車中泊をする場所の選び方ってあるのか?
何も調べずに、無計画全開で車中泊にでかけても、万が一、泊まる場所を確保できなかったら!?
と思ってしまうのは、アラ還おやじだけでしょうか?
やはり、事前に場所は、何ヶ所かピックアップしておいたほうが安心ですよね。
第一に、車中泊ができるかどうか?
安全性はどうか?
利便性は?
この三つは、選ぶための最低基準じゃないでしょうか。
最終決定は、現地になることが多いかも知れませんが、事前に何ヶ所か調べておくというのは大切だと思うアラ還おやじです。
目次
車中泊の候補地は多めにピックアップしておく
行き慣れた場所だったら、そんな心配はないかもしれませんが、やはり車中泊の場所としての候補地は、何ヶ所かピックアップしておいた方がいいですね。
何にも調べずに行って現地で確認したら車中泊お断りなんてこともあり得ます。
車中泊できないわけではないけど、あんまり適していないっていうことだってあり得ますよね。
現地に着いたのが夜遅くなってからだとかだったら、代わりの場所を探すのも大変ですから。
もし、車中泊予定地の周辺を観光する予定なら、せめて、明るいうちに候補地のチェックだけはしておいたほうが無難だと思うアラ還おやじです。
スポンサーリンク
場所選びのポイントは3つ
車中泊の場所を選ぶときのポイントは3つです。
- 不法な場所でなく、近所、近隣に迷惑をかけたり、不審に思われない場所
- 交通上、人的、地形など危険でない場所
- トイレや水道などがあって利便性が高い場所
不法性のない場所というポイント
不法性というポイントに関しては、空き地や市街地の駐車スペースなどは避けましょう。
きちんとした駐車場を選びましょう。
道の駅などであっても、車中泊を禁止していて表示がされている場合もあります。
また、利用時間が決まっていたり、夜間は施錠される駐車場もありますから、そのようなところは避けましょう。
余談ではありますが、周辺に「チカンに注意」の看板があるような地域の駐車場も避けましょう。
要らぬ疑いの目を向けられることもありますからね。
危険でない場所というポイント
これは、駐車場の出入口付近や道路脇の路肩、暗くて人がいない駐車場、逆に暴走族などの溜まり場になっている駐車場、水際近くの河川敷や崖の下などが当てはまります。
暴走族などの危険人物が来ている場所でないかの見分け方としては、タイヤのブラックマークが多い駐車場、ゴミが散乱している駐車場、ペイントの落書きが多い駐車場などで見分けるようにしましょう。
利便性が高い場所というポイント
トイレと水道はあった方が良いですね。
特に、トイレは仮設のトイレではなく、照明がしっかりある常設のトイレがある場所を選びましょう。
車中泊の候補地にはこんなところがあります
車中泊の候補地、不法性がなくて、安全で、かつ利便性が高い場所。
となれば、おのずと場所は限られてきますよね。
スポンサーリンク
高速道路のSAやPA
安全性と利便性が比較的高くて、場所もわかりやすいと言ったら、高速道路のSAやPAですね。
車中泊の候補地として利用できます。
でも、勘違いしないでおきたいのが、あくまで基本的に高速道路利用者のための休憩施設であるということです。
車中泊のためだけに、一区間だけ高速道路に入るという利用方法は、マナー的見てもおすすめできません。
SAは、施設が充実していて駐車場も広いです。
24時間車の出入りが多いのも特徴です。
一方、PAは駐車場が狭くて夜は施設が閉まっているところが殆どです。
中には、駐車場の広いPAもありますが、深夜は仮眠をとる大型トラックだらけになるところが多いです。
一般道路の道の駅
高速道路のSAやPAよりも目的地に近いことが多くて、利便性が比較的高いのが一般道路の道の駅です。
近くまで行くと必ず標識もあって場所がわかりやすいです。
道の駅の営業時間内であれば、買い物や食事もできます。
最近では、日帰り温泉施設を併設している道の駅もあり便利です。
気をつけたいのは、ゴミについてです。
基本的にゴミは持ち帰りが必要です。
また、その道の駅によっては、車中泊ができないところもあります。
観光地の無料駐車場
トイレの有無は、その場所にもよりますが、山や海といった比較的景色がいいという場所が多いですね。
目的の観光地であれば、1日を有効に使えます。
ただ、場所によって車中泊できない場合もありますから必ず確認しましょう。
緊急に仮眠をとるという場合などであれは、道路沿いにある「P標識」が設置されているパーキングスペースも使えます。
無料や格安のキャンプ場
高規格のオートキャンプ場ではなくても、海岸や河原などには1000円程度で利用できるキャンプ場も少しですがあります。
また、キャンプ場ではないけど無料でキャンプOKのところも。
キャンピングカーユーザーの「くるま旅クラブ」の会員になると、提携しているオートキャンプ場を格安で利用できたり、提携している旅館やホテルの温泉を利用することで駐車場で泊まれる「湯YOUパーク」というシステムもあります。
このように、車中泊の場所はいろいろあります。
事前に調べて何ヶ所かピックアップしておくことで、快適な車中泊の旅ができそうですね。