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ネタドリで占いを特集してた

ネタドリで占いを特集していました。

霊感商法は宗教に限らず、占いサイトなどを通じた被害の相談が急増しています。

ネタドリで、占いとの上手なつきあい方を紹介していました。

占いをかたる悪質サイトでトラブル急増しているその手口

占いを悪用したトラブルが今相次いでいます。

占いをうたうインターネットサイトで、高額な支払いを求められたなどの相談が急増しています。

その被害額は平均68万円、1000万円を支払った人もいました。

占いを頼るきっかけで多いのは、コロナの影響による将来への不安や家族の病気などでした。

東京都では去年、占いサイトに関する相談が前年の8倍に増加し、今年もそれに迫るペースとなっています。

相談者の7割以上は女性で、半数が50代以上です。

約150万円を支払ったと言う50代の女性は、自宅の修理で急にお金が必要になったことだったそうです。

広告を見て登録すると占い師を名乗る人物からメッセージが連日届くようになり、金運を上げるためとして謎めいた言葉を何度も送るよう求められましたが、送るにはポイントを購入する必要があり、費用がかさんでいったそうです。

弁護士は、

「同じような手法のサイトが乱立している」

と言い、

「支払いを一度ポイントに置き換えるのも高額を使わせるための手口だ」

と指摘しました。

占いをかたる悪質サイトでのトラブルに巻き込まれないために

ゲストのおのののかさんは、過去に占いにのめり込みすぎた経験があるそうです。

東京都消費生活総合センターによると、霊感・開運商法は特別な能力があるとして不安を煽ったり、成功や開運をうたい不当に高い金銭を要求してくるものとして注意を呼びけ掛けています。

スピリチュアル文化に詳しい岡本さんは、

「多額の金銭を求められる場合は周りの意見を聞いたり、ネット検索で悪評を探してみることも必要」

などとしました。

専門家は、

「スマートフォンを持つ高齢者も増えて占いサイトの広告に触れる機会が増え、怪しいサイトか見分けるのが難しく被害にあうケースもあるのでは」

としています。

占いと上手に付き合いビジネスや観光に活用

占いと上手に付き合う方法を探っていきました。

若者に人気のアパレルショップに置かれた鏡はAIを搭載し、ショッピングの参考になる機能を楽しむことができます。

自分の星座と気になる色からその日の運勢やラッキーカラー、ラッキーアイテムが表示され、新しい買い物体験ができます。

この占い機能を提供した会社では専属の占い師を抱え、テレビやネットなどのコンテンツをプロデュースしています。

法人向けに占いサービスも提供し、去年は問い合わせが前年の1.4倍に増えたそうです。

占いの文化や歴史に詳しい中町さんは、

「現代人は信仰心と占いが切れている状態。自由にアレンジがきくようになり、新しい楽しみという形で占いを受け取る人が増えている」

と話しました。

そうした、信仰とは離れたスピリチュアルな文化を観光に生かそうという動きもあり、欧米で増加している特定の信仰心は無いがスピリチュアルなものに惹かれる人たちをターゲットにした取り組みも行われています。

占いを上手に暮らしに取り入れる

個人のレベルで占いなどを暮らしにうまく取り入れようとする人たちもいます。

手相やタロットを教えるスクールには、学びたいと言う人たちが増えているそうです。

スクールに通っている大島さんは、

「占いにとらわれすぎないことを大切にしている」

と話しました。

岡本さんは、

「ライフスタイルの多様化で選択がストレスになった時に違った角度からアドバイスをくれるスピリチュアルが魅力的に見えるのでは」

と話しました。

さらに、

「安全なものと不健全なものが明確に線引きできない。非現実的な概念や効能を押し付け、それを理由に高額な商品を買わせるものは警戒すべき」

と話しました。

Twitterでのネタドリで特集した占いへの反応

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