昨日夕方、新型肺炎の拡大を防ぐための緊急措置として入国拒否を安倍首相が表明しましたね。
対象は、入国申請をしたときから14日以内に武漢市だけではなく湖北省に滞在歴のある外国人と湖北省発行の中国旅券を持っている人ということです。
それだけ、今回の新型肺炎は猛威をふるっているということですから、国の対応としては妥当なのではないでしょうか。
期間的には、当分の間という表現で限定はしていなかったようです。
入国拒否の効力は、2月1日午前0時に効力が発生するということなので、もう既に適用になっているんですね。
中国への渡航自粛要請
日本政府は、新型肺炎の拡大が止まらない中国に対しての感染症危険情報は、湖北省はレベル3で渡航中止勧告。
湖北省以外の中国全土に対しては、不要不急の渡航の中止を求めるレベル2へと引き上げたそうです。
WHO(世界保健機関)から緊急事態宣言も出されているわけですから、これも妥当な判断なのではないでしょうか。
それに、チャーター機の第3便での帰国者149人のうち25人もが入院という事態になっているとのことに加え、武漢出発の際に中国側検査で経過観察が必要でチャーター機での帰国が叶わなかった人が7人も出たということです。
国内初の武漢市と直接関係ない感染者が確認されました
昨日の厚生労働省の発表に驚いた人も多いのではないでしょうか。
と言うのも、武漢市の人との直接的な接触や滞在歴のない、つまり武漢とは直接関係の無い感染者が見つかったからです。
これは、国内初のケースだそうです。
感染が確認されたのは、千葉県在住の20代の外国人女性バスガイド。
ただ、この女性バスガイドは先日感染が確認された奈良県のバス運転手と同じツアーを担当していたということから、運転手から感染したのではと見られているそうです。
もし、そうであれば3次感染ということになりますよね?
人から人への感染が広がってきているのではないでしょうか。
怖いですね。
これで、国内の感染患者は13人になったそうです。
ただ、無症状の人もいるので、その無症状の感染者も含めると17になるということです。
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ネットに出まわる新型肺炎のデマ!
これだけ拡大し始めている新型肺炎。
しかし、情報が入り乱れているという事実もあります。
そのせいで、とんでもないデマもネットに拡散されるという事態も起きているようです。
青森県の宿泊施設がそのデマ被害を被ったそうです。
インターネット上に、宿泊施設や医療機関を名指ししたうえでデマ情報が書き込まれたそうです。
内容は、
「約100名中10数名発熱で搬送」
「検査結果は出ていないが要注意」
というような内容で書き込まれたそうです。
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それに対して、
「ヤバイ」
「宿泊施設を閉鎖しろ」
といった反応が、次々と投稿されたようです。
しかし、書き込まれた宿泊施設、医療機関ともに、書き込まれたような事実はないと、はっきりと否定。
面白半分での書き込みなのか?
何が目的の書き込みだったのか?
はた迷惑な人騒がせな書き込みは、笑い事で済まない事態を引き起こすこともあります。
そのデマ情報に対して、さまざまな反応があったものの、
「確認したがデマらしい」
「営業妨害につながる」
「簡単に信じて拡散するのはやめよう」
といった冷静なコメントもかなりあったようです。
そのせいもあってか、幸いにも緊迫した状態にはならなかったようです。
ただ、そんなデマ情報が出回るということは、それだけ情報が交差しているということなのでは?
新型肺炎の情報は、これからもっともっと流れるはずです。
そんな中、しっかりと情報を見極める必要があると思うのはアラ還おやじだけでしょうか?