毎日、たくさんの感染者を出し、死亡者報道を出し続ける新型コロナウイルス。
そして、その影響は、健康と言う面だけではなく、経済にも及ぼし始めています。
その新型コロナウイルスの及ぼす被害は、健康、経済だけにはとどまらないようです。
新型コロナウイルスの影響、それは、夫婦関係をも崩壊させ始めているようです。
その名も、コロナ離婚だそうです。
もともと神経質な人は、新型コロナウイルスの感染拡大によって、さらに神経質になっているケースが増えているようなんです。
実際、新型コロナウイルスのせいで離婚になった夫婦も出始めているようなんです。
そして、まさか新型コロナウイルスのせいで、離婚するとは思ってもいなかったと言うのです。
あなたなら、新型コロナウイルスのせいで、愛する妻や夫から、離婚してほしいと言われたらどうしますか?
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新型コロナウイルスが流行してさらに神経質に
もともと神経質な人は、どこにだっています。
それも、たくさんいます。
ただ、そんなもともと神経質な人と言うのは、何かの病気などが流行するとさらに神経質さを増していくことが多いものです。
ですから、今回の新型コロナウイルスが流行してから、神経質さの度合いがパワーアップした人は、かなり多いはずです。
しかし、これが季節的なインフルエンザなどの流行と違い、収束のめどが立たないため、その神経質さに疲れて耐えられなくなってしまい、大きな夫婦喧嘩を引き起こし、離婚騒動に繋がってしまうケースが増えているようです。
季節的なインフルエンザなどの流行だったら、その神経質さが落ち着くころが予測つくのでよいのですが、新型コロナウイルスは収束のめども立たない。
となれば、その神経質さにいつまで耐えればよいのか予測がつかないために、疲れに耐えられなくなってしまいます。
あるご夫婦は、新型コロナウイルスが流行してから、もともと神経質だった奥さんが、さらに神経質になってしまい、玄関前で靴と上着を脱いで、うがいと手の除菌、そして、すぐにシャワーを浴びるようにしていたそうです。
仕方ないので、旦那さんも、最初は、奥さんに合わせていたそうです。
でも、それも最初だけで、徐々に馬鹿らしくなってきて、疲れたと口にするようになったそうです。
結果的に、旦那さんは、手洗いとうがいだけしかせず、玄関前で靴と上着を脱いでのうがいと手の除菌やすぐにシャワーを浴びるということをしなくなったそうです。
奥さんが語ったところによれば、旦那さんが手洗いとうがいしかしなくなったことを指摘したことで、大きな夫婦喧嘩になって、旦那さんが実家へ帰ってしまったそうです。
その後、何度か旦那さんとは、連絡をとって仲直りをしようと試みたらしいのです。
でも、最終的に、旦那さんから、LINEで、「今回のことだけじゃない。君の神経質は度が過ぎていて疲れた。離婚しよう」とのメッセージが届いたそうです。
確かに、価値観が、違いすぎるのであれば、お互いが疲れてしまうし、離婚もやむを得ないのかもと思います。
そして、どちらかと言うと無神経なアラ還おやじですから、旦那さんの気持ちが痛いほど分かります。
新型コロナウイルスは、毎日、感染拡大を広げていっているのは確かです。
だからこそ、気をつける部分は気をつけてでも、気遣うところは気遣わないと、一方が疲れ果ててしまい、夫婦であれば、離婚騒動が起きることもあるわけです。
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中国での状況
新型コロナウイルスの感染予防対策のために、在宅勤務を推奨し、実際、社員に在宅勤務を命じている企業が増えています。
そのせいで、夫婦で過ごす時間が増えたのはいいが、夫婦喧嘩も起きやすくなっているようです。
3月17日付の朝日新聞によると、中国では、離婚の手続きの予約が殺到しているということです。
中国では、新型コロナウイルスの影響で、今まで婚姻・離婚の手続き窓口が休止してのが一因と言われていますが、やはり、夫婦で過ごす時間が増えたのも一因のようです。
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新型コロナウイルスは法的に離婚原因となるのか?
新型コロナウイルスを原因として、夫婦どちらかが離婚を切り出してきた場合は、どうなるんでしょうか?
ある弁護士さんのお話によると、他の離婚原因と同じで、離婚したいと言われたからと言って、必ず応じなければいけないというわけではないそうです。
原則的に、どんな原因であっても、離婚するには、夫婦の合意が必要となるそうです。
よくあるように、どちらかが、協議離婚や調停離婚に応じないときは、離婚を決意した方は、裁判に訴えるしかないんだそうです。
ただ、裁判を起こせば、それなりの時間がかかるのは、どうしても避けられないそうです。
また、裁判をしたからといって、婚姻を継続し難い重大な事由がないと、離婚は認められないそうです。
新型コロナウイルスが原因であろうが、どのような原因であろうが、離婚話になったからと言って、必ず離婚できるというわけではないそうです。
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