中国でハンタウイルス発生！新型コロナウイルスの収束が見えない最中に新たなウイルスが！

新型コロナウイルスを発生させた中国で、今度は、ハンタウイルスが発生したそうです。

発生したのは、中国西部の雲南省。

ハンタウイルスが確認された感染者が、一人でビジネスのために山東省に向かっていたようです。

その途中、バスの中で死亡したということなんですね。

そして、その死亡原因がハンタウイルスということが判明したそうです。

そのため、このバスに乗っていた他の乗客31人にも検査を行ったそうです。

新型コロナウイルスの一件もあってか、対応としては素早かったみたいですが、それよりも、次から次へと新たなウイルスの発生源となる中国と言う国に怖さを感じるのはアラ還おやじだけでしょうか？

ハンタウイルスとは？

ハンタウイルスという名前を初めて耳にする人も多いのではないでしょうか。

実は、アラ還おやじも初めて聞きました。

ハンタウイルスって、どんなウイルスなのでしょうか？

ハンタウイルスは、ネズミなどが持っているウイルスだそうです。

ハンタウイルスが流行している地域で、ウイルスを持っているネズミなどに咬まれたり、その排泄物、つまりネズミの尿やその吐いた物、排泄した便に触れたり、排泄物を含んだほこりを吸い込んだりすると感染するそうです。

症状として、腎症候性出血熱とハンタウイルス肺症候群という2つを起こすそうです。

ハンタウイルスによる腎症候性出血熱

発熱や腎臓の障害を引き起こすことが特徴として挙げられる病気だそうです。

主な流行地域としては、中国などの極東アジアと北欧・東欧を主とするユーラシア大陸全域が挙げられるそうです。

中国では、年間、数万例の発生報告があり、ユーラシア大陸全域では、年間、数千例の発生報告があるそうです。

日本では、1960～70年代にかけて、発生した報告があるそうですが、その後はみられていないそうです。

ハンタウイルスによるの腎症候性出血熱の感染経路

ウイルスを持ったネズミなどの糞や尿が粘膜や傷口に直接触れたり、排泄物の含まれたほこりを吸いこんだり、直接ネズミなどに咬まれたりすると感染するそうです。

人から人へ感染したという例は、報告されていないそうです。

ハンタウイルスによる腎症候性出血熱に感染したときに出る症状

潜伏期間は、10～20日だそうです。

その潜伏期間の後に、突然の発熱、頭痛、悪寒、脱力、めまい、背部痛、腹痛、嘔吐が生じるそうです。

また、顔面の発赤、目の充血、発疹などの出血症状がみられることもあるそうです。

軽症型だと、上気道炎症状と微熱、検査でわかる程度の尿異常だけで回復するそうですが、重症型になると、発熱の他に、低血圧・ショック（4～10日）、尿の減少（8～13日）、尿の増加（20～28日）、それから回復するそうですが、強い腎機能障害を伴うそうです。

重症型になると、死亡率も高くなり、3～15％が死亡するそうです。

ハンタウイルスによるハンタウイルス肺症候群

1993年にアメリカ南西部で初めて流行が確認された呼吸器疾患だそうです。

このときに、新種のハンタウイルスが病原体であることが判明したそうです。

これまでに、アメリカ、カナダ、南米の各国(アルゼンチン、チリ、パラグアイ、ブラジル、ウルグアイ、ボリビア、パナマ）で患者が発生しているそうです。

発症すると、約40％が死亡する重症度の高い病気だそうです。

ハンタウイルスによるハンタウイルス肺症候群の感染経路

北米ではシカマウスからの感染、南米ではコトンラットやコメネズミなどからの感染が報告されているそうです。

いずれも日本には、生息していないそうです。

ウイルスを持った、げっ歯類の糞尿が混ざったほこりを吸い込むと感染するそうです。

北米のハンタウイルス肺症候群では、人から人への感染は、起こらないと言われています。

ハンタウイルスによるハンタウイルス肺症候群に感染したときに出る症状

潜伏期間は、1～5週間と推定されているそうです。

症状として、突然の発熱、頭痛、悪寒があるそうです。

その期間が1～4日間だそうです。

その後に、呼吸困難、酸素欠乏状態が急速に現れるそうです。

呼吸数の増加、脈拍数の増加が顕著になるそうです。

感染者が入院したときの症状として、発熱、筋痛、悪寒が、ほぼ全例でみられたそうです。

嘔気、嘔吐、下痢および倦怠が頻繁に起こるようです。

他には、短い呼吸、めまい、関節痛、背部痛、胸痛、腹痛、発汗および咳が起こり、まれに鼻汁や咽喉痛があるそうです。