副作用が強すぎて承認が取れなかったアビガンですが、新型コロナウイルスに使用できるようになったみたいですね。
アビガンは、インフルエンザが大流行したときのために200万人分が備蓄されているそうです。
また、アビガンという薬は、処方箋薬などではなく、医療現場でのみ使用できる薬なんだそうです。
ですから、家に持って帰るということはできない薬です。
特に、副作用が強すぎるため、入院患者でなければ使用できないということになっている薬がアビガンだそうです。
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海外では新型コロナウイルスへの有効性を既に認められているアビガン
ようやく安倍首相がアビガンの使用を認めることにしたようですが、既に海外では新型コロナウイルスに有効と認めている国もあります。
アビガンという薬は、現在、備蓄薬として200万錠が備蓄されているそうです。
ですが治験薬であるということもあり、新型コロナウイルスに有効かどうかを判断するには、早くても臨床検査に1年以上必要ということで、仕様が許可されていませんでした。
しかし、中国やドイツでは、既に新型コロナウイルスに有効と認めていて、感染初期に投与すると効果は顕著に出るとしています。
ところが、肝心の開発国である日本は、まだこれから安全性について薬事法に基づく検査を繰り返し有効性と安全性を確認してからでないと使用できないとしていたんですね。
と言っても、既に治験薬としては認可されているわけで、海外では、その有効性が既に認められているという事実。
そして、この非常時ということもあって、本人の希望があれば使えるようにしたようです。
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アビガンとはどんな薬?
本来、アビガンという薬は、使用も処方も、普通はできない薬だそうです。
というのは、アビガンという薬は、新型インフルエンザが流行し、他の薬剤が効かないと日本国政府が判断したときに、厚生労働大臣の要請を受けて製造を開始するという特殊な承認が必要な薬だからだそうです。
そのため、そもそも市場にも出回っていない薬だそうです。
ただ、備蓄はされている薬なんですが、政府が厳重に管理している薬だそうです。
そのアビガンの使用を認めるということになるとのことですから、新型コロナウイルスと診断されたときに、本人の希望があって、治療にあたる医師の判断で使ってもらえるようです。
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アビガンの副作用
新型コロナウイルスに有効だと言われているアビガンという薬は、副作用が強すぎると言われていますが、いったいどんな副作用があるのでしょうか?
アビガンは、妊婦に投与すると奇形が生まれてしまうという副作用があるようです。
そのため、妊婦および妊娠の可能性のある女性への投与は、禁忌とされています。
そして、男女を問わず、投与期間中および投与終了後7日間は、なるべく性交を行わず、行う場合は必ず避妊するよう指示されているそうです。
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