チコちゃんの舌鋒鋭い質問は常に笑いを誘いますが、時に深い教訓をもたらします。
チコちゃんの「なぜ先生をお母さんと呼んでしまうのか」と言う疑問から、文化や言葉の奥深さ、そして私たち自身の捉え方について考えてみましょう。
言葉の細道 なぜ「先生」が「お母さん」と混ざる?東大広瀬教授が語る心的辞書の興味深い謎
先生をお母さんと呼んじゃうのは心の辞書で隣に並んだ言葉だからです。
東京大学の広瀬教授が解き明かします。
私たちが時折「先生」と「お母さん」を混同する心理言語学的なメカニズム。
人の脳は言葉を整理し、使えるように記憶する「心的辞書」を持っています。
言葉を口にする際、この辞書から適切な言葉を引き出しますが、時に間違いが生じることがあります。
共通する特徴と混乱
音が似ていたり、概念的に近い言葉同士が混ざることが多く、その中で「お母さん」と「先生」が共通する特徴を持っていることが原因の一つです。
どちらも
- 頼りになる大人
- 面倒を見てくれる
- 様々な教えを授けてくれる
といった共通点があり、脳が混乱しやすいのです。
国境を越えた現象
興味深いことに、この言葉の混同現象は日本だけでなく、海外でも観察されています。
これは言葉の持つ意味や文化的背景が影響しているとも言われています。
Xでの先生をお母さんと呼んでしまうへの反応
丁度チコちゃんに叱られるを見てなぜ先生とお母さん呼び間違えちゃうの?みたいな疑問だったからタイムリー過ぎてワロタ
— はなてん🐙 (@hanatentako8710) November 24, 2023
チコちゃんに叱られる!で先生をお母さんと呼んでしまったことあるか?という疑問やってるけど。
1度もない。そもそも母親にお母さんと呼ぶときも一瞬躊躇してから呼んでるから。
— 代井桃葉 (@adgadg8840) November 24, 2023
「チコちゃんに叱られる!」を見てるんだけど
小さい子が先生の事を「お母さん」って呼んじゃうのは
全国的な現象だったんだな…— まるく堂 (@marukudobook) November 24, 2023