本ページはプロモーションが含まれています

Twitterまとめ 地方の話題 東京 生活の知恵

ネタドリが特集!トー横と言う名の子どもたちの居場所!

昨日のネタドリでやっていたトー横と呼ばれる子どもたちの居場所をまとめてみました。

家庭や学校に居場所のない子どもたちの唯一の居場所がなくなるかもしれません。

新宿歌舞伎町の路上にあるトー横と呼ばれる場所では、数年前から、虐待やいじめなどを理由に生きづらさを感じている子どもたちが全国から集まり、支え合いながら過ごしています。

いつしか彼らはトー横キッズと呼ばれるようになりましたがトラブルに巻き込まれることも多く、社会問題となってきました。

トー横の目の前に、飲食店やホテル、映画館などが入った複合施設が開業し、トー横の環境は大きく変わることになりました。

今後、こうした子どもたちを支えていくにはどうしたらいいのでしょうか。

ネタドリ 切実 誰にも必要とされていない居場所を求める少女

去年、当時14歳だったゆいさんは、家には帰らず、ほとんどの時間を歌舞伎町で過ごしていました。

幼い頃に両親が離婚しました。

一緒に暮らす母親は外出していることが多く、一人で居る時間が長かったそうです。

学校にも馴染めず不登校になり、自分の居場所はどこにもないと感じていました。

トー横で出会った友人たちとその日暮らしをしてきました。

12月、暖をとるため何度もコンビニに出入りしました。

カラオケ店やネットカフェは、条例により18歳未満は立ち入りできません。

ホテルも親の同意がなければ断られることが多いのがじ実情です。

生活費を得るため、SNSでパパ活を行っていました。

アルバイトをしたくても中学生は原則として働けません。

今年1月、所持金が尽き家に帰っていたゆいさんからネタドリスタッフに連絡がありました。

母親と上手く行かず、話を聞いて欲しいと言う内容でした。

ネタドリ 葛藤 家族は世界一大切それでも家に戻らない訳は

家族を大切に思いながらも、家にいるのが辛いと言う少女もいました。

16歳のあおいさんは、家にはほとんど帰らずパパ活をして暮らしていました。

幼い頃に両親が離婚しました。

母親も父親も大好きだったからこそ、状況が理解できませんでした。

何もできなかった自分を責めてきました。

現在は母親と妹と暮らしています。

一人で生計をたてる母親はあおいさんのために服などを買ってきてくれますが、家計の苦しさを分かっていたあおいさんにとっては辛いことでもありました。

それでもあおいさんは明るく振る舞ってきましたが、次第にその辛さに耐えられなくなりました。

母親と妹は大事な存在ですが、家に帰ると親のことを心配してしまう一方で何もできない自分が辛いため、帰りたくないそうです。

去年のクリスマス、路上で意識が朦朧としていたあおいさんをネタドリスタッフが介抱し、救急車を呼びました。

友人から貰った市販薬を数十錠、一気に服用したそうです。

大量の薬を飲む行為はOD、オーバードーズと言い、死に至る可能性もある危険な行為です。

そうした中でもあおいさんは母親の心配をしていました。

あおいさんは、連絡を受け病院に向かっていた母親と電話で話をしました。

その日は母親と一緒に家に帰ることにしました。

しかし翌日、あおいさんは歌舞伎町に戻っていました。

やはり居場所はここだと感じているそうです。

ネタドリ トー横 歌舞伎町をさまよう子どもたちの居場所をどうするか

取材したネタドリの二階堂はるかディレクターは、

「根底にあるのは愛情。居場所がなければ路上に行くしかない現状もわかった」

などと語りました。

家庭などに居場所がない子どもについて、本来支援にあたるのは児童相談所の仕事です。

家庭状況などを調査するなどした後、家庭に戻るのか、児童養護施設や里親などの元で暮らすのかの調整が行われます。

それが決まるまでの間、子どもが暮らすことになるのは、一時保護所です。

しかし、取材した子どもたちの多くは、

「一時保護所には行きたくない」

と話します。

一時保護には様々な問題があり、国も、

「子どもひとりひとりの状態に合わせた個別的な対応が十分できていない」

などの課題を挙げています。

ネタドリ 課題 支援の入り口である一時保護所の実情とは

10代の時に4回、一時保護所に入所していた女性に話を聞きました。

入所者は時間ごとに行動が決められ、それに従うよう求められました。

また、多くの一時保護所では子どもの安全確保などを理由に通学は認めていません。

自由時間はありましたが、許されていたのは読書やテレビ視聴などで、スマホは使えませんでした。

さらに、女性は、

「私語禁止など理解できないルールもあった」

と話しました。

一方、職員の中にも疑問を感じていた人がいます。

一昨年、児童相談所を退職した飯島章太さんは、

「配属された一時保護所に定員を超える子どもが入所していて、多忙を極め、余裕がなくなっていった」

と話しました。

ネタドリ 模索 支援の入り口が子どもたちがつながるために

児童相談所の元職員の男性は現在、千葉県を相手取って、

「長時間労働でうつ病が再発し、退職を余儀なくされた」

などとして、慰謝料などの支払いを求めて民事訴訟を起こしています。

千葉県側は、

「係争中の案件なので回答は差し控えたい」

とした上で、

「引き続き児童相談所の体制強化や職員の人材育成を図っていく」

などとしています。

日本大学大学院の鈴木秀洋教授は、一時保護所について、

「子供の人数に対する職員の人数の不十分さ」

「事故がないようにと言う意識が強く、規制的、予防的、管理的になりがち」

と指摘しました。

こうした中、全国の一時保護所では環境を整備する動きが始まっています。

新設された埼玉県熊谷市の一時保護所では、少人数のグループで生活し、個室も用意されています。

鈴木教授は、

「専門的知識のある職員が見立てをぶつけ合うチーム作りの大切さや、財政的な裏付けの重要性」

を語りました。

二階堂ディレクターは、

「まず子どもたちの意見を聞く、尊重する、一緒にやってみる。目線を対人と言うふうに向き合っていくことが大事だと思った」

と話しました。

鈴木教授も、

「子どもたちに本気度を示す、裏切らないと言う姿勢を見せることが土台」

とし、工夫の一つとして、歓迎の姿勢を示すことを挙げました。

Twitterでのネタドリが特集したトー横と言う名の子どもたちの居場所への反応

-Twitterまとめ, 地方の話題, 東京, 生活の知恵
-, , , , ,

© 2024 アラ還おやじのコーヒータイム!これっていいんじゃない?