスが収束した後、また、一からお客様を獲得するのは、非常に苦しく、難しいです。
今、国が保証してくれても、いつまでも国の保証があるわけではありません。
保証は、いつかは切られます。
でも、保証を切られた後からでも、自営業者は、生活を守らないといけません。
だから、今、必死になって、保証を受けてでも、店を守ろうとしているんです。
入ってくる金がないと何もできないのが現実です。
支払いを遅らせるとか減額してもらっても手元の金は減るだけです。
保証を受けられるのであれば、素直に受けて、手元に資金を持った方が精神的にも楽になります。
その上で、今を乗り切り、将来に繋げていかなければならないわけです。
今日の、ブログ記事は、湿っぽくなってしまいました。
でも、たまには、アラ還おやじも愚痴ってもいいですよね(笑)
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